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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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カテゴリ:仕事( 44 )

制約条件理論TOC と 発明問題解決理論TRIZ を融合した システム改善理論

1.システムとは

  ☆どんな商品(モノ・サービス)もシステムで、どんな組織もシステム。
    システムは、
     ”外部からの入力に→何らかの活動を施し→外部へ出力する。”
    という仕組み。
      ・・・問題が起きるのは、
        システムの出力が システムの『目的』と合致していない場合。

  ☆どんなシステムにも 『目的』 目的達成の為の「必要条件」がある。
    「必要条件」は複数あり、1つでも欠けたら『目的』を達成できない。
   その「必要条件」も、それを達成する為の「必要条件」がある……
   という入れ子関係の階層構造が しばらく続く。
      ・・・このことを 【目的ピラミッド_and型】と呼ぼう。


2.『目的』を達成できないのは なぜか?

  ★現状が『目的』を達成できてないのは、何か『制約条件』があるから。

  ★しばらく【目的ピラミッド_and型】の階層を下がっていくと、
    「必要条件」を達成する為の「十分条件」が複数ある という段階になる。
     →採用する「十分条件」によっては、他の「必要条件」と『対立』を起こし、
       それがシステムの『目的』達成を妨げる『制約条件』になってしまうので、
       「十分条件」の選択肢は多ければ多いほど良い


3.どうすれば 『目的』を達成できるか?

 ①目的-手段系の改善手段アイデア出し

  ☆『目的』を達成する為の「必要条件」を達成する為の「十分条件」を
   極力 数多く(意気込みとしては漏れなく)挙げるためには、
   【目的ピラミッド】の各階層間の
   論理(結果・目的原因・手段)の飛びを 極力減らす事が必要不可欠。
      ・・・これが【TOC対立解消図】のエッセンス。
   更に、「十分条件」を挙げる際 MECEを心掛ける事も必要不可欠。

 ②原因-結果系の改善手段アイデア出し

  ☆原因不明な現象・結果がある場合、
    原因を 因果関係の飛びなく把握しようと心掛けることが必要。
      ・・・【物語図化法】の現状把握プロセスのエッセンス。
   因果関係の飛び部分を発見できると、
   その部分に対応した 新たなシステム改善手段を発見できるから。

  ☆ある不具合原因が発見された場合、
   採りうる対策手段は
    (1)原因をなくす (2)原因に対するシステム耐性を上げる (3)結果を打消す
   の3種類に限られる。
 
 
 
 
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by hugoniot | 2013-05-19 21:36 | 仕事

問題解決・仕事のコツ

エリヤフ・ゴールドラット博士の考え方がまとめられた本
『何が、会社の目的を妨げるのか』のp.296~p.297に、

「なぜ?」を繰り返すと、ものごとはどんどん複雑になっていく……
 そう直感的に、人は思うんだよ。

しかし、ニュートンが言っているのは、その反対だ。
 ものごとは収束していくと言うんだ。
 深く掘り下げれば掘り下げるほど、共通の原因が現れてくる。
 十分深く掘り下げると、
 根底にはすべてに共通した少数の原因、根本的な原因しか存在していない
 原因と結果の関係を通して、
 これらの根本的な原因がシステム全体を支配しているというんだ。
 つまり「どうして」「なぜ」を繰り返すことは、
 ものごとを複雑にするどころか、逆にすばらしくシンプルにしてくれると
 彼は言っているんだよ。

 この自然界の事象はすべて収束する……
 その直感と確認がニュートンにはあったんだ。
  彼が研究していた分野だけじゃない。
  自然界のあらゆる分野もそうだという直感と確信が、彼にはあったんだ。
 いいかい、現実というものは、
 すばらしいまでのシンプルさの上に成り立っているんだよ

という記載がありました。



私も 同感です。
技術システムでも/社会システムでも、あらゆるシステムで同じだと思います。

・技術システムでは 原子・光の行動原理
・社会システムでは ヒトの行動原理
があり、
行動原理に基づく 根本原因が
因果関係を通じて 当該システムの全体を支配しています。

そして、
システム内のある時/ある場所で 『対立』する要求があると、
 (『○○の為に△△したい vs □□の為には△△したくない』 )
それが問題視される
のだ、といえましょう。


