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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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多目的最適化

つい最近、「多目的最適化」という言葉・学問領域があることを知りました。

そう言われてみると、
仕事も/私生活も、それぞれのヒトが それぞれ「多目的最適化」を図っているわけで、
「多目的最適化」というのは ものすごく普遍的な「目標」。

自分も、知らず知らずのうちに「多目的最適化」を追求していたんだ!
と気づきました。


「多目的最適化」 言い換えると 「多目的の達成」に失敗するパターンとしては、
・複数あった目的を 1つも達成できない
・複数あった目的のうち達成できたものもあったが、達成できなかった目的が1つ以上ある
の どちらか。

このうち前者は話にならないとして、問題は 後者でしょう。

「複数目的の両立あるいは鼎立」ができない。。。
これが、人々の人生(仕事や私生活)の悩みの大部分を占めているのではないでしょうか?


典型的には、<時間がない>。
<時間がない>ので、「私生活と仕事の両立」をできない。
はやりの言葉を使えば、「ワークライフバランス」をとれない。

あるいは、<お金がない>。
平日に十分お金を稼げていないから、休日に十分お金を使って遊ぶことができない。
これも、「私生活と仕事の両立」という目標を十分達成できてないことを意味するでしょう。

もし余裕時間があれば、その時間に 更に働くことによって お金を得ることができますが、
そんな 更に働くほどの<時間がない>。すると、<お金がない>となりがち。
つまり、【<時間がない>から、<お金がない>】と言っても差し支えないでしょう。


じゃあ、どうすればいいか?

まず時間短縮ではないでしょうか? 時間短縮して 余裕時間を作り、そこで更に働く。
これを地道に繰り返していけば、
<時間がない>&<お金がない>という最悪の状態からは脱することができるでしょう。

そもそも 人間はせいぜい3万日くらいしか生きられませんから、
時間短縮をせっせと行わないと、あっという間に、この世にいられる<時間がない>となる。
ひょっとすると、3万日も生きられないかもしれない。 なら、なおさら<時間がない>。


こう考えて あれこれ工夫していくと、
けっこう時間をひねり出すことができ、浮いた時間を何へ投じるかの選択肢を得られるようになる。

経験的に、そう感じています。
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# by hugoniot | 2016-07-02 15:04 | 科学

「夜船閑話」の白隠禅師

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4240.html のコメント欄より引用

----------------

江戸時代の名僧:白隠禅師は こう説いている。
◆名君や聖主は常に民衆の幸福を第一に考える。それによって国が富む。
◆暗君・凡主は、利己的で自我中心主義で民衆の身の上を考えようとしない。
  それによって 大臣連中も勝手気儘になり権力をほこり、
  人民は生活に疲れ、外敵に侮られ、国は乱れて、ついに滅ぶ、と。


=『夜船閑話』より=

「明君、聖主は、心を専ら 自分以外の一般民衆の上におよぼし、

 暗君や凡主はつねに心を上にほしいままにし、
 利己的で自我中心主義で民衆の身の上を考えようとはしないものである。
 そこで周りの大臣連中も勝手気儘となり、権力をほこり、
 文武百官は恩寵を恃んで少しも万民の窮状をかえりみようとはしないのである。
 かくして、
 人民は生活に疲れ、賢臣良民は口をとざして、市中に隠れてしまい、
 民衆は君主をうらみ、世道人心は君主より離れ、諸侯は反乱を心にいだき、
 外敵の侮りを受けて国は乱れ、永く栄えることはできず、ついに滅びてしまうのである。

 しかし、名君は自分の利益を顧みず、心を専ら民衆全体のためにつかうものであるから、
 大臣もその命に服し、節倹をまもり、文武百官もすべて上にならって節約につとめるので、
 国家の管理と統一は正しくとれ、
 上に立つものは常に民衆の幸福を第一に考え、それをひときわも忘れることはない」
 
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# by hugoniot | 2014-10-23 21:43 | 経済

一緒に目指していきたい目標(案)

・人々の自由度を増す
    (社会的な自由度の拡大、
     技術者の自由の総和を増大する、技術者が創造性豊かな仕事に従事できる時間を増やす)
  http://kqerg.jimdo.com/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E7%B4%B9%E4%BB%8B/2008/
 1人1人の時間を大切にする人間尊重、そのための無駄減らし
  http://books.google.co.jp/books?id=_I9yBAAAQBAJ&pg=PT113&lpg=PT113&dq=%E3%83%A0%E3%83%80%E3%80%81%E4%BA%BA%E9%96%93%E5%B0%8A%E9%87%8D&source=bl&ots=ENih2eVyJC&sig=nfs3ChFcwWlC2K-aV8BZ9VIoDI4&hl=ja&sa=X&ei=c0k9VMn3CJL68QWV8ILgAw&ved=0CDUQ6AEwAw#v=onepage&q=%E3%83%A0%E3%83%80%E3%80%81%E4%BA%BA%E9%96%93%E5%B0%8A%E9%87%8D&f=false

・世の中の実質賃金を上げる
  http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11938828802.html
  http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11938318535.html

・資産の喪失を防ぐ
   例.天災や人災により 実物資産(家屋、乗物等)が破損するのを防ぐ


実質賃金が上がり、資産の喪失を防ぎ、自由時間が増えれば(自由度が増せば)、
とりあえず文句なし。

この1点で 多くの人が 一致団結 協力できるのでは?
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# by hugoniot | 2014-10-15 01:12 | 経済

「物価が下がるよりも賃金が下がる」か、「物価が上がる割に賃金が上がらない」か、のどちらかの日本

2013年12月に参議院が出したレポートのp.129 図表5 「実質賃金指数の推移」によると、
 http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2013pdf/20131202124.pdf
平成9年(1997年)頃から 平成24年(2012年)にかけて 実質賃金が下がっている。
この期間は 基本的にデフレ(物価下落)だったので、
実質賃金の下落=「物価が下がる以上に 賃金が下がっている」ことを意味する。

同じ参議院レポートによると、
政府の「経済の好循環実現に向けた政労使会議(第1回)」の内閣府提出資料も、同様に、
諸外国は「名目賃金上昇率が物価上昇率と同水準または上回る傾向(リーマンショック後も同様)」
である一方、
日本は「名目賃金の下落率が消費者物価の下落率より大きく」なっている、と述べている。


では、安倍首相が2度目の総理大臣に就任した 平成24年(2012年)12月以降はどうか?

厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、
安倍首相就任から半年くらいまでは 実質賃金が前年比で上昇したが、
それ以降は 再び実質賃金が下落に転じている。
 http://www.nli-research.co.jp/report/focus/2014/focus140617.pdf p.2 図表3

直近、実質賃金は
平成25年(2013年)6月から 平成26年(2014年)7月まで13ヶ月間連続で下落、とのこと。
 http://news.mynavi.jp/news/2014/09/02/194/
この期間は インフレ(物価上昇)だったので、
実質賃金の下落=「物価が上がっている割に 賃金が上がっていない」ことを意味する。


つまり、平成9年(1997年)頃から17年間、基本的に
「物価が下がるよりも賃金が下がる」か、「物価が上がる割に賃金が上がらない」か、のどちらか。

賃金で買える物が減り続けている、ということ。
そりゃあ、娯楽を削り、教育費も切り詰め、将来不安から少子化になるのは当たり前。


じゃあ、どうすればいいか??
一緒に考えましょう。
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# by hugoniot | 2014-09-05 06:47 | 経済

制約条件理論TOC と 発明問題解決理論TRIZ を融合した システム改善理論

1.システムとは

  ☆どんな商品(モノ・サービス)もシステムで、どんな組織もシステム。
    システムは、
     ”外部からの入力に→何らかの活動を施し→外部へ出力する。”
    という仕組み。
      ・・・問題が起きるのは、
        システムの出力が システムの『目的』と合致していない場合。

  ☆どんなシステムにも 『目的』 目的達成の為の「必要条件」がある。
    「必要条件」は複数あり、1つでも欠けたら『目的』を達成できない。
   その「必要条件」も、それを達成する為の「必要条件」がある……
   という入れ子関係の階層構造が しばらく続く。
      ・・・このことを 【目的ピラミッド_and型】と呼ぼう。


2.『目的』を達成できないのは なぜか?

  ★現状が『目的』を達成できてないのは、何か『制約条件』があるから。

  ★しばらく【目的ピラミッド_and型】の階層を下がっていくと、
    「必要条件」を達成する為の「十分条件」が複数ある という段階になる。
     →採用する「十分条件」によっては、他の「必要条件」と『対立』を起こし、
       それがシステムの『目的』達成を妨げる『制約条件』になってしまうので、
       「十分条件」の選択肢は多ければ多いほど良い


3.どうすれば 『目的』を達成できるか?

