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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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進歩性とは?

<ケース1>

 *ある課題Aの 解決手段a が 既に文献で知られていた。
 *    〃   解決手段b も      〃

 その場合、
 手段a+b には進歩性がない。


<ケース2>

 *ある課題Aの 解決手段a が 既に文献で知られていた。
 *    〃   解決手段b も      〃
 *    〃   解決手段c も      〃

 その場合、
 手段a+b+c には進歩性がある?!


<ケース3>

 *ある課題Aの 解決手段a が 既に文献で知られていた。
 *    〃   解決手段b も      〃
 *    〃   解決手段c も      〃
 *    〃   解決手段d も      〃
 *    〃   解決手段e も      〃
 *    〃   解決手段f も      〃
 *    〃   解決手段g も      〃

 その場合、
 手段a+b+c+d+e+f+g には進歩性がある?!

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『ケース2,3の場合は進歩性がある。』
   ・・・ 3文献以上の組合せでは 進歩性を否定できないから。
        (そういう拒絶がされたのを見たことがないから。)
と思ってる人が 少なからずいる。


ありえない。。

「ある課題Aを解決しようとして 課題Aで文献検索し、
 ヒットした文献に書かれている 課題Aの解決に関するアイデアを
 全て組み合わせてみよう。
   ・・・ それが 現時点で一番 課題Aを高いレベルで解決できる手段だから。」
と考えて
試してみるのは当たり前。
  (※ただし、ある文献イが
     ①「◎◎(文献ロに書かれていること)とは組み合わせるべきではない」
    と言っている場合、
    あるいは
     ②「文献イの一部の構成を ◎◎(文献ロの構成)と置き換えると、
       文献イが本来果たそうとしていた機能が 果たせなくなる場合」は、
    文献イと文献ロを組み合わせようとはしない。
    また、
     ③ 文献が 進歩性判断対象発明のことを否定、または逆方向を勧める場合
    は それで進歩性を否定するのが不適当、と考えられるけど。)

そんな当たり前の 誰でもやろうとすることに対し、
『3文献以上のアイデアを組み合わせることには 進歩性があるので、
 それを出願した人に 20年間の排他権(≒独占実施権)を与えよう。
   ⇒ 他の人は そのアイデアを20年間 実施したらダメ。』
と制限をかけるのは 非常にバカげている。

なぜなら、
”他人の出したアイデアを 単に足し合わせているだけ”の人への優遇だから。
  (※「単に足し合わせたら 新たな課題が生じたので、それを世界で初めて解決した。」か
    「単に足し合わせても 課題Aを充分解決できなかったので、
     さらに(課題Aの解決手段としては知られていなかった)世界初の新工夫を加えた。」
     というのなら、
     立派な進歩であり、特許を与えるにふさわしい偉業だが。)


『ケース2,3の場合は進歩性がある。』と思っている人は、
 ×:全然 特許にならない他社出願への対策に時間を浪費し、
   本来 避けなくてもいい他社出願を避けることによって 自社商品の競争力を落とす。
 ×:全然 特許にならない内容を特許出願し、権利化を図り、時間とお金を浪費する。

注意しましょう。
 
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by hugoniot | 2010-12-11 19:51 | 知的財産
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