『対立』を解消するには、
正しくない思い込みを外したり/認識の飛び部分を埋めれば良く、


 誤った仮定・前提を見つけて、修正する。
    【TOC思考プロセスの対立解消図】

 手段の要求機能を再考して、手段と上位目的との間の飛びを埋める。
    【手段→目的への遡り・帰納系:
         機能系統図 = 水平思考展開図】
    【目的→手段への展開・演繹系:
         目的ピラミッド_and/or型 = 課題-解決手段系統図】

 最終結果の直前現象[原因]を調査・想像し、
   初期状態との間の時間の飛び・因果関係の飛びを埋める。
    【時間巻戻し系の因果連鎖分析:
          なぜなぜ分析を実用化した、
          KI法、TOC思考プロセスの現状問題構造ツリー】
    【時間順送り系の因果連鎖分析:
         ・クラシカルTRIZの物質-場分析→発明標準解を実用化した、
         古謝秀明さん_物語図化法→I-TRIZ不具合解決オペレーター
         ・KT法のIs/Is not分析を実用化した、
              鈴木俊介さん_あり/なし分析】

を行えば良い、と私は考えています。
経験的に(恐らく原理的に)、どれかが当たります。



なお、『対立』をうんぬんするまでもなく、
現行システムにおいて
 ④モノや情報の流れ、いわゆるワークフローを 速くスムーズにする。
    【ドラム-バッファ-ロープ理論に基づく
        TOCの“継続的改善の5ステップ”】
 ⑤現行システムを まず速やかにロバスト[ノイズに強い]条件にする。
    【オフライン品質工学の2段階設計】
を行うだけで
当座OK、という問題が多数あります。



以上を踏まえた、
<現実的&着実な改善手順>は 次のとおりです。

 1.まず、現行システムで、
   新たに1円もお金をかけずに済む改善を 速やかに実行する。
        ↓
 2.現行システムに少しコスト・改変をかけるだけで 大効果が得られる、
   いわゆるO/I比が高い改善策から順に実行する。
        ↓
 3.現行システム改善と次世代システム導入の
   O/I比を天秤にかけて選択、実行する。



問題解決に関する基本認識①~⑤を持った上で
<現実的&着実な改善手順1.~3.>を行えば、
経験的に(恐らく原理的に) うまくいくこと間違いありません。

-----------

実業界で磨かれてきた 既存の『全体最適化理論(TOCとTPS)』と、
自然科学やロジカルシンキングやTRIZで磨かれてきた
『“目的-手段連鎖“と”原因-結果連鎖“に基づく 一般問題解決理論』を、
だいたい統合できた、と 感じています。


最後の<現実的&着実な改善手順>は 私の父が編み出しました。
   ……倒産寸前の会社だと、こう改善するしかありません。
      お金をかけずにできる改善でないと、資金繰りがもちません。
   ……でも 実は、倒産寸前の会社でなくても
      お金をかけずにできる改善をしない手はないでしょう。
      そういう改善は、
      Output[売上増or/andムダ支出減]があり Input[支出]がゼロの
      O/I比[効率]が最高の改善だからです。

ちなみに、
古謝秀明さんのET-S成功事例は、
 http://profile.ameba.jp/gijutsu-mieruka/
<現実的&着実な改善手順>中の2.の最高峰に当たります。
    ……1.→2.→3.→1.→という改善サイクルを高速で回せる。
       それを可能にしたのが「物語図化法」です。
    ……2.現行システムを速く革新するには
       時間順送り系_因果連鎖分析の「物語図化法」が必須です。
        (*時間巻戻し系_因果連鎖分析の なぜなぜやKI法 だけでは、
         「物語図化法」も用いるより 2.現行システム改良が遅くなります。
         *Is/Is not(あり/なし)分析は
          結果に○/×の差がある時にだけ有効な原因分析法なので、
          「常に現状結果×」という開発課題の分析には 合いません。)