 ①目的-手段系の改善手段アイデア出し

  ☆『目的』を達成する為の「必要条件」を達成する為の「十分条件」を
   極力 数多く(意気込みとしては漏れなく)挙げるためには、
   【目的ピラミッド】の各階層間の
   論理(結果・目的原因・手段)の飛びを 極力減らす事が必要不可欠。
      ・・・これが【TOC対立解消図】のエッセンス。
   更に、「十分条件」を挙げる際 MECEを心掛ける事も必要不可欠。

 ②原因-結果系の改善手段アイデア出し

  ☆原因不明な現象・結果がある場合、
    原因を 因果関係の飛びなく把握しようと心掛けることが必要。
      ・・・【物語図化法】の現状把握プロセスのエッセンス。
   因果関係の飛び部分を発見できると、
   その部分に対応した 新たなシステム改善手段を発見できるから。

  ☆ある不具合原因が発見された場合、
   採りうる対策手段は
    (1)原因をなくす (2)原因に対するシステム耐性を上げる (3)結果を打消す
   の3種類に限られる。
 
 
 
 
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# by hugoniot | 2013-05-19 21:36 | 仕事

問題解決・仕事のコツ

エリヤフ・ゴールドラット博士の考え方がまとめられた本
『何が、会社の目的を妨げるのか』のp.296~p.297に、

「なぜ?」を繰り返すと、ものごとはどんどん複雑になっていく……
 そう直感的に、人は思うんだよ。

しかし、ニュートンが言っているのは、その反対だ。
 ものごとは収束していくと言うんだ。
 深く掘り下げれば掘り下げるほど、共通の原因が現れてくる。
 十分深く掘り下げると、
 根底にはすべてに共通した少数の原因、根本的な原因しか存在していない
 原因と結果の関係を通して、
 これらの根本的な原因がシステム全体を支配しているというんだ。
 つまり「どうして」「なぜ」を繰り返すことは、
 ものごとを複雑にするどころか、逆にすばらしくシンプルにしてくれると
 彼は言っているんだよ。

 この自然界の事象はすべて収束する……
 その直感と確認がニュートンにはあったんだ。
  彼が研究していた分野だけじゃない。
  自然界のあらゆる分野もそうだという直感と確信が、彼にはあったんだ。
 いいかい、現実というものは、
 すばらしいまでのシンプルさの上に成り立っているんだよ

という記載がありました。



私も 同感です。
技術システムでも/社会システムでも、あらゆるシステムで同じだと思います。

・技術システムでは 原子・光の行動原理
・社会システムでは ヒトの行動原理
があり、
行動原理に基づく 根本原因が
因果関係を通じて 当該システムの全体を支配しています。

そして、
システム内のある時/ある場所で 『対立』する要求があると、
 (『○○の為に△△したい vs □□の為には△△したくない』 )
それが問題視される
のだ、といえましょう。


『対立』を解消するには、
正しくない思い込みを外したり/認識の飛び部分を埋めれば良く、


 誤った仮定・前提を見つけて、修正する。
    【TOC思考プロセスの対立解消図】

 手段の要求機能を再考して、手段と上位目的との間の飛びを埋める。
    【手段→目的への遡り・帰納系:
         機能系統図 = 水平思考展開図】
    【目的→手段への展開・演繹系:
         目的ピラミッド_and/or型 = 課題-解決手段系統図】

 最終結果の直前現象[原因]を調査・想像し、
   初期状態との間の時間の飛び・因果関係の飛びを埋める。
    【時間巻戻し系の因果連鎖分析:
          なぜなぜ分析を実用化した、
          KI法、TOC思考プロセスの現状問題構造ツリー】
    【時間順送り系の因果連鎖分析:
         ・クラシカルTRIZの物質-場分析→発明標準解を実用化した、
         古謝秀明さん_物語図化法→I-TRIZ不具合解決オペレーター
         ・KT法のIs/Is not分析を実用化した、
              鈴木俊介さん_あり/なし分析】

を行えば良い、と私は考えています。
経験的に(恐らく原理的に)、どれかが当たります。



なお、『対立』をうんぬんするまでもなく、
現行システムにおいて
 ④モノや情報の流れ、いわゆるワークフローを 速くスムーズにする。
    【ドラム-バッファ-ロープ理論に基づく
        TOCの“継続的改善の5ステップ”】
 ⑤現行システムを まず速やかにロバスト[ノイズに強い]条件にする。
    【オフライン品質工学の2段階設計】
を行うだけで
当座OK、という問題が多数あります。



以上を踏まえた、
<現実的&着実な改善手順>は 次のとおりです。

 1.まず、現行システムで、
   新たに1円もお金をかけずに済む改善を 速やかに実行する。
        ↓
 2.現行システムに少しコスト・改変をかけるだけで 大効果が得られる、
   いわゆるO/I比が高い改善策から順に実行する。
        ↓
 3.現行システム改善と次世代システム導入の
   O/I比を天秤にかけて選択、実行する。



問題解決に関する基本認識①~⑤を持った上で
<現実的&着実な改善手順1.~3.>を行えば、
経験的に(恐らく原理的に) うまくいくこと間違いありません。

-----------

実業界で磨かれてきた 既存の『全体最適化理論(TOCとTPS)』と、
自然科学やロジカルシンキングやTRIZで磨かれてきた
『“目的-手段連鎖“と”原因-結果連鎖“に基づく 一般問題解決理論』を、
だいたい統合できた、と 感じています。


最後の<現実的&着実な改善手順>は 私の父が編み出しました。
   ……倒産寸前の会社だと、こう改善するしかありません。
      お金をかけずにできる改善でないと、資金繰りがもちません。
   ……でも 実は、倒産寸前の会社でなくても
      お金をかけずにできる改善をしない手はないでしょう。
      そういう改善は、
      Output[売上増or/andムダ支出減]があり Input[支出]がゼロの
      O/I比[効率]が最高の改善だからです。

ちなみに、
古謝秀明さんのET-S成功事例は、
 http://profile.ameba.jp/gijutsu-mieruka/
<現実的&着実な改善手順>中の2.の最高峰に当たります。
    ……1.→2.→3.→1.→という改善サイクルを高速で回せる。
       それを可能にしたのが「物語図化法」です。
    ……2.現行システムを速く革新するには
       時間順送り系_因果連鎖分析の「物語図化法」が必須です。
        (*時間巻戻し系_因果連鎖分析の なぜなぜやKI法 だけでは、
         「物語図化法」も用いるより 2.現行システム改良が遅くなります。
         *Is/Is not(あり/なし)分析は
          結果に○/×の差がある時にだけ有効な原因分析法なので、
          「常に現状結果×」という開発課題の分析には 合いません。)


1.倒産を防ぎ→2.速く技術革新し→3.速く次世代方式を編み出せれば、
その企業は怖いものなし。

要は、問題解決・仕事は
 1.流れの同期、スムーズ化、平準化
    (作りすぎ・加工しすぎのムダ防止 & 欠品・ムダな手空き防止)
 2.原因-結果連鎖間の飛び減
 3.目的-手段連鎖間の飛び減
をすればいいだけなので、
誰でも/どの企業でも 考え方を知ればデキるはずだと思います。


1.は 「トヨタ式工数低減法」の大野耐一さん と 「TOC」のエリヤフ・ゴールドラット博士
2.は 「物語図化法」の古謝秀明さん と 「あり/なし分析」の鈴木俊介さん
3.は 「水平思考展開図」の畑村洋太郎さん と 「課題-解決手段系統図」の鶴見隆さん
が道を切り開き、
誰でも 今までより 速く&苦労少なく&楽しく 問題解決できるように なりつつあります。

偉大な方々だと思います。
 
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# by hugoniot | 2013-05-18 22:27 | 仕事

いい仕事をするのに必要な 「目的-手段系統図=機能系統図=思考展開図 の 階層間の飛び減」の感覚

①What(何をやるか・達成したいか、何が欲しいか) と How(どうやるか)
   http://www.shinryo.com/special/contents04_2.html

②本質(機能=有益機能[目的]+有害機能) と カタチ(手段=有形のモノ+無形のコト)
   http://www.kamuna.jp/ve/message.php
は 同じことを指している。



①を考える時は、
目的-手段の入れ子関係である 目的-手段系統図を ”書きながら”考えるべき。
   http://fk-plaza.jp/Solution/solu_nqc7_3.htm 
②を考える時は、
機能-手段の入れ子関係である      機能系統図を ”書きながら”考えるべき。
   http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/functionaldiagram.html

 

「目的-手段系統図 と 機能系統図 が 同じだ」という認識が重要。
   http://www.memodas.jp/?p=83
   http://www.cam.hi-ho.ne.jp/vpm_y-sato/essay018.htm
   http://blog.tori-log.net/stonewell/archives/225/


「目的-手段系統図=機能系統図=(水平)思考展開図の
 ”階層間の飛び”部分を発見できた時、新手段アイデアが発明される」という認識が重要。
   http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2011Papers/MiharaTRIZSymp2010/J21jP-Mihara-100808.pdf


これが苦手だと どうなるか?
「手段の自己目的化」を起こし、「部分最適、全体不適(最悪)」になる。
   http://www.cam.hi-ho.ne.jp/vpm_y-sato/essay003.htm
目的-手段系統図=機能系統図=思考展開図を
広く睨めて全体最適の判断をできる人が、それぞれの組織のトップになるべきで、
それができない人は トップ(マネージャー)には不適任者である。


部分最適が全体最適になるのは、全体が 部分の単純な足し合わせになっている時だけ。
そうなっているか/いないかを判断するために、、
全体と部分の関係=体系 を把握(見える化)することが まず必要。
   http://blog.so-net.ne.jp/soumon_kaden/2012-10-08
 
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# by hugoniot | 2013-01-13 04:50 | 仕事

問題解決のキーワード②は『〇〇の流れ(ストーリー)』。仮説・推定メカ・脈絡・ビジネスモデル=ストーリー

>人間は文脈で考えます。
>認知心理学の分野でも「文脈」の重要性が言われています。
>
>成功哲学で繰り返し言われることも「ストーリーの重要性」です。


創造学・失敗学の畑村洋太郎先生は
『思考展開図』を含む 創造設計原理に関する著書の中で、
繰り返し「脈絡をつける」べきと 仰っている。
これは 風桶、仮説、ストーリー、文脈に相当するものである。

・なんとか脈絡のついたストーリー仮説(風桶のようにメチャクチャでもいいから)を
 まず 立ててみることが重要。
    ↓
・それが 物理的に妥当な因果関係ストーリー仮説)になってるか考える・検証する。
    ↓
・より良い 別ストーリー因果関係、目的を実現しうる代替手段)を考えてみる。
    ↓
・それが物理的に妥当な因果関係になってるか考える・検証する。
    ↓
と繰り返すことが、
現象のメカニズム[因果関係]解明~問題解決に繋がる。


小川紘一先生が、先日
 「アップルは成功するまでに 7回ビジネスモデルを変えた」
と仰っていたが、
これは
 「アップルは、商品が売れて利益回収できるストーリーを 7回改良した。」
という意味である。

「成功するまで、成功ストーリーを書き換え改良する」というのが、
アップルの成功哲学だと言えよう。


日頃 故障対策する時に
メカ推定[仮説立案]→仮説検証実験→推定メカ修正[仮説改良]→仮説検証実験・・・
故障発生ストーリー=推定メカ を繰り返し改良する。

TRIZの究極の理想解・Particles法(理想モデル法)は、
「成功ストーリーを考えること」と言って良い。
  ・・・ 一発で決まらず、
     理想イメージ[ストーリー]は 繰り返し繰り返し考えて 改良するものですね。
     TRIZ専門家たちは、みんな無意識にやってます。

