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by hugoniot
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システムをなす”構成要素”と”機能”について

どんな技術(素材・製造方法・製造装置)でも、どんな社会的仕組みでも、どんなモノでも、
まとめると
どんなシステムでも、
いくつかの構成要素が組み合わせられて できています。

「あっても/なくても 関係ない。 無意味。」なものでない限り、
どの構成要素も 何らかの”機能”を持っています。
                   ・・・ 有益機能か 有害機能かは ともかくとして。
          ↓
あるシステム(構成要素の組み合わせ)から 何か 構成要素を取り除くと、
何らかの機能が失われる、ということになります。


このことを踏まえると、
今ある既存システム(製品・技術)から出発して 技術開発(発明)する場合の
2つのアプローチ法を導き出すことができます。

1. まず有害機能を減らそうとするアプローチ法
 ①有害機能をもたらす構成要素を 既存システムから取り除く。
   又は、有害機能が発揮されないように 周りの構成要素を変える。
                            (新構成を加える・既存構成を並び換える)
 ②有害機能をもたらす構成要素を既存システムから取り除くと 同時に失われてしまう有益機能を、
   周りの構成要素を変える(新構成を加える・既存構成を並び換える)ことによって補う。

2. まず有益機能を増やそうとするアプローチ法
 ①有益機能をもたらす構成要素を 既存システムに加える。
   又は、有益機能が発揮されるように 周りの構成要素を変える。
                            (新構成を加える・既存構成を並び換える)
 ②有益機能をもたらす構成要素を既存システムに加えると 同時に出てきてしまう有害機能を、
   周りの構成要素を変える(新構成を加える・既存構成を並び換える)ことによって抑える。
      【副作用対策】

こう考えれば、
改善(技術改良・社会制度改革などシステム改良)スピードが上がるだけでなく、
副作用に充分注意し・予防策を講じながら 改善を進めることもできるでしょう。



そして、システムをなす”構成要素”と”機能”に注目すると、
特許の仕組みも よく理解し、活用できるようになります。


どの国の特許庁でも、
出願された発明に対し 次のように特許性(の内の新規性・進歩性)を審査しているからです。

 『ある既存システムの構成要素(の組合せ・配合比率・順番)と比べて
  今回 出願されたシステム(発明内容)の構成要素は、
    (1)いったい何が違い(何の構成要素を新たに加え)、
    (2)その異なる(加えた)構成要素が どんな”機能”を発揮しているのか?
       → (3)別の既存システムには その構成要素と”機能”がズバリ含まれてるのでは?』


(1)は 新規性の審査、
(2)は 1つの公知資料(既存システム)に対する 進歩性の審査
(3)は 複数の公知資料(既存システム)に対する 進歩性の審査 に相当します。

(3)のように 複数の公知資料(既存システム)の構成要素を組み合わせて
出願発明の進歩性を否定しようとしても、
既存システム同士を組み合わせることによって
 ”既存システムが持っていた
   機能(有益機能 又は 有害機能を抑える機能)が失われてしまう” 場合は、
「組合せ阻害要因」があるので 進歩性を認めなければならない、という考え方も、
”構成要素”と”機能”の関係を強く意識してさえいれば スンナリ理解できます。


ぜひ、システムをなす”構成要素”と
    各構成要素(の組合せ)が持つ”機能”に 注目してみてください。

一見 ムダだと思えるもの(構成要素)が、意外に 重要な”機能”を持っているかもしれません。
逆に、重要不可欠だと思っていたものが ムダだったり / なくすべきものなのかもしません。
 
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by hugoniot | 2010-11-05 21:30 | 知的財産
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