1.倒産を防ぎ→2.速く技術革新し→3.速く次世代方式を編み出せれば、
その企業は怖いものなし。

要は、問題解決・仕事は
 1.流れの同期、スムーズ化、平準化
    (作りすぎ・加工しすぎのムダ防止 & 欠品・ムダな手空き防止)
 2.原因-結果連鎖間の飛び減
 3.目的-手段連鎖間の飛び減
をすればいいだけなので、
誰でも/どの企業でも 考え方を知ればデキるはずだと思います。


1.は 「トヨタ式工数低減法」の大野耐一さん と 「TOC」のエリヤフ・ゴールドラット博士
2.は 「物語図化法」の古謝秀明さん と 「あり/なし分析」の鈴木俊介さん
3.は 「水平思考展開図」の畑村洋太郎さん と 「課題-解決手段系統図」の鶴見隆さん
が道を切り開き、
誰でも 今までより 速く&苦労少なく&楽しく 問題解決できるように なりつつあります。

偉大な方々だと思います。
 
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by hugoniot | 2013-05-18 22:27 | 仕事

いい仕事をするのに必要な 「目的-手段系統図=機能系統図=思考展開図 の 階層間の飛び減」の感覚

①What(何をやるか・達成したいか、何が欲しいか) と How(どうやるか)
   http://www.shinryo.com/special/contents04_2.html

②本質(機能=有益機能[目的]+有害機能) と カタチ(手段=有形のモノ+無形のコト)
   http://www.kamuna.jp/ve/message.php
は 同じことを指している。



①を考える時は、
目的-手段の入れ子関係である 目的-手段系統図を ”書きながら”考えるべき。
   http://fk-plaza.jp/Solution/solu_nqc7_3.htm 
②を考える時は、
機能-手段の入れ子関係である      機能系統図を ”書きながら”考えるべき。
   http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/functionaldiagram.html

 

「目的-手段系統図 と 機能系統図 が 同じだ」という認識が重要。
   http://www.memodas.jp/?p=83
   http://www.cam.hi-ho.ne.jp/vpm_y-sato/essay018.htm
   http://blog.tori-log.net/stonewell/archives/225/


「目的-手段系統図=機能系統図=(水平)思考展開図の
 ”階層間の飛び”部分を発見できた時、新手段アイデアが発明される」という認識が重要。
   http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2011Papers/MiharaTRIZSymp2010/J21jP-Mihara-100808.pdf


これが苦手だと どうなるか?
「手段の自己目的化」を起こし、「部分最適、全体不適(最悪)」になる。
   http://www.cam.hi-ho.ne.jp/vpm_y-sato/essay003.htm
目的-手段系統図=機能系統図=思考展開図を
広く睨めて全体最適の判断をできる人が、それぞれの組織のトップになるべきで、
それができない人は トップ(マネージャー)には不適任者である。


部分最適が全体最適になるのは、全体が 部分の単純な足し合わせになっている時だけ。
そうなっているか/いないかを判断するために、、
全体と部分の関係=体系 を把握(見える化)することが まず必要。
   http://blog.so-net.ne.jp/soumon_kaden/2012-10-08
 
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by hugoniot | 2013-01-13 04:50 | 仕事

問題解決(仕事・技術開発・製造得率アップ・効率アップ)の達人

・創造設計原理(『思考展開図』)の 畑村 洋太郎さん、濱口 哲也さん、加藤 卓士さん
  http://www.juse-p.co.jp/cgi-bin/html.pl5?i=ISBN978-4-8171-9327-8

・『課題-解決手段系統図』の 鶴見 隆さん
  http://sdb-ri.com/data/lecture/2011.04.20.pdf
  http://cipo.jp/raytec/column/20071011.html
 『課題-解決手段系統図』の 楠浦 崇央 さん
  http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_12010.html
  http://www.seminars.jp/user/seminar_d.php?sCD=53210

・脳トレエクササイズ 「ユニークブレインラボ」、「あり/なし分析」の 鈴木 俊介さん
  http://keieigihou.jimdo.com/思考技術-創造性/創造性-発想力強化のためのエクササイズ/
  http://keieigihou.jimdo.com/思考技術-問題解決/超問題解決技法/

・「時間/空間サブプロセス分解・図解→機能レベル変化分析」の 古謝 秀明さん
  http://ameblo.jp/gijutsu-mieruka/theme-10047033029.html