故障の発生メカニズム=失敗ストーリー
故障の防止メカニズム=成功ストーリー である。


以上を踏まえ、
「ストーリーを考えることが超重要」と断言していい。

-------------------------------------------------

①【原子・光子の”流れ”】【エネルギーの”流れ”】をスムーズにする
   ・体系的発明思考法
      (TRIZ・TOC思考プロセス・ブレイクスルー思考法・思考展開図・VE・FA)
   ・品質工学
      (ノイズに使われるエネルギーを減)

②【モノと情報の”流れ”】をスムーズにして
 ”短納期”と”欠品減による売り逃がし減”と”在庫減”を両立する、
   ・TOCの「ドラム-バッファ-ロープ[DBR]」、トヨタ自動車の「ジャストインタイム[JIT]」
   ・DBRを物流全体へ拡張した「サプライチェーンマネジメント[SCM]」
        ・・・ 実はアップルの強みは 物流にもある、という説あり。
           DELLやセブンイレブンの強さ、トヨタの強さの一端も ここにある。

③【タスク[モノ・情報と その加工に必要な物的・人的資源]の”流れ”】をスムーズにして
 プロジェクトの遅延を防止するために、②のDBRを応用した
   ・TOCの「クリティカルチェーンプロジェクトマネジメント[CCPM]」

を自由自在に使いこなせれば、
芸術系を除く 現代の一般産業分野では 向かうところ敵なしであろう。


いずれも、
 『【”流れ”】に注目し、【”流れ”】を制御・コントロールする』
ことを目指す考え方である。

  
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# by hugoniot | 2012-03-05 00:19 | 知的財産

問題解決のキーワード①は『体系[システム]化』。「上位概念[目的]に遡り、下位概念へ分岐する」のがコツ

USIT(統合的構造化発明思考法)は いかにも勿体ないネーミングだ、と
かなり前から感じている。

USITの前身は SIT(体系的発明思考法)なのだが、
USITを開発したE.シカフスさん自身が 問題解決について抱いているイメージは、
本当は SITそのもの(体系的発明思考法)なのではないか??
 ・・・ 「Generification(総称化・抽象化・一般化・上位概念化)
     を非常に重視し、
     ”手段[課題解決策]/問題として取り上げるシステム範囲
      /問題定義文/あらゆる情報/オブジェクト/属性/機能”
     の全般に渡って 「Generificationすべき」だ、と E.シカフスさんは仰っている。
       http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlectures/USITSol0209/Generification020910.html#4.%20%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E7%B7%8F%E7%A7%B0%E5%8C%96%20%20(%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E8%9E%8D%E3%81%8B%E3%81%99%E5%95%8F%E9%A1%8C)

E.シカフスさんの「Generificationすべき」は、
・鈴木俊介さんの「抽象のハシゴを登る」脳トレ、
・畑村洋太郎さんの「上位概念[目的・要求機能]に遡って、(下位概念に)分岐せよ
  (三原祐治さんがTRIZシンポ2010で発表なさった
   「矛盾解消するには 手段の要求機能を考えよ」)
にピッタリ相当する。

・ブレイクスルー思考法や粕谷さんの「目的展開の原則」や
・等価変換理論の「本質εを見つけてください、そうすれば あちこちにヒントがあるはず。」や
・中川先生の「6箱方式」も、
「上位概念[目的・要求機能]に遡って、(下位概念に)分岐せよ」「Generification」
に含まれる。

上位概念[目的要求機能根本原因]に遡って、下位概念へ降りる」
という作業を繰り返せば、

できあがる 『目的-手段の入れ子ツリー(目的-手段系統図)』
体系図(全体システムを表した図、商品~技術体系図)』と呼びたくなるものになる。


・ダレル・マンさんのTRIZに関する ある本の名前は 「体系的[Systematic]技術革新」である。
・I-TRIZの第1手順は 「システム[System]アプローチ」である。
・中川先生の TRIZのエッセンス 50語による表現は、
 その冒頭が「問題をシステムとして理解し・・・」である。
・経営学者P.ドラッカーは「イノベーションとは、未知なるものの体系」と言っている。

こう並べてみると、
体系的[システマチック] 思考」が 技術革新・発明を生む思考法であり、
考えた結果を書き表したものが 『目的-手段体系図』であると言い切って良いと思う。
  ・・・ このイメージを SIT(体系的発明思考法)がズバリ 表現しかかっていたのに、
      USITは 手法ネーミング面で退化してしまったと思う。
       (もちろん、手順面では SITよりアイデア網羅性が高くて 良いと思うが。)

*手順面では SIT改良版のUSITを更に改良し(省ける所は省き、充実すべき所は充実する)、
*手法ネーミング面では SITから退化したUSITを せめてSITレベルまで回復させる。
というのが
ポストUSIT に必要不可欠なことだと 思う。

 
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# by hugoniot | 2012-03-04 23:56 | 知的財産

網羅的アイデア出しと、物語図化法の時間サブプロセス分解/目的-手段体系ツリー表/素材マトリクス表の関係

<物語図化法の時間サブプロセス分解が必要な理由>

「商品を売って 利益を得る」
という最上位目的を達成するためには、
     ↓
「お客様の”要求機能”の最有力実現手段を独占実施する」
という手段の実現[上位目的の達成]が十分条件であり、
     ↓
そのためには、
「お客様の”要求機能”の最有力実現手段を 常に他者より先に挙げ続ける」

という手段の実現[中位目的の達成]が ほぼ必要条件であり、
     ↓
そのためには、
「お客様の”要求機能”の有力実現手段案を 常に他者より先に挙げ尽くす」

という手段の実現[下位目的の達成]が十分条件であり、
     ↓
そのためには、
「いつ[どのタイミングで]/どこで[どの場所で]
 何をするか[どんな機能のどんな発現手段を配置するか]を挙げ尽くす」

という手段の実現が必要条件であり、
     ↓
そのためには、
「いつ[どのタイミングで]/どこで[どの場所で]
 何をするか[どんな機能のどんな発現手段を配置するか]の案を1つ以上挙げる」
という手段の実現が必要条件であり、
     ↓
そのためには、
「いつ[どのタイミングで]/どこで[どの場所で]
 何が起きているか[何の機能が発現してるか]を知る」
こと
が十分条件であり、
     ↓
そのためには、
「時間[タイミング]/空間[場所]を細かく区切った現状の理解」
が必要条件であり、
     ↓
そのためには、
「時間[タイミング]/空間[場所]を細かく区切った現状の図解」
が十分条件である。

------------------

<網羅的アイデア出しを試みた結果を書き表したのが 『目的-手段体系ツリー表』>

「お客様の”要求機能”の有力実現手段案を挙げ尽くす」ことを目指して
手段案を書き上げた結果は、『目的-手段体系ツリー表』になる
はずである。

------------------

<「マトリクス表」は 『目的-手段体系ツリー表』に包含される>

「素材マトリクス表」は、『目的-手段体系ツリー表』の形に書き表すことができる。

 
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# by hugoniot | 2012-03-04 23:11 | 知的財産

問題解決で 「現象の紙芝居」「現象のスローモーション図解」=「〇〇の気持ちになって考える」が重要な理由

・ある商品で 社品に負けず 売上を挙げるためには、
 お客さんの必要機能[の種類とレベル]を 業界最安値で満たす手段を 独占実施できれば良い。
   (お客さんが支払う気がある金額≧製造コスト であることが必要だが、当然なので 以下割愛。)
     ↓
 そのためには、他者より先に
 『必要機能を満たしうる手段を挙げつくし』て その中から 非公知の最安値手段を選定し、
 その最安値手段(と できれば次に安い手段、その次に安い手段・・・)を
 出願権利化するか/秘匿しきることが できれば良い。
     ↓
 『必要機能を満たす手段を挙げつくす』ことができれば良い、とは
 「いつ[どの場面で]/どこへ[どの場所へ] 必要機能の実現手段を配置するか」
 の あり得るパターンを挙げつくすことができれば良い、ということ。
     ↓
 そのためには、
 「いつ[どの場面で]/どこに[どの場所に]、どんな機能が必要か」
 自覚・把握・発案する必要がある。
     ↓
 そのためには、
 現状  いつ[どの場面で]/どこで[どの場所で]
       何が起きているか[何から何へ力が加わって どんな機能が発現しているか?
                            システム内に どんな構成要素があるか?]」

 を把握できればよい
         (※現状を把握していなくても、理想的に考えて
            「いつ[どの場面で]/どこに[どの場所に] どんな機能が必要か」
            を自覚・把握・発案できれば良い。
              【USIT 理想モデル法・Particles法】【TRIZ 究極の理想解】)
     ↓
 そのためには、
 「いつ[どの場面で]/どこで[どの場所で] 何が起きているかを (頭の中で)図解する」
 ことが必要。
  (頭の中に描けていれば、紙や電子メモに描くことができるはず。
   逆に、紙や電子メモへ描くことができなければ 頭の中に描けていない、と強く推定できる。)
     ↓
 そのためには、
 時間[場面]/空間[場所]を細かく区切った 現象の図解が必要。
       http://ameblo.jp/gijutsu-mieruka/day-20110302.html
   (「現象の紙芝居」「現象のスローモーション図解」が必要、と言っても良い。
    〇〇[相手、対象物、分子・原子・光] の気持ちになって考えると言い換えても良い。
       http://ameblo.jp/gijutsu-mieruka/archive-201102.html
       http://www.ideation.jp/blog/2010/07/post_3.html
       http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2007Papers/NakaMachineDesign-USIT07/NakaMD-USIT-2Example.htm#Hochkiss
       http://www.ads-network.co.jp/seinou-kiso/bouhan-02.htm
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# by hugoniot | 2012-03-01 05:34 | 知的財産

①手段の”目的”・”機能” と、②物事の”原因” を考えるのが 問題解決のコツ

”目的”     ← 達成手段
             →
   欲しい”機能” ← 実現手段
             →

 ②欲しい 結果    ← 起こす”原因”
    嫌な 結果   ← 起こす”原因”



