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さっきNHKニュースで、電気自動車について 次のコメントがあった。
「電気自動車は走行時にCO2を出さないから環境に優しい次世代自動車だ。」 おいおい、それは間違っているだろう。。 *電気自動車は走行時にCO2を出さない。 ・・・ ○ *CO2を出さない車は地球温暖化を悪化させないので、環境に優しい。 ・・・ ○ でも・・・ *電気自動車はCO2を出さないので、地球温暖化を悪化させず環境に優しい。 ・・・ × ----------------------------------------------------------------------------------------------------------- <物質量保存の法則> 『電気自動車を作ったり/走らせたり/捨てたり/リサイクルする時に 電気を使い、 還元炭素(化石燃料・動植物)の酸化燃焼を利用して電気を得ている限り、CO2は出まくる。 ※作る/捨てる/リサイクルする時に還元炭素を燃焼させれば 更にCO2が出まくる。』 -------------------------------------------------------------------------- 何をするにも/何を使うにも 次のコストがかかることを忘れてはならない。 ・イニシャルコスト(製造時のコスト ※中古品リサイクルにかかるコストもイニシャルコスト。) ・ランニングコスト(使用時のコスト) ・廃棄コスト (廃棄時のコスト) ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 中部大学の武田邦彦先生は 次のことを仰っている。 「リサイクルコストが新品製造のイニシャルコストより高い場合、リサイクルする意味がない。」 自分は それに加えて こう考えている。 「モノを買わず、作らず、移動させないのが 最もエネルギーがかからない。 ※個人的にも、なるべくモノを買わないようにしている。 仕事でも、なるべくモノを使わず/動かさず=実験せずに製造化しようとしている。 なるべく少ない量しか作らなくても大きな利益を挙げようとしている。 ・・・ そのために特許権を万全にしようとしている。」 「何もしないんじゃ寂しいから、脱・還元炭素を成し遂げるしかない。 ※還元炭素・電気の節約=省エネが進むほど 脱・還元炭素しやすくはなるが、 年5%省エネしても、年5%経済成長したら省エネ効果が吹き飛ぶ。 それじゃダメ。 → 太陽熱利用○○リサイクル ・・・ 例. マグネシウム 太陽光発電、太陽熱発電、 核融合発電、核分裂発電(プルサーマル)で全エネルギーを賄えなければ、 これ以上の経済成長を諦めるどころか 生活レベルを下げるしかない。」 どう考えても、脱・還元炭素を成し遂げない限り 世界中の生活レベルが下がる。 ・温暖化の被害を直接的に受けて生活レベルが下がり (例. 干ばつ、洪水、風水害) ・ 〃 間接的に受けて生活レベルが下がり (例. 物価上昇、温暖化対策税上昇) ・還元炭素枯渇による物価上昇で生活レベルが下がる (例. 原油、トウモロコシの価格上昇) 脱・還元炭素を成し遂げない限り、次の争いが起きて 力の強い人or/andお金持ちが勝つ。 *温暖化の被害を受けない 安全な土地の奪い合い *還元炭素資源の奪い合い *水・食糧の奪い合い ここらへんまで 誰もが”当たり前”と認識した上で、今後の施策を みんなで考えないと。 「電気自動車は・・・環境に優しい次世代自動車」とNHKが大っぴらに言ってるようじゃ全然ダメ。
by hugoniot
| 2007-12-25 18:25
| 環境
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