---------------

・ファンクショナルアプローチFA(バリューエンジニアリングVE)の 横田 尚哉さん
  http://www.kamuna.jp/ve/ve_fa.php

・ブレイクスルー思考法
  http://www2.ueda.ne.jp/~s-syslab/sub2.htm

・USITの 三原 祐治さん
  http://green.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2011Papers/MiharaTRIZSymp2010/J21jP-Mihara-100808.pdf
  http://www.triz-usit.com/introduction-to-usit.html

・I-TRIZの 長谷川 公彦さん、上村 輝之さん
  http://www.ideation.jp/menu06/i-triz_2/
  http://www.ideation.jp/blog/2011/05/triziwb.html
  http://www.ideation.jp/blog/2011/09/post_44.html

・ロジカルシンキングの 石坂 英男さん
  http://ltkensyu.com/logicalthinking3.html#link3
  http://ltkensyu.com/logicalthinking4.html

・制約条件理論TOC 思考プロセス(現状問題構造ツリー→対立解消図)の飯塚 昇さん
  http://ik-consul.jpn.org/archives/1837
  http://ik-consul.jpn.org/archives/1779

 
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by hugoniot | 2012-01-17 21:10 | 仕事

問題解決のコツ『抽象化・上位概念化』には ①目的展開系と②グルーピング系の2種類ある

『問題解決プロセスの初めに ”抽象化(総称化・一般化・上位概念化)”すべき』
ということが殊のほか重要。


多くの問題解決熟練者は、経験的に、
”抽象化(上位概念化)”には 下記①②の2種類があり、
いずれの場合も 新アイデア(課題解決手段)が生まれうる
、 ということを知っている。

 ①【目的展開系】
    ・ある手段が果たす”機能[目的、課題解決]”
    ・   〃 果たすことを期待されている”機能”  に気づくと、別手段に想到できる。
       (ブレイクスルー思考法の「目的展開」。
        畑村さんが言うところの「”要求機能”を考える」。)
 ②【グルーピング系】
    複数手段の共通性に気づくと、別手段に想到できる。
       (上位概念化・グルーピング・抽象化。KJ法の要領。
        特許出願で 適切な広いクレームを立てる際に必須の考え方。)

このうち 特に①が強力で、
トレードオフ[矛盾]関係を 鮮やかに解消する ブレイクスルーアイデアが よく生まれる。
   ⇒ だから、・ブレイクスルー思考法のエッセンスが「目的展開」。
          ・畑村先生の創造学のエッセンスも 「要求機能(上位目的)を考える」。
          ・弁証法も「上位目的」を考えることで矛盾解消。
 
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by hugoniot | 2011-12-28 03:10 | 仕事

問題解決したいなら、上位概念(”目的”と”機能”)を よく考える

> ”矛盾”をうまく解消する手法であるTRIZの普及・実践が必要


『矛盾問題[トレードオフ・二律背反・あちら立てればこちらが立たず]を
  妥協なく[根本的・革新的・効率的に] 解決[ブレイクスルー]する。』
を、なるべく楽に行いたい・・・

『これ』を目指した手法・考え方は、けっこう沢山あるんですね。
 ①ブレイクスルー思考法(目的展開の原則、先の先を見たあるべき姿の原則)
 ②畑村・濱口さんの創造設計原理 (手段から 目的[要求機能]を考え直す)
 ③弁証法 (正⇔反の矛盾関係を、高い次元から考え直して 止揚[解決])
 ④制約条件理論TOCの思考プロセス(現状問題構造ツリー→対立解消図)
 ⑤TRIZ (矛盾を見つけ、なるべく二律背反な矛盾に突き詰め、分離原理)
 ⑥品質工学(「あちら立てればこちらが立たず…」の試行錯誤開発を問題視)

これら①~⑥のうち、①②③および ④のうち対立解消図が、いずれも
よく注意すると
 『上位の目的[機能]を考えれば、(矛盾の)ブレイクスルー策が見つかります。』
と言っています。
 (⑥品質工学も
   「まず目的機能、その上位の基本機能を考えよう」
  と言っているので、
  目的・機能を重視する考え方ですね。
   http://www.hinkai.com/modules/a_qe3/index.php?content_id=5)