 ①手段の”目的”・”機能” 又は/および ② 物事の”原因” を考えることが、
 物事をコントロールして所望の結果を得る(=問題解決手段を編み出すコツ』

だと思う。



この『コツ』の表現は、
 ・目的展開
 ・FA(ファンクショナルアプローチ)、VE(バリューエンジニアリング)
 ・上位概念化、抽象化、帰納
 ・なぜなぜ分析 (現象の時間/空間サブプロセス分解、
            すなわち 現象が いつ/どこで どういう順番に起きているかを把握すること)
の要点を
ちゃんと 含んでいると思う。

また、日本におけるTRIZ普及第一人者である 中川徹先生の
「TRIZのエッセンス 50語の表現」の
 ・「問題を”システム”として理解し、」 は 『コツの①』+『コツの②』 部分
 ・「最初に”理想解”をイメージし、」  も 『コツの①』+『コツの②前半』 部分
 ・「”矛盾”を解消する」         は 『コツの②』+『コツの①』 部分
に対応し、
 ・「最小限の”リソース”で、」      は 『コツの①』+『コツの②』を徹底して
                           課題解決手段を挙げ尽くし、
                           その中から 最も安価な手段を選択する、
に対応すると思う。


そして、この『コツ』は
目的-手段系統図(=機能系統図、課題-解決手段系統図、思考展開図)
枝葉の充実のさせ方(=網羅的・MECEな 課題解決手段アイデア出し)の
『コツ』
と言ってよい。

これは 戦略的特許出願・知財活動の『コツ』であり、
昨今 流行りの 「オープン/クローズを使い分ける戦略的技術経営」の『コツ』である。

  
 
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# by hugoniot | 2012-02-17 10:46 | 知的財産

論理(因果関係)が飛ぶと、アイデアが漏れる

『目的-手段系統図』
 http://fk-plaza.jp/Solution/solu_nqc7_3.htm
『機能系統図』
 http://www.cam.hi-ho.ne.jp/vpm_y-sato/essay018.htm
『思考展開図』
 http://green.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2011Papers/MiharaTRIZSymp2010/J21jP-Mihara-100808.pdf
『課題-解決手段系統図』
 http://cipo.jp/raytec/column/20071011.html 【図14】
 http://sdb-ri.com/data/lecture/2011.04.20.pdf p.41~43
は いずれも”同じもの”を指している。


まずは、
 『最上位目的 (欲しい有益機能の抽象的・感覚的表現)
   →上位目的 (最上位目的の実現手段で、欲しい有益機能の具体的・物理的表現)
   → 中位目的 (上位目的の実現手段で、欲しい有益機能の実現手段コンセプト)
   → 下位目的 (中位目的の実現手段で、欲しい有益機能の具体的実現手段)
   → 下位目的の実現手段 (有益機能の具体的実現手段が直面する有害機能a を低減したい)
   → その実現手段 (有害機能aの解決手段コンセプト;
                 ①有害原因をなくす・減らす、遮断・隔離する
                 ②有害作用に対するシステム耐性↑
                 ③有害作用を打ち消す)
   → その実現手段 (有害機能aの具体的解決手段)
   → その実現手段 (有害機能aの具体的解決手段が直面する有害機能b を低減したい)
   → その実現手段 (有害機能bの解決手段コンセプト; ①原因↓②耐性↑③打ち消し)
   → その実現手段 (有害機能bの具体的解決手段)
   → ・・・・・・』
という具合に、
手持ち情報の範囲内で良いので
情報を 『目的・課題-手段軸で 階層化(ブレークダウン・演繹・シソーラス化)』するのが
問題解決の第1ステップ。
 http://sdb-ri.com/data/lecture/2011.04.20.pdf p.41~43



そして、
「見えている階層間に 未知の階層を発見」できたら
  = 「論理(因果関係)の飛びを発見」できたら

漏れていたアイデアを発見できる = 発明できるので、
 http://green.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2011Papers/MiharaTRIZSymp2010/J21jP-Mihara-100808.pdf
第1ステップで作った 『目的・課題・機能-手段 系統図』を
 「右側(具体;手段)から左側(抽象;目的[用途]・機能・不具合発生原因)へ遡る」
= 「抽象のハシゴを登る」 のが 問題解決の第2ステップ。

--------------------

「見えている階層間に 未知の階層を発見」できるパターンとして、
いま 自分が認識しているのは 次の4つ。
 ① 手段の ”目的”を考える。
 ② 物事(手段)の ”機能”を考える。
 ③ 現象の ”原因”を考える。
 ④ 物事の ”共通点”を見つける。

これら①~④は
『抽象化・上位概念化・帰納・シソーラス化・グルーピング』 と呼ばれる思考である。
 http://kuwatriz.exblog.jp/17355546/

誰でも 多かれ少なかれ 自然に・無意識には行っている思考だが、
常日頃から意識して この思考を行う方が、問題解決アイデア出しの質・速度が向上する。

--------------------


「抽象のハシゴを登る」 ことさえできれば、
 ・登った先の概念=抜けていたことに気づいた概念
および、おのずと
 ・抜けていたことに気づいた概念の 下位概念
   (具体的手段、その直面する有害機能、その解決手段)
が 新たに見つかる。
      ・・・・・ これが 発明、問題解決、仕事、進歩。
          問題解決の第3ステップである。
            (第1ステップ・第2ステップを踏まずして
             第3ステップに到達することは、極めて困難。 ほぼ無理ではないか?)


以上の第1~第3ステップの感覚を、
有名な経営学者 P.ドラッカー博士は『イノベーションとは、未知なるものの体系化』 と名付けた。
 http://homepage3.nifty.com/kaku-chan/viewpoint/no_002.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/kashiwazaki_management/15535141.html
 http://takeshin1110.blog.fc2.com/blog-entry-27.html


なお、問題解決は 第3ステップで一旦区切りがつくが、そこで終わりではない。
新たな課題(ニーズ; ・別の種類の有益機能も欲しい、既存有益機能のレベルを上げたい、
              ・今まで気にしてなかった有害機能を減らしたい、
              ・コストを下げつつ、
              既存の有益機能レベルを下げず&有害機能レベルを上げたくない)
を設定し、
また第1~第3ステップを繰り返す。

このことを 父が、
『カイゼンに 終わりはない。』 と言っている。

 
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# by hugoniot | 2012-02-05 22:58 | 知的財産

問題解決(仕事・技術開発・製造得率アップ・効率アップ)の達人

・創造設計原理(『思考展開図』)の 畑村 洋太郎さん、濱口 哲也さん、加藤 卓士さん
  http://www.juse-p.co.jp/cgi-bin/html.pl5?i=ISBN978-4-8171-9327-8

・『課題-解決手段系統図』の 鶴見 隆さん
  http://sdb-ri.com/data/lecture/2011.04.20.pdf
  http://cipo.jp/raytec/column/20071011.html
 『課題-解決手段系統図』の 楠浦 崇央 さん
  http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_12010.html
  http://www.seminars.jp/user/seminar_d.php?sCD=53210

・脳トレエクササイズ 「ユニークブレインラボ」、「あり/なし分析」の 鈴木 俊介さん
  http://keieigihou.jimdo.com/思考技術-創造性/創造性-発想力強化のためのエクササイズ/
  http://keieigihou.jimdo.com/思考技術-問題解決/超問題解決技法/

・「時間/空間サブプロセス分解・図解→機能レベル変化分析」の 古謝 秀明さん
  http://ameblo.jp/gijutsu-mieruka/theme-10047033029.html

---------------

・ファンクショナルアプローチFA(バリューエンジニアリングVE)の 横田 尚哉さん
  http://www.kamuna.jp/ve/ve_fa.php

・ブレイクスルー思考法
  http://www2.ueda.ne.jp/~s-syslab/sub2.htm

・USITの 三原 祐治さん
  http://green.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2011Papers/MiharaTRIZSymp2010/J21jP-Mihara-100808.pdf
  http://www.triz-usit.com/introduction-to-usit.html

・I-TRIZの 長谷川 公彦さん、上村 輝之さん
  http://www.ideation.jp/menu06/i-triz_2/
  http://www.ideation.jp/blog/2011/05/triziwb.html
  http://www.ideation.jp/blog/2011/09/post_44.html

・ロジカルシンキングの 石坂 英男さん
  http://ltkensyu.com/logicalthinking3.html#link3
  http://ltkensyu.com/logicalthinking4.html

・制約条件理論TOC 思考プロセス(現状問題構造ツリー→対立解消図)の飯塚 昇さん
  http://ik-consul.jpn.org/archives/1837
  http://ik-consul.jpn.org/archives/1779

 
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# by hugoniot | 2012-01-17 21:10 | 仕事

思考を整理するためのツールとしての「言葉」 ~>同僚とのやりとり~

>考えるためのツール(言葉)を自分のなかで整備しないうちから
>仮説→検証なんて出来るはずがない
>ただ、超進学校に行くくらいの頭脳を持っていれば
>そこは気にする必要ないかもしれませんね。

超進学校でも、
現象の因果関係に関する”仮説立案→検証”は教えたとしても
”問題発見・課題設定”というのも含めた”仮説立案→検証”は
教えてないんじゃないかな?

