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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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表面張力とは?

表面張力は 電気力です。
  (重力でも、磁気力でも、核力でもないのだから、原因は電気力。)

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表面張力を考える時は、
 *ハスの葉の上で 水が丸くなる様子
 *水銀をこぼしたら 丸くなる様子
 *ゆっくりと シャボン玉を膨らませている様子 など
”丸くなる”様子を 思い浮かべましょう。

液体中の分子は、お互いに引っ張り合って ある程度 結びついています。
 (そうでなければ、どこかへ分子が飛んでいってしまう。 それが蒸発。
  蒸発とは、液体が周りの束縛を逃れて 自由に飛び回る気体になるということです。)

たくさんある分子が、お互いに引っ張り合う。
その結果、どんな形になるか? ⇒ 球になりますね。
                         (それ以外の形になるわけがない。)
だから、『液体は、本来丸くなる』と考えましょう。

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・床に水をブチまけると全然丸くならないのは、
 水が地球から重力を受けて引っ張られ、潰れてしまうのが理由です。

・小さな水滴でさえ、丸くならない場合があるのは
 水と引っ張り合いたがる物質が傍にあって、そちらに引かれるからです。(=濡れる)
    →水と引っ張り合いたがらない油の上に 水を少量垂らすと、丸くなります。

・水よりも水銀が丸くなりやすいのは、
 水銀が水より多くの陽子・電子を持ち(=分子量が大)、分子間の電気引力が大きいから。

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濡れやすいモノ(=自分と引っ張り合いたがっているモノ)には、どんどん濡れる。
そうやって・・・
細い管=狭い空間壁を伝ってドンドン濡れていくのが、毛細管現象です。

メチャクチャ簡単ですね!
演習の計算問題をゴリゴリ解く訓練なんて 本来しなくていいんです。。

どういう現象かを、きっちりイメージできることが大事。

正しいイメージ&理論を知っていれば、ちゃんと基礎から考えられるから、
応用が利いてモノ作りできるし、計算したきゃ計算できる。

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初めから計算ありきのモノ作りなんて ありません。 理論の基礎がないと×。
欧米が作ったモノをマネ、安い賃金&長時間労働でカバーする時代は もう おしまい!!
 
by hugoniot | 2007-03-13 02:22 | 科学
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