それに比べて、
今までのTRIZは
 「”あるべき姿[究極の理想解]”から演繹しましょう。」
 「何らかのトレードオフ関係が見つかれば、矛盾マトリクスを使えます。
  二律背反の物理的矛盾まで突き詰められれば、分離原理を使えます。」
とは言っていますが、
意外なことに
 『上位の目的[機能]を考えれば、(矛盾の)ブレイクスルー策が見つかります。』
とは 明言していません。
  ・・・今までのTRIZも
      「具体的問題を 『抽象化』して捉え、
       そこで解法を探し、自分野の具体的手段に変換しよう」
      「機能分析が重要。」
     とは言っていますが。
ズバリここが、
TRIZ普及の障害になっているような気がします。


実は ⑤TRIZに限らず、
他の①~④⑥ どの手法も
 『上位の目的[機能]を考えれば、(矛盾の)ブレイクスルー策が見つかります。』
とハッキリ 明言できていません。
  ・・・①~⑥の中では
     ①ブレイクスルー思考法と②創造設計原理が 比較的そう明言してますが、
     両手法とも 他の様々なコツと同格に扱ってしまっているせいで
     『最重要のコツ』が埋もれてしまっています。

「難解だと思われている手法①~⑥の共通点が この『最重要のコツ』だ」
という認識が 各手法の専門家間に広がれば、
手法①~⑥の考え方を簡潔に統合・再編することができ、
それが 一気に世の中へ広まる可能性がある、と 最近 感じています。



>「因果関係の間に飛びがあると、対策手段アイデアが漏れる。」


問題解決とは
 『望む”結果”[=目的]を得るための ”原因”[=手段]を起こすこと』

と考えると、

『原因-結果関係の間に飛びがあると アイデアが漏れる。』
というノウハウは
『目的-手段関係の間に飛びがあると アイデアが漏れる。』
に言い換えることができますね。

前者は 時々 職場で耳にしますが、後者は滅多に耳にしません。
さらに、「前者と後者は同じことを言っている」という人は
周りに見当たりません。


どこの職場でも よく言われる
 原因追究が重要、メカニズム追究が重要』
 目的意識を持つこと、
  やろうとしていること[手段]が 目的とちゃんと繋がってることが重要』
という言葉の重要性が、
問題解決に熟練していない人たちには ピンときていなさそうです。

ピンときていないから 注意できず、実行できないのだと思います。
 (私も 以前はそうでした。)

これに対して、
 ・『原因-結果関係の間に飛びがあると アイデアが漏れる。』
 ・『目的-手段関係の間に飛びがあると アイデアが漏れる。』
     ⇒ 『論理に飛びがあると アイデアが漏れる。』

という説明を 図示しながら加えれば、
今までより ピンとくる人が増えるのではないかな?? と
最近 思うようになり、実践しています。



> 今のTRIZは
> 日本の技術者60万人のうちの上位3分の1程度※の人にしか受け入れて
> もらえないのではないか?


問題解決に関する諸手法は
”目的”・”機能””原因” といった なじみ深い日本語を軸に統合・再編でき、
そうすれば
新製品開発に携わる研究員レベルの人たちは 理解できそうな気がします。

まずは 極めて近い手法群①~⑤(弁証法系)を統合し、
そこへKT法、⑥品質工学等の他手法のエッセンスを加えていけば
いいと思っています。



> ・特許実質出願数は1,000人あたり305件=18万件
>   (おおよそ 国内出願件数の半分?)


最終的には
「強い特許網を築ける」ところまで もっていく必要があると思います。
  ・・・今までは やたら多くの件数を出願してきましたが、
     迂回手段がある スカスカの出願網なので、
     他社を抑止できず、役立っていませんでした。

この問題に関しては
 *元・旭化成知財部長の 鶴見隆さん
   (網羅的アイデア出し手法の ⑦”課題-解決手段系統図”を提唱)
 *元・三菱化学知財部長の 長谷川暁司さん
   (「御社の特許戦略がダメな理由」という本を出版)
が精力的に取り組んでらっしゃいます。