問題発見能力と 仮説立案能力は かなり近いような気がします。
「現状が当たり前」 「空は青いのが当たり前」 と思っちゃったらアウト。


>考える、ということに真面目に取り組み始めてから
>「思考整理を目的とした、ツールとしての言葉」について
>目を向けることが多くなりました。
>感覚的に言えば「言葉を割って肌理を細かくする」ということになる。

文系だね~。 哲学者。

哲学って 「考えることに関する学問」だっていうのを
何年か10年くらいか前に 初めて知りました。

いま 哲学が熱くなりつつあると思ってます。
「イノベーション(矛盾のブレークスルー)
     =未知なるものの体系化=弁証法」っぽいからね。

㈱経営技法の鈴木俊介さんも ツールとしての言葉に注目してるし、
TRIZを簡潔な一貫手順にしようとした USITの提唱者シカフスさんも、
言葉を操りながら 問題解決アイデア出しをすることに注目してます。
 http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlectures/USITSol0209/Generification020910.html

シカフスさんは、
 『目的・課題軸で 抽象と具体の間を行き来するとアイデアが出る。
  (樹形図で 左へ行ったり/右へ戻ったりすると アイデアが出る)』
ということをハッキリ自覚していて、
言葉の抽象度を 意識的に変えることを推奨しているわけです。

これは
 ・『思考展開図』の 畑村先生、
 ・『課題-解決手段系統図』の 鶴見先生、
 ・『ブレイクスルー思考法』の ナドラー・日比野先生
 ・『抽象のハシゴ トレーニング』の 鈴木俊介さんにも共通しています。
     ・・・ 『  』が ”弁証法”だ、と いま自分は理解しています。

問題解決の効率アップのカギは、
哲学(言葉学) と 理工学 の融合にありそうです。


>思っていることをどこまで微細/詳細に、
>かつ相手にわかるように説明できるか?
>それはおそらく、言葉自体を体系付けて系統的に使うということに近い。
>ただ、言葉は限られているので、
>自分が
>・知ってる語彙を増やす
>ことに加え
>・どの単語の組合せで話すと最も効果的かに注意を払って、
> 焦点を明らかにする必要があると思います。


これが問題解決、仕事の効率に直結していると分かれば、
理系でも 国語に興味が湧くよね。
 
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# by hugoniot | 2012-01-07 22:42 | 知的財産

非常時の水・電気・軽油の入手・節約アイデア

http://sjve.org/ve/intro/article/10/48/
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# by hugoniot | 2012-01-04 03:47 | 防災

問題解決のコツ『抽象化・上位概念化』には ①目的展開系と②グルーピング系の2種類ある

『問題解決プロセスの初めに ”抽象化(総称化・一般化・上位概念化)”すべき』
ということが殊のほか重要。


多くの問題解決熟練者は、経験的に、
”抽象化(上位概念化)”には 下記①②の2種類があり、
いずれの場合も 新アイデア(課題解決手段)が生まれうる
、 ということを知っている。

 ①【目的展開系】
    ・ある手段が果たす”機能[目的、課題解決]”
    ・   〃 果たすことを期待されている”機能”  に気づくと、別手段に想到できる。
       (ブレイクスルー思考法の「目的展開」。
        畑村さんが言うところの「”要求機能”を考える」。)
 ②【グルーピング系】
    複数手段の共通性に気づくと、別手段に想到できる。
       (上位概念化・グルーピング・抽象化。KJ法の要領。
        特許出願で 適切な広いクレームを立てる際に必須の考え方。)

このうち 特に①が強力で、
トレードオフ[矛盾]関係を 鮮やかに解消する ブレイクスルーアイデアが よく生まれる。
   ⇒ だから、・ブレイクスルー思考法のエッセンスが「目的展開」。
          ・畑村先生の創造学のエッセンスも 「要求機能(上位目的)を考える」。
          ・弁証法も「上位目的」を考えることで矛盾解消。
 
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# by hugoniot | 2011-12-28 03:10 | 仕事

問題解決したいなら、上位概念(”目的”と”機能”)を よく考える

> ”矛盾”をうまく解消する手法であるTRIZの普及・実践が必要


『矛盾問題[トレードオフ・二律背反・あちら立てればこちらが立たず]を
  妥協なく[根本的・革新的・効率的に] 解決[ブレイクスルー]する。』
を、なるべく楽に行いたい・・・

『これ』を目指した手法・考え方は、けっこう沢山あるんですね。
 ①ブレイクスルー思考法(目的展開の原則、先の先を見たあるべき姿の原則)
 ②畑村・濱口さんの創造設計原理 (手段から 目的[要求機能]を考え直す)
 ③弁証法 (正⇔反の矛盾関係を、高い次元から考え直して 止揚[解決])
 ④制約条件理論TOCの思考プロセス(現状問題構造ツリー→対立解消図)
 ⑤TRIZ (矛盾を見つけ、なるべく二律背反な矛盾に突き詰め、分離原理)
 ⑥品質工学(「あちら立てればこちらが立たず…」の試行錯誤開発を問題視)

これら①~⑥のうち、①②③および ④のうち対立解消図が、いずれも
よく注意すると
 『上位の目的[機能]を考えれば、(矛盾の)ブレイクスルー策が見つかります。』
と言っています。
 (⑥品質工学も
   「まず目的機能、その上位の基本機能を考えよう」
  と言っているので、
  目的・機能を重視する考え方ですね。
   http://www.hinkai.com/modules/a_qe3/index.php?content_id=5)

それに比べて、
今までのTRIZは
 「”あるべき姿[究極の理想解]”から演繹しましょう。」
 「何らかのトレードオフ関係が見つかれば、矛盾マトリクスを使えます。
  二律背反の物理的矛盾まで突き詰められれば、分離原理を使えます。」
とは言っていますが、
意外なことに
 『上位の目的[機能]を考えれば、(矛盾の)ブレイクスルー策が見つかります。』
とは 明言していません。
  ・・・今までのTRIZも
      「具体的問題を 『抽象化』して捉え、
       そこで解法を探し、自分野の具体的手段に変換しよう」
      「機能分析が重要。」
     とは言っていますが。
ズバリここが、
TRIZ普及の障害になっているような気がします。


実は ⑤TRIZに限らず、
他の①~④⑥ どの手法も
 『上位の目的[機能]を考えれば、(矛盾の)ブレイクスルー策が見つかります。』
とハッキリ 明言できていません。
  ・・・①~⑥の中では
     ①ブレイクスルー思考法と②創造設計原理が 比較的そう明言してますが、
     両手法とも 他の様々なコツと同格に扱ってしまっているせいで
     『最重要のコツ』が埋もれてしまっています。

「難解だと思われている手法①~⑥の共通点が この『最重要のコツ』だ」
という認識が 各手法の専門家間に広がれば、
手法①~⑥の考え方を簡潔に統合・再編することができ、
それが 一気に世の中へ広まる可能性がある、と 最近 感じています。



>「因果関係の間に飛びがあると、対策手段アイデアが漏れる。」


問題解決とは
 『望む”結果”[=目的]を得るための ”原因”[=手段]を起こすこと』

と考えると、

『原因-結果関係の間に飛びがあると アイデアが漏れる。』
というノウハウは
『目的-手段関係の間に飛びがあると アイデアが漏れる。』
に言い換えることができますね。

前者は 時々 職場で耳にしますが、後者は滅多に耳にしません。
さらに、「前者と後者は同じことを言っている」という人は
周りに見当たりません。


どこの職場でも よく言われる
 原因追究が重要、メカニズム追究が重要』
 目的意識を持つこと、
  やろうとしていること[手段]が 目的とちゃんと繋がってることが重要』
という言葉の重要性が、
問題解決に熟練していない人たちには ピンときていなさそうです。

ピンときていないから 注意できず、実行できないのだと思います。
 (私も 以前はそうでした。)

これに対して、
 ・『原因-結果関係の間に飛びがあると アイデアが漏れる。』
 ・『目的-手段関係の間に飛びがあると アイデアが漏れる。』
     ⇒ 『論理に飛びがあると アイデアが漏れる。』

という説明を 図示しながら加えれば、
今までより ピンとくる人が増えるのではないかな?? と
最近 思うようになり、実践しています。



> 今のTRIZは
> 日本の技術者60万人のうちの上位3分の1程度※の人にしか受け入れて
> もらえないのではないか?


問題解決に関する諸手法は
”目的”・”機能””原因” といった なじみ深い日本語を軸に統合・再編でき、
そうすれば
新製品開発に携わる研究員レベルの人たちは 理解できそうな気がします。

まずは 極めて近い手法群①~⑤(弁証法系)を統合し、
そこへKT法、⑥品質工学等の他手法のエッセンスを加えていけば
いいと思っています。



> ・特許実質出願数は1,000人あたり305件=18万件
>   (おおよそ 国内出願件数の半分?)


最終的には
「強い特許網を築ける」ところまで もっていく必要があると思います。
  ・・・今までは やたら多くの件数を出願してきましたが、
     迂回手段がある スカスカの出願網なので、
     他社を抑止できず、役立っていませんでした。

この問題に関しては
 *元・旭化成知財部長の 鶴見隆さん
   (網羅的アイデア出し手法の ⑦”課題-解決手段系統図”を提唱)
 *元・三菱化学知財部長の 長谷川暁司さん
   (「御社の特許戦略がダメな理由」という本を出版)
が精力的に取り組んでらっしゃいます。

鶴見さんと何度か 網羅的アイデア出し手順について議論し、
 「鶴見さん提唱の⑦”課題-解決手段系統図”が
  ②畑村・濱口さん提唱の”思考展開図”と 同じ。」
と 私は感じました。

知財界では 鶴見さんの⑦”課題-解決手段系統図”が有名なので、
そこから②”思考展開図”経由で
①~⑤弁証法系の問題解決手法界へ 誘導できそうな気が 今しています。
 
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# by hugoniot | 2011-12-28 02:54 | 仕事

問題解決の3ステップ・・・カギは 『抽象化・上位概念化』

<ステップ①>

【課題バラシ】・・・・・昔からある考え方
 最上位目的[理想の姿・あるべき姿]
    →上位目的(最上位目的の実現手段)
       →中位目的(上位目的の実現手段)
          →下位目的(中位目的の実現手段)
             →その実現手段・・・

【目的展開】・・・・・ブレイクスルー思考法が提唱した考え方
 最上位目的[あるべき姿]
    ←上位目的
       ←中位目的
          ←下位目的
             ←ある手段アイデア・・・


【思考展開図】・・・・・畑村洋太郎氏が提唱した考え方
  要求機能→ 機構→ 構造→ 要求機能→ 機構→ 構造・・・ の繰り返し
     ※ 要求機能← 機構← 構造 という風に
       手段(構造、機構)から要求機能(目的、上位概念)へ遡って考えると、
       別のアイデア(機能実現手段)が思いつく場合が よくある。

【課題-解決手段系統図】・・・・・鶴見隆氏が提唱した考え方
  上位課題→解決手段→その手段が直面する下位課題→解決手段・・・ の繰り返し
     ※ 同じ課題を解決できる 別の解決手段がないかどうか考える。


【”思考展開図”+”課題-解決手段系統図”+”課題バラシ”+”目的展開”】
 欲しい機能 [感覚的・情緒的な抽象的表現]
   ⇔欲しい有益機能 [科学的表現;欲しい機能を得るために必要な状態・条件]
     ⇔実現手段コンセプト [抽象的な技術思想、使用原理、いわゆる方式・機構]
       ⇔具体的な実現手段 [具体的な構造]
         ⇔その手段が直面する有害機能 [困り事、故障・不良、不具合]
           ⇔解決手段コンセプト [抽象的な技術思想、解決原理、方式・機構]
              ⇔具体的な解決手段 [具体的な構造]
                 ⇔その手段が直面する有害機能 [困り事、故障・不良、不具合]・・・


以上 全ての【樹形図】が言いたがっているのは、
 『樹形図の左側に 未知の階層(=上位概念)を見つけた時、
  新たに見つけた階層 または/および その右側の階層に 新たなアイデア[発明]が見つかる。』
ということ。

この【樹形図】は 頭の中にある情報を書き出すだけなので、
今すぐにでも それなりのものを書けるはず。 それだけで新発明が生まれる可能性がある。

これが、問題解決したい時の第一手順。

--------------------------------------------------------

<ステップ②>

ステップ①の【樹形図】を書き終わると、
自分が今 いくつかの具体的な困り事(故障・不良、不具合; 有害機能)に直面していて、
その良い解決手段を 見つけられていないことに 気づくはず。

ここからは、
 1) 「何を、どうしたいのか?」 ・・・ いわゆる ”問題定義
 2) 「なぜ、困っているか?」  ・・・ いわゆる ” 問題分析(原因追究)” を
繰り返し繰り返し、行きつ戻りつでもいいので
考えていく作業になる。


1) 問題定義文中のあらゆる語句に関して
   抽象化(総称化・一般化)を行うことが、”問題定義”のコツ。
    http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlectures/USITSol0209/Generification020910.html#4.%20%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E7%B7%8F%E7%A7%B0%E5%8C%96%20%20(%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E8%9E%8D%E3%81%8B%E3%81%99%E5%95%8F%E9%A1%8C)

2) 問題現象が起きている場所・時刻を、
   問題発見工程から前工程へ遡りながら 徐々に絞り込んでいくことが ”問題分析”のコツ。
    http://www.eside.biz/book/ki.htm
       【KI法】
  「いつ、どこから、どういう順番[因果関係]で 問題が進行するのか?」を 事細かに追うべき。
   その際、図解が必須。
    http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2006Papers/KoshaTRIZSymp0609/28jSKosha060731.pdf
       【時間/空間サブプロセス分解】


困り事に直面してから~問題分析を行い~解決策を見つけるまでの
一連の抽象化→具体化プロセスを、
分かりやすく書き表したのが 下記のフローチャート+解説文。
(※この6箱フローチャートには、
  古来からある類比思考や、等価変換理論、USITのエッセンスが凝縮されている。)
    http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2005Papers/NakaJCS-USIT6Box0510/NakaJCS-USIT6Box051129.html
       【類比思考に頼らない USITの6箱方式】

☆USIT 6箱方式について (大阪学院大学 中川先生のお言葉)
 ・6箱方式の1箱目~2箱目は、
   「本人が抱える具体的問題から始めて 課題目的を考え、
    目的・課題・必要機能を階層化し、
    真に取り組むべき適切な 課題の設定(問題定義)を行う」
        (↑ 本ブログ筆者のコメント・・・この1~2箱目は 本記事の<ステップ①>に相当。)
 ・6箱方式の3箱目は、
   「* 現状の技術システムを理解する。
    * 理想のシステム(現状の技術システムに囚われない 理想の姿)を理解する。」
  という意味。

--------------------------------------------------------

<ステップ③>

ステップ②で得られたアイデアを、ステップ①で作った【樹形図】の中へ組み込む。
  ※その際、さらに新たなアイデアが生まれる可能性がある。


目的理想の姿)” と ”問題困り事)” を 繰り返し繰り返し 再定義=改良していくこと、
それにしたがって【樹形図】が改良されていくことが 問題解決・技術進化・イノベーションである。


 
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# by hugoniot | 2011-12-25 13:23 | 仕事

日本が備えるべき天災は、超巨大噴火と超巨大津波と大都市直下型地震

1. 過去の周期からして、
  超巨大噴火が いつ日本のどこかで起きても 全然おかしくない。

日本では7000年~1万年に1回程度の頻度で、破局噴火が起きている。
鬼界カルデラが生まれた噴火を最後に、ここ7300年 日本では破局噴火が起きていない。
 http://www.janjanblog.com/archives/47933

   ※7300年前に 鹿児島県南方沖の海底火山(鬼界カルデラ)で起きた巨大噴火が、
     当時の南九州で栄えていた縄文文化を壊滅させたことは、考古学上よく知られている。
     東北地方や朝鮮半島でも
     赤橙色を帯びた“アカホヤ”と呼ばれる火山砕屑物が見つかっており、
     極めて規模の大きな破局噴火であったとされる。
     火砕流は半径100kmの範囲に広がり、
     大分県でも50cmもの厚みのある火山灰層が観察される。

   ※2万8千年前に鹿児島湾の 奥部(桜島より北)である姶良(あいら)カルデラを形成した、
     姶良Tn噴火では、「入戸(いと)火砕流」という
     雲仙普賢岳大火砕流の40万倍の規模の大規模な火砕流が、火口から四方に噴出し、
     高知県宿毛付近など100km以上遠くまで海上や山を超えて流れ広がり、
     周囲を焼き尽くし、
     火山堆積物が最大150m(単位間違いでない)の厚みで大地を埋めた(いわゆるシラス)。

   ※日本原燃の地質調査によると、青森県の六ヶ所村の再処理工場の地層に、
     十和田湖(十和田火山カルデラ)を形成した、3万年前の大不動火砕流と
     1万5千年前の八戸火砕流の痕跡が確認されている。

   ※4万年前に 支笏湖の場所で巨大噴火があり、
     火砕流が札幌を完全に覆い尽くして 日本海にまで達した。
       http://thesis.ceri.go.jp/center/doc/geppou/ceri/00160220101.pdf

   ※首都圏近郊の事例としては、
     5万2000年前に箱根カルデラの噴火で、
     西は富士川から東は現在の横浜市郊外にまで火砕流で覆われた。

   ※約9万年前に、阿蘇山で超巨大噴火があった。
     火砕流は九州中央部を覆い一部は海を越え山口県にまで達し、
     火山灰は北海道に至る日本全土の他 朝鮮半島でも確認されている。
       http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E8%98%87%E5%B1%B1#.E5.B7.A8.E5.A4.A7.E3.82.AB.E3.83.AB.E3.83.87.E3.83.A9.E5.99.B4.E7.81.AB


2. 火山島の巨大地滑り(山体崩壊)や 太平洋上への隕石落下によって、
  日本沿岸に 高さ100m超級の超巨大津波が襲来することは ありえる。

スペイン・アフリカ沖のカナリア諸島で約5万年前に火山が崩落し、
100m~数百m級の超巨大津波が発生。 大西洋対岸のアメリカ東海岸でも50m級が来襲。
 http://oyoyo7.blog100.fc2.com/blog-entry-1392.html
現在、カナリア諸島のEl Hierro島そばで火山活動あり。
最低最悪の場合、650mの津波が発生し、8時間後にアメリカ東海岸へ100mの津波来襲。
 http://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/201110140002/

ハワイでも 巨大地滑りによって 高さ数百mの津波が発生する場合あり。
 http://emigration-atlas.net/environment/tsunami.html
 http://co2.eco.coocan.jp/glacierquake0.htm

約6500万年前の天体衝突で、高さ300mの津波発生。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E6%B3%A2#.E3.81.9D.E3.81.AE.E4.BB.96.E3.81.AE.E8.A6.81.E5.9B.A0


3. 東京、大阪、函館、小田原直下のM7超地震は いつ起きても 全く おかしくない。


 
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# by hugoniot | 2011-12-07 06:30 | 防災

人類が備えるべきは、地球温暖化よりも 地球寒冷化

およそ7万~7万5千年前、
過去10万年間で最大の噴火が インドネシア・トパ火山で起きた。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%95%E7%90%86%E8%AB%96
一気に平均気温が5℃下がり、その後 氷河期へ突入している。

さらに大きな アメリカのイエローストーン火山は
約220万年前、約130万年前、約64万年前に 破局的な超巨大噴火を起こしており、
次に同規模の噴火が起きれば
平均気温が10℃下がる期間が 少なくとも数年~10年は続くと言われている。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%B4%E5%B1%80%E5%99%B4%E7%81%AB

寒冷化の原因が いつも巨大噴火かどうかは 分からないが、
過去45万年を見ると 4万~10万年おきに 今より6℃ほど低い氷期が来ている。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E6%9C%9F

北極地帯が夏も氷で覆われるようになったのは 300万年前からで、
それより前は かなり長い間、北極地帯は 夏に氷に覆われていなかった。
今 温暖化が進んで 北極の夏の氷がなくなりそうになっているが、それの何が悪いというのか?


地球が暖かくなれば シベリアやカナダ北部でも農業をできるようになるが、
地球が寒くなって 中緯度まで氷で覆われるようになったら そこでは農業をできない。
 ⇒ 食糧不足が懸念されるのは、
   温暖化した場合よりも むしろ寒冷化した場合ではないだろうか??