鶴見さんと何度か 網羅的アイデア出し手順について議論し、
 「鶴見さん提唱の⑦”課題-解決手段系統図”が
  ②畑村・濱口さん提唱の”思考展開図”と 同じ。」
と 私は感じました。

知財界では 鶴見さんの⑦”課題-解決手段系統図”が有名なので、
そこから②”思考展開図”経由で
①~⑤弁証法系の問題解決手法界へ 誘導できそうな気が 今しています。
 
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by hugoniot | 2011-12-28 02:54 | 仕事

問題解決の3ステップ・・・カギは 『抽象化・上位概念化』

<ステップ①>

【課題バラシ】・・・・・昔からある考え方
 最上位目的[理想の姿・あるべき姿]
    →上位目的(最上位目的の実現手段)
       →中位目的(上位目的の実現手段)
          →下位目的(中位目的の実現手段)
             →その実現手段・・・

【目的展開】・・・・・ブレイクスルー思考法が提唱した考え方
 最上位目的[あるべき姿]
    ←上位目的
       ←中位目的
          ←下位目的
             ←ある手段アイデア・・・


【思考展開図】・・・・・畑村洋太郎氏が提唱した考え方
  要求機能→ 機構→ 構造→ 要求機能→ 機構→ 構造・・・ の繰り返し
     ※ 要求機能← 機構← 構造 という風に
       手段(構造、機構)から要求機能(目的、上位概念)へ遡って考えると、
       別のアイデア(機能実現手段)が思いつく場合が よくある。

【課題-解決手段系統図】・・・・・鶴見隆氏が提唱した考え方
  上位課題→解決手段→その手段が直面する下位課題→解決手段・・・ の繰り返し
     ※ 同じ課題を解決できる 別の解決手段がないかどうか考える。


【”思考展開図”+”課題-解決手段系統図”+”課題バラシ”+”目的展開”】
 欲しい機能 [感覚的・情緒的な抽象的表現]
   ⇔欲しい有益機能 [科学的表現;欲しい機能を得るために必要な状態・条件]
     ⇔実現手段コンセプト [抽象的な技術思想、使用原理、いわゆる方式・機構]
       ⇔具体的な実現手段 [具体的な構造]
         ⇔その手段が直面する有害機能 [困り事、故障・不良、不具合]
           ⇔解決手段コンセプト [抽象的な技術思想、解決原理、方式・機構]
              ⇔具体的な解決手段 [具体的な構造]
                 ⇔その手段が直面する有害機能 [困り事、故障・不良、不具合]・・・


以上 全ての【樹形図】が言いたがっているのは、
 『樹形図の左側に 未知の階層(=上位概念)を見つけた時、
  新たに見つけた階層 または/および その右側の階層に 新たなアイデア[発明]が見つかる。』
ということ。

この【樹形図】は 頭の中にある情報を書き出すだけなので、
今すぐにでも それなりのものを書けるはず。 それだけで新発明が生まれる可能性がある。

これが、問題解決したい時の第一手順。

--------------------------------------------------------

<ステップ②>

ステップ①の【樹形図】を書き終わると、
自分が今 いくつかの具体的な困り事(故障・不良、不具合; 有害機能)に直面していて、
その良い解決手段を 見つけられていないことに 気づくはず。

ここからは、
 1) 「何を、どうしたいのか?」 ・・・ いわゆる ”問題定義
 2) 「なぜ、困っているか?」  ・・・ いわゆる ” 問題分析(原因追究)” を
繰り返し繰り返し、行きつ戻りつでもいいので
考えていく作業になる。


1) 問題定義文中のあらゆる語句に関して
   抽象化(総称化・一般化)を行うことが、”問題定義”のコツ。
    http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlectures/USITSol0209/Generification020910.html#4.%20%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E7%B7%8F%E7%A7%B0%E5%8C%96%20%20(%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E8%9E%8D%E3%81%8B%E3%81%99%E5%95%8F%E9%A1%8C)

2) 問題現象が起きている場所・時刻を、
   問題発見工程から前工程へ遡りながら 徐々に絞り込んでいくことが ”問題分析”のコツ。
    http://www.eside.biz/book/ki.htm
       【KI法】
  「いつ、どこから、どういう順番[因果関係]で 問題が進行するのか?」を 事細かに追うべき。
   その際、図解が必須。
    http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2006Papers/KoshaTRIZSymp0609/28jSKosha060731.pdf
       【時間/空間サブプロセス分解】


困り事に直面してから~問題分析を行い~解決策を見つけるまでの
一連の抽象化→具体化プロセスを、
分かりやすく書き表したのが 下記のフローチャート+解説文。
(※この6箱フローチャートには、
  古来からある類比思考や、等価変換理論、USITのエッセンスが凝縮されている。)
    http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2005Papers/NakaJCS-USIT6Box0510/NakaJCS-USIT6Box051129.html
       【類比思考に頼らない USITの6箱方式】

☆USIT 6箱方式について (大阪学院大学 中川先生のお言葉)
 ・6箱方式の1箱目~2箱目は、
   「本人が抱える具体的問題から始めて 課題目的を考え、
    目的・課題・必要機能を階層化し、
    真に取り組むべき適切な 課題の設定(問題定義)を行う」
        (↑ 本ブログ筆者のコメント・・・この1~2箱目は 本記事の<ステップ①>に相当。)
 ・6箱方式の3箱目は、
   「* 現状の技術システムを理解する。
    * 理想のシステム(現状の技術システムに囚われない 理想の姿)を理解する。」
  という意味。

--------------------------------------------------------

<ステップ③>

ステップ②で得られたアイデアを、ステップ①で作った【樹形図】の中へ組み込む。
  ※その際、さらに新たなアイデアが生まれる可能性がある。


目的理想の姿)” と ”問題困り事)” を 繰り返し繰り返し 再定義=改良していくこと、
それにしたがって【樹形図】が改良されていくことが 問題解決・技術進化・イノベーションである。


 
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by hugoniot | 2011-12-25 13:23 | 仕事

目的と原因を考えない人には、考えさせるしかない

①何かを「したい」と思った。
   → 目的は?
    → その目的は?
     → その目的は?・・・・・


②何か「うまくいってない」と思った。
   → 原因は?
    → その原因は?
     → その原因は?・・・・・

  ※原因には”潜在原因”と”引き金原因”がありうる。



今後しばらく、
会社で 周りの人に、この①②を ひたすら唱えかけることにした。
 
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by hugoniot | 2011-10-25 23:05 | 仕事

原因、矛盾、目的、流れ、バラつき

* 困り事の”原因”を考えて、対策を打つ。
  ”原因”を突き詰めていくと、殆んどの場合 ”矛盾”に行き着く。

* ”矛盾”は、”目的”を考えれば解消する。

* ”流れ”の滞りに注目し、滞りを解消する。 滞るには 何か”原因”がある。
    ・・・タスク(モノ・情報)の 前工程からの納入と 後工程の引き取りが同期してないから、
       途中でタスクが詰まったり / 欠品を起こしたりする。

* 機能(性能・品質)の”バラつき”を 安価に抑えこみたい。
    ・・・ 有害作用を緩和・減衰する策を 講じれば良い。
 
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by hugoniot | 2011-10-01 17:20 | 仕事

機能に着目するか、流れに着目する

問題解決は、
 ①最初から”機能”に着目するやり方
 ②最初は”流れ”に着目するやり方
がある。


① ”機能”に着目するやり方

 問題は
  ・有益機能が不足
  ・有害機能が過剰
  ・コストが高い (コストを下げると、有益機能が不足するか/有害機能が過剰になる)
 のいずれかなので、
 
 問題解決策は
  ・有益機能を増す
  ・有害機能を減らす
 のいずれかになる。
   (その中で 最も安価な手段を選べば、低コストになる。)


② ”流れ”に着目するやり方

 「流れれば収入が入るのに、流したくても流れない」 という問題に直面する場合もある。
 これは、流れを阻害する原因(ネック箇所)があるから。
 ネックを見つけ、解消すれば、流れはスムーズになる。

 ネック=流れを阻害する有害機能がある と捉えれば、
 流れをスムーズにする問題=有害機能を減らす問題 と捉えることができる。
 つまり、結局は
 問題解決は ①”機能”に着目して 行うことになる。
 
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by hugoniot | 2011-09-27 01:31 | 仕事


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