こう考えると、
 「地球温暖化を止めないといけないから、石炭火力発電から原子力発電に変えなければダメ」
というのは
まったくもって トンチンカンだということになる。
 
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# by hugoniot | 2011-12-07 01:23 | 環境

中国の不動産バブル、ついに崩壊へ

好景気→不動産価格急騰・他の物価も高騰→物価高に民衆の不満膨らむ
 →貸出金利引き上げ(金融引き締め)で 新規借入投資を抑制
 → 不動産価格が頭打ち~下落へ転じる
 → 不動産価格の大幅下落を恐れて 売り手続出&買い手がつかなくなる
 → 不動産が値下がりし、損を少なく済ませたい売り手が激増&買い手がますますつかなくなる
 → 不動産価格が ピークから40~70%下落。
     (値上がりを期待して 全額 借金で不動産投資していた人は、
      手持ちの不動産が40~70%も値下がりしたのに 借金は丸々残るので大変、、
      借り手が破産した場合、お金を貸し出していた銀行へ 担保としてその不動産が渡るが、
      既に不動産価格が40~70%も値下がりしてるので 銀行がその分 丸々損をかぶる。)
 → 破産者が増え、
   銀行が大損失を蒙って 自身の倒産防止のために 貸していたお金を回収しにかかる。
 → 銀行から運転資金を貸してもらっていた企業が、貸し剥がされて倒産。 失業が増える。
 → 長期の大不況へ。
     (政府が国債を刷って 銀行救済と景気対策をするが、そのせいで大幅に財政悪化。)

1980年代~90年代に起きた 日本の 土地バブル生成~崩壊
2000年代       に起きた アメリカ・スペイン・イギリスの 住宅バブル生成~崩壊
に続いて、
ついに中国でも 巨大な不動産バブルの崩壊が始まったようだ。
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/111126/chn11112616120002-n3.htm
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/111110/chn11111008160002-n1.htm

日米欧とも政府債務が大きくなってきて 歳出増をためらっている所に
中国の需要までもが伸びなくなったら、大きな世界的不況がやってくる可能性が高い。


こうなるまで よく日本は辛抱したと思う。

アメリカも、欧州も、中国も みんな不動産バブル崩壊で大不況に陥れば、
みんなで一斉に
「中央銀行による国債の無制限買い上げ」や「政府通貨発行」をやればいい。

これらの 従来「禁じ手」と言われていた政策を
日本が 世界に遠慮なく単独で行うことは、心理的に難しかった。
 (物理的には やっても問題ない、むしろ やる方が 世界経済にとって良かったと思うけど。)
でも、他国と一緒にやるなら もはや「禁じ手」でもなんでもない。

長かった 日本の20年不況も、ようやく 終わりを告げる時が すぐそこまで来たようだ。
 
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# by hugoniot | 2011-12-07 00:43 | 経済

日本海溝そばで 大きな津波地震が起きる恐れ

<短期予測>

ボランティアサイト 地震予想【毎日予測】
(電磁波、大気プラスイオン、地下水ラドン濃度、植物生体電位の観測網)

 http://www.geocities.jp/kenkyushasan/ikase8/ikase8f3.html

東日本~北日本に 東日本大震災前と同様の 長期間の電波異常あり。
M9に近いクラスの巨大地震が すぐそこ~2ヶ月程度以内に迫っている可能性あり。
      【北大地震火山研究観測センター 森谷武男博士】
 http://nanako.sci.hokudai.ac.jp/~moriya/M99.htm
 http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111118/dms1111181549019-n1.htm

東北南部~関東アウターライズ地震
小さくともM8、最悪M9クラスで3月より大きい津波の巨大地震が
半年以内に迫ってる可能性あり。
      【NPO法人 国際地震予知研究会】
 http://www.interq.or.jp/japan/jishinlb/
 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-981.html

三陸沖北部~房総沖の日本海溝寄りで M9巨大地震の確率が 今後30年に30%
      【政府地震本部】
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111126/dst11112608520000-n1.htm
 http://mihoh.seesaa.net/article/237417379.html

福島第1原発4号機の 1535本の燃料棒が入ったプールは 巨大余震が来たら危ない。
プール冷却不能から8時間弱で 格納容器に入ってない燃料棒がむき出し。
 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-964.html
 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-963.html
4号機プールの全燃料棒が溶融したら、半径170kmで強制移住。 東京都全域と横浜も要避難。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111224-00000034-mai-soci
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111224-00000035-mai-soci

房総沖で 10月下旬からスロースリップ。
 http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111104/dms1111041148009-n1.htm

宮城県沖で 今後1ヶ月以内にM7以上の地震が発生する確率15%以上 【気象庁】
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111118-00000105-mai-soci



<中長期予測>

~日本海溝~
三陸沖北部~房総沖の日本海溝寄りで M9巨大地震の確率が 今後30年に30%
 http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111125/dms1111251233012-n1.htm
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111126/dst11112608520000-n1.htm
 http://mihoh.seesaa.net/article/237417379.html
東日本大震災の南側の割れ残り部(房総沖)は 遅くとも30年以内にM8以上の大地震が来そう。
 http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111020/dms1110201601010-n1.htm
十勝に15mの津波。来襲間隔は400年~600年。 最後に来たのは1611年頃のよう
 http://www.tokachi.co.jp/kachi/jour/tunami/1.html

~南海トラフ~
1000~2000年に1度の巨大地震が そろそろ来てもおかしくない。
前回の東南海・南海地震が小粒だったので、次は早く 2015年前後に起きるかもしれない。
 http://emigration-atlas.net/environment/huge-catastrophic-earthquake.html
過去にM9級の地震が起きていたようであり、現在既に歪みが かなり溜まっている模様。
 http://yurizanfan.exblog.jp/14239974/
琉球諸島の北側は 大地震空白域
 http://web.mac.com/kimura65/Site2/Yosoku/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC/2011/6/5_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%97%E5%B3%B6%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87.html

~関東直下~
活動周期約1万年の東京西部~埼玉西部を走る立川断層は 前回活動から既に13000年経過、、
 http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110910/dms1109101556006-n1.htm
 
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# by hugoniot | 2011-11-19 13:48 | 防災

目的と原因を考えない人には、考えさせるしかない

①何かを「したい」と思った。
   → 目的は?
    → その目的は?
     → その目的は?・・・・・


②何か「うまくいってない」と思った。
   → 原因は?
    → その原因は?
     → その原因は?・・・・・

  ※原因には”潜在原因”と”引き金原因”がありうる。



今後しばらく、
会社で 周りの人に、この①②を ひたすら唱えかけることにした。
 
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# by hugoniot | 2011-10-25 23:05 | 仕事

問題解決の流れ

① まずは【問題発見】。
    (欲しいこと・なりたいこと、嫌なこと・困っていること を見つける。
     個人的に そういうものが何も思い浮かばなければ、
     「ワークフロー全体の流れを見て 問題を発見する」でも良い。)

② どの課題に取り組むか? を決める。  【課題設定】
    (問題・課題は 階層構造になっているので、
     「どの階層の課題に取り組むか?」を考えて、仮決めする必要あり。)

③ 取り組む課題に関して 【問題分析】を行う。
    (問題現象に関する 原因→結果分析をする。
                 入力→出力
                 手段→目的 の関係も 同じ分析図へ書き込めばよい。
     そのソフトウエアが I-TRIZのプロブレム・フォーミュレーター。)

④ 課題解決アイデアを考える。 【アイデア創出】
    (様々なオペレーターがある。
     たとえば
       ・I-TRIZのプロブレムフォーミュレーター→タスク→約440種類のオペレーター
       ・USITオペレーター、それを咀嚼した 石井力重さんのアイデアチェックリスト
       ・等価変換理論
       ・NM法        等)

⑤ アイデアが引き起こす弊害・二次的問題を考え、その予防策を考える。 【弊害予防】

-----------------------------------------

いきなり①で躓く人が多く、
与えられた課題を真に受けて ②で躓く人も多い。

また、取り組む課題の選定がよかったとしても
③で躓く人が 非常に多い。

そして、③分析が甘いことが原因なのだが、
④有力アイデアを網羅的に挙げられない人が これまた非常に多い。

さらに、アイデアの⑤弊害を予測できずに失敗したり、
弊害予防アイデアが思いつかずに挫折するケースも メチャクチャ多い。
  (技術的・科学的に弊害を乗り越えられない場合もあれば、
   既成概念にとらわれたヒトの反対を乗り越えられずに 頓挫する場合もある。)

・・・・・

という問題を発見できると、一歩 前進。
 
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# by hugoniot | 2011-10-09 08:47 | 知的財産

原因、矛盾、目的、流れ、バラつき

* 困り事の”原因”を考えて、対策を打つ。
  ”原因”を突き詰めていくと、殆んどの場合 ”矛盾”に行き着く。

* ”矛盾”は、”目的”を考えれば解消する。

* ”流れ”の滞りに注目し、滞りを解消する。 滞るには 何か”原因”がある。
    ・・・タスク(モノ・情報)の 前工程からの納入と 後工程の引き取りが同期してないから、
       途中でタスクが詰まったり / 欠品を起こしたりする。

* 機能(性能・品質)の”バラつき”を 安価に抑えこみたい。
    ・・・ 有害作用を緩和・減衰する策を 講じれば良い。
 
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# by hugoniot | 2011-10-01 17:20 | 仕事

機能に着目するか、流れに着目する

問題解決は、
 ①最初から”機能”に着目するやり方
 ②最初は”流れ”に着目するやり方
がある。


① ”機能”に着目するやり方

 問題は
  ・有益機能が不足
  ・有害機能が過剰
  ・コストが高い (コストを下げると、有益機能が不足するか/有害機能が過剰になる)
 のいずれかなので、
 
 問題解決策は
  ・有益機能を増す
  ・有害機能を減らす
 のいずれかになる。
   (その中で 最も安価な手段を選べば、低コストになる。)


② ”流れ”に着目するやり方

 「流れれば収入が入るのに、流したくても流れない」 という問題に直面する場合もある。
 これは、流れを阻害する原因(ネック箇所)があるから。
 ネックを見つけ、解消すれば、流れはスムーズになる。

 ネック=流れを阻害する有害機能がある と捉えれば、
 流れをスムーズにする問題=有害機能を減らす問題 と捉えることができる。
 つまり、結局は
 問題解決は ①”機能”に着目して 行うことになる。
 
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# by hugoniot | 2011-09-27 01:31 | 仕事

問題解決とは、「必要な時・必要な場所へ、必要最低限の機能実現手段を配置」すること

☆ ヒトが関わるシステム[※]は進歩する。
   = ヒトが関わるシステムの ”理想性”は向上する。
   = ヒトが関わるシステムの ”(有益機能)/(有害機能+コスト)” は向上する。

 なぜならば、
 ヒトが 問題を解決(もっと有益機能を増/有害機能を減/コストを減)しようとするから。

  [※] システムとは、ある機能を発揮する 構成要素の集まりのこと。
      (機能は、構成要素間の相互作用によって 生じる。)


☆ 問題には 必ず”原因”がある。
   ・有益機能を上げられない原因
   ・有害機能を下げられない原因
   ・コスト  を下げられない原因
 もっと言えば、
 ”矛盾”があるから 問題をうまく解決できない。 システムの理想性が上がらない。
   ・ある有益機能を上げようとすると、別の有益機能が下がって 所望レベルを割り込む。
   ・ある有益機能を上げようとすると、有害機能が上がって 許容限度を超える。
   ・ある有益機能を上げようとすると、コストが上がって 目標コストを超える。
   ・ある有害機能を下げようとすると、有益機能が下がって 所望レベルを割り込む。
   ・ある有害機能を下げようとすると、別の有害機能が上がって 許容限度を超える。
   ・ある有害機能を下げようとすると、コストが上がって 目標コストを超える。
   ・あるコスト  を下げようとすると、有益機能が下がって 所望レベルを割り込む。
   ・あるコスト  を下げようとすると、有害機能が上がって 許容限度を超える。
   ・あるコスト  を下げようとすると、別のコストが上がって 目標コストを超える。

 では どうすればいいか? というと、
   ・有益機能を上げたい場合は、
     別の有益機能を下げず かつ 有害機能を上げない策を まず探す。
   ・有害機能を下げたい場合は、
     別の有害機能を上げず かつ 有益機能を下げない策を まず探す。
   ・当然、なるべく低コストの策を採用すべき。
     (必要以上に 有益機能を高めようとしたり/有害機能を抑えようとすると、
      コストアップになってしまうので注意。 いわゆるオーバースペック。。)

 さらに具体的に どうすればいいか? というと、
   ① 有益機能の実現方式を 挙げ尽くす。
   ② 次に、”①で挙げた各方式で直面する有害機能”を下げうる策を 挙げ尽くす。
   ③ 目標(ある有益機能レベル/ある有害機能レベル)
      最も低コストで実現できる策の組み合わせを採用する。

  ちなみに、
  ②有害機能を下げうる策は、次の3パターンしかないので 挙げ尽くせるはずである。
    1) 有害機能を起こす原因[以後、有害原因と呼ぶ]をなくす・減らす。
        あるいは、有害原因からの作用を遮断する。
    2) 有害原因からの作用を、経路のどこかで 摩擦・吸収等によって減衰させる。
    3) 有害原因からの作用を、経路のどこかで 打ち消す。
  なお、
   * 原因が 1次原因←2次原因←・・・←根本原因 と因果関係が連鎖している場合があり、
    その場合は 経路のどこで対策しても良い。
   * 因果関係が堂々巡りになっている場合もある。
    その場合も、経路のどこで対策しても良い。
   * 単独要因で問題が起きる場合 (OR要因) と
    複合要因で問題を起きる場合 (AND要因; 潜在原因+引き金原因) がある。
   *「バラついた 安価な材料・工程を用いて、バラつきの小さい 高品質商品を作る。」
    というのが理想。
    なので、②有害機能を下げる策として 2)から先に考え始めるのが良い。
    これを”ロバスト設計”と呼ぶ。
  ということに留意されたい。


  以上のように考えて
  「有害機能Aを 低コストな策で下げる」ことができれば、
  ①有害機能Aとコストが多少増してしまうが、とても有益機能を上げられる策
  を導入できるようになる。

  つまり、①有益機能を 継続的に増していくためには、
  ②有害機能を減らすことが 必要不可欠なのである。
     … 逆に言えば、
       ②有害機能を減らすことができなければ ①有益機能を殆んど上げられない。
       システムの”理想性”を上げられない。 進歩できないということになる。

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 点線より上に書いたことは、
 よく観察してみると、次のように まとめられることが分かる。

  必要な時・必要な場所で、最も低コストな手段にて
    必要な有益機能を得つつ/有害機能を許容限度内に収めるために、
  『必要な時・必要な場所へ、必要最小限の資源を用いて
    有益機能を発揮する手段を配置しつつ/有害機能を抑制する手段を配置する。』

 これは、
  「必要な時・必要な場所へ、
    必要最小限の量の モノを配置する。」
 という
  *トヨタ生産方式TPSの”ジャスト・イン・タイム”
  *制約条件理論TOC の”ドラム-バッファ-ロープ”
 の考え方を 完全に含んでいる。
 
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# by hugoniot | 2011-09-19 12:19 | 仕事

TRIZの特徴

I went to TRIZ(=Theory of Inventive Problem Solving) Symposium 2011
at Shin-Yokohama for 3days last week.


Many people think that
humans can get a new idea to solve a problem
 1)only after they got to know the cause of the effect.

But TRIZ says that
They can also solve a problem
 2)after they imaged an idael image
    or recognized the function they need.
 3)after they noticed an contradiction.


3) was very amaging for me.
 
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# by hugoniot | 2011-09-12 11:03 | 仕事

弁証法のまとめ

☆ 弁証法は、様々なシステムの進化パターンを明示し、
      そのパターンを参考にして 進化を加速するための手法である。
 
  ~システムの進化パターン~
 
   システム(構成要素間の相互作用によって、ある機能を発現する要素集合体)は、
   まるで 螺旋階段を上るように進化する。
    理想性=(有益機能)/(有害機能+コスト)が増す方向へ進歩する。
    ・矛盾(正-反)を解消しながら進歩する。
      … いわゆる ”否定の否定”、
             ”量から質へ、質から量へ”
 
 
  ~弁証法の基本~
 
  『*最上位目的・理想の姿からの”演繹”(機能展開)
   *具体的な手段・現象からの”帰納”(目的展開・機能分析、なぜなぜ展開)
    交互に繰り返す。』
      … ロジカルシンキングの基本である
         ”演繹”と”帰納”を駆使する思考作業なので、
        「超・ロジカルシンキング」と呼ばれることがある。
      … 最上位目的→実現手段
                 上位目的→実現手段
                        中位目的→実現手段
                               下位目的→実現手段・・・
       という風に、
       目的(課題)と手段が入れ子になった階層・体系が形成される。
       この状態に着目して、本思考作業のことを
        「システム思考(by ブレークスルー思考法)」
        「システム・アプローチ(by TRIZ)」
       と呼ぶ人もいる。
      … 新たな階層(因果関係の飛び)を発見すると、漏れていた手段が見つかる。
        このことに着目して、本思考作業のことを
        「体系的アイデア出し」「体系的発明思考法」(SIT)
        「体系的技術革新」(by Darell Mann)
        「イノベーションとは、未知なるものの体系化」(by P.ドラッカー)」
        と呼ぶ人もいる。
        ロジカルシンキング系の人たちは、
        ”階層の飛びなく、体系的・網羅的に
          情報整理 兼 アイデア出し” を行った結果の姿を、
         「MECEなロジックツリー」
       と呼んでいる。
 
 
  ~近年の弁証法発展史~
 
   (1) クラシカルTRIZの
       ①”技術的矛盾の発見→矛盾マトリクス中の発明原理をヒントにアイデア出し”や、
       ② ”二律背反の物理的矛盾にまで突き詰めて分析し→分離原理でアイデア出し”や、
       ③ ”物質-場分析 → 発明標準解をヒントにアイデア出し”や、
       ④ ”(対となる)技術進化パターンの(交互)活用 ”や、
       ⑤ ”究極の理想解”
     それに VEや科学的思考法やFMEAや特許権取得の考えを取り入れた
     I-TRIZや GEN3や (F-)USIT等の
       ①~⑤
        ”システムアプローチ(問題定義、最重要課題MPVの選定)
         →動的な因果関係分析(F-USITサブプロセス分解)
          → 階層的に整理した発明原理(有益機能up/有害機能downから出発)
            をヒントにアイデア出し”  [IPS]
       ⑥”不具合(二次的課題)予測→それを解決する 改良アイデア出し” [AFD]
       ⑦”特許技術の回避アイデア(同一課題の別解決手段)出し” [CIP]
          … 技術的な問題・課題
            (技術的矛盾や、
            その背後に潜んでいる物理的矛盾・物理制約)に特化して発展した弁証法。
                    +
   (2) TOC思考プロセスの”対立解消図”や、
      その拡張版である
      アーサー・D・リトルコンサルティング提唱の”Market-Function-Technology ツリー”
      TRIZシンポ2010で発表された ”思考展開図”
      東京農工大大学院MOTの 鶴見隆教授が提唱する”課題-解決手段系統図”
      日本アイアール・今泉氏らが着目する
              ”曼荼羅(サンスクリット語で 問題解決・本質を現すもの の意)”
          … 技術的な問題・課題に限らず、
             心理的な  対人的・組織的な問題・課題 (管理的矛盾、方針制約)
             にも適用できる 弁証法。
                    ↓  
    (1) I-TRIZや(F-)USITへ  さらに”品質機能展開”と”品質工学”の考えを取り入れた上で、
    (2) ロジカルシンキングの”MECEなロジックツリー”を軸にして 全体を簡素化した
     ”技術体系表 (某社流_課題-解決手段系統図 兼 戦略的特許マップ)” を確立。
                                 @2010年春
 
---------------------------------------------------------------------------
 
<総括>
 
 問題解決手法[システム]としての『弁証法』も、
 弁証法が指し示す ”システムの進化パターン”にしたがって 着実に進化している。
 
 ・ソ連生まれの問題解決手法TRIZは、
  西欧や日本の問題解決手法であり
  いわば異分野
     (VE, FMEA, 知財, 品質工学,ブレイクスルー思考, TOC, ロジカルシンキング)の手法
  を参考にして、
  問題解決手法としての「理想性」を増す 進化を遂げてきた。
 
 ・TRIZに限らず、品質機能展開も品質工学も、TOCも、トヨタ生産方式も、
  おのおのの手法・理論体系を 精緻化・複雑化・汎用化・万能化し、
  ヒトの主観・直感を許容せず  ヒトを客観的・科学的手順に従わせることによって 
  問題解決の効率を上げようとする時代が長年続いたが、普及に行き詰まった。
  そこで、近年 急速に
  各手法のエッセンスを抽出した簡易化や 各手法の組み合わせ、
  ヒトの主観・直感を再許容する、という動きが強まっている。
  
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# by hugoniot | 2011-09-12 11:02 | 仕事


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