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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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等価変換理論

<等価変換理論の手順>
 ① 問題の原因分析をし、「何をしたいか(ε)」を決める。
 ② 既に 同じこと(機能・本質(ε))を実現しているシステム(Ao_1)を探す。
 ③ Ao_1が どのような方式(c)で その機能・本質(ε)を実現しているか、を認識する。
 ④ 改良したいシステム(Bτ)に アイデア(cε)を適用する。
 ⑤ 結果が不充分だったら、
   違うシステム(Ao_2、Ao_3・・・)を探して ②~④を繰り返す。

-----------------------------------------------------------

「したいことさえ決まれば、
 たいてい既に それをした例が世の中にあるので、参考にできる。」というのが
等価変換理論(Equivalent Transformation Thinking)の認識。

「98%のアイデアは、既に 異分野でなされた発明と 原理が同じ」という
TRIZ(発明問題解決の理論)と 同じ認識。


等価変換理論もTRIZも、
「何をしたいか(ε)」まで辿り着ければいいのだが、そこまで至らないとアウト。

だから ”問題分析”が重要。
 
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by hugoniot | 2011-05-30 19:26 | 知的財産

外国の実用新案について

<中国の実用新案について>

http://59.151.99.134:8080/reexam_out/searchdoc/search.jsp
  ・・・ 不服審判・無効審判のデータベース集
http://www.lianandlien.com/jp/UpFilePath/2010072743069985.pdf
http://huaihua.blog5.fc2.com/blog-entry-866.html
  ・・・ シュナイダー事件について

<ロシアの実用新案について>
http://tsubakipat.blog.so-net.ne.jp/2008-08-27
  ・・・ 主要な特徴が全て先行技術に記載されていなければ、
      出願は新規であるものとみなされる。また、進歩性が不要である。
      さらに、公用はロシア国内に限られる。
http://www.jpo.go.jp/torikumi/kokusai/kokusai2/pdf/RussiaSeminar_haifu/q_and_a.pdf
  ・・・ 実用新案は 方式を満たして 産業上利用でき、新規性さえあれば 2ヵ月で登録。
      化合物・方法は権利保護されない。
http://www.iprsupport-jpo.go.jp/soudan/joho/pdf/russia20080219.pdf
  ・・・ 実用新案の権利期間は5年間。 申請すれば3年まで延長可。
      (少なくとも特許の場合は) ユーラシア特許庁へ出願できる。
      登録後数か月以内に異議がかかって潰されなければ 各国へ移行。

<ブラジルの実用新案について>
http://www.harakenzo.com/jpn/rising_nation/brazil.html
  ・・・ 権利期間は出願から15年。 図面が必須。絶対新規性も進歩性も必要。
      取り下げ・放棄した出願が公開されてしまう点に注意。
      全件審査される。(審査請求不要)
      実施していないと 産業上利用可能性が認められない恐れあり??
 
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by hugoniot | 2011-04-27 23:03 | 知的財産

問題・課題解決アプローチ一覧

問題・課題の解決手段アイデア出しは、
 (1)思考実験アプローチ
  1) 演繹型 (理想追求)
  2) 帰納型 (原因分析、類比、矛盾解消)
 (2)物理実験アプローチ
  3) 計画型 (例.S/N比が高い条件を見つけるための 品質工学の実験計画法)
  4) 半偶然型 (セレンディピティー)
に分類できる。

これらを自由自在に使いこなせたら素晴らしい。
以下に 各アプローチの概要を記す。



(1)思考実験アプローチ
 1) 演繹型
  ①“目的-手段-…”の関係を論理の飛びなく繋げられそうな場合
      → ”目的→手段コンセプト→具体的手段…”とMECEに演繹する。
 2) 帰納型
  ①“原因-結果”の関係を解明できそうな場合
      → 因果関係の分析→好ましくない因果関係を断つ・緩和する・打ち消しつつ、
               好ましい因果関係を維持・強化・追加する。
  ②”原因-結果”の関係をすぐには解明できなさそうな場合
   Ⅰ) 異分野の似た構造に注目し、そこから課題解決手段を借用する。[類比]
   Ⅱ) 矛盾に注目する。[弁証法]
      → ⅰ) 二律背反まで突き詰める前に、
         矛盾マトリクスを参照してアイデア出し。
       ⅱ) 二律背反まで突き詰めて、
         TRIZ分離原理 あるいは TOC対立解消図を用いてアイデア出し

(2)物理実験アプローチ
 3) 計画型
  ① 機能レベル(Signal)のバラツキ(Noise)に注目
      → バラツキが小さくなる条件を品質工学の実験計画法で見つける。
  ② 故障を見つけ、原因を突き止めて 解決しようとする
      → まず故障を見つける。
       いつ/どこで故障が起きるかを知る。(物理実験)
      → 故障発生メカニズムを推定する。(ここは思考実験)
      → メカニズムから予想される
       故障が起きる/起きない条件を試す。(物理実験)
 4) 半偶然型

--------------------------------------------------------------------------------------------

一方、問題・課題解決の際に
 ①”因果関係の解明を重視すべき” という考え方と
 ②”因果関係を解明できてなくても 解決できる問題はある” という考え方
がある。 

これも 状況によって使い分けられるのがベスト。


①”因果関係の解明”を重視する考え方
 ※完璧な網羅的アイデア出し・網羅的特許出願は
  【原因-結果の関係を完全解明】しないとできない。
      (科学・論理の大原則)
 ※速く【原因-結果の関係を完全解明】できれば、アイデアの網羅を早くできる。
  だから、頻繁にメカニズム推定を繰り返すことが重要。
      (TPSなぜ×5、TOC現状問題構造ツリーのお勧め)

②”因果関係を解明できてなくても ある程度 問題は解決できる”という考え方
1) 弁証法
 ※多くの人は矛盾に直面すると妥協する。諦めてしまう。
  しかし、実は(二律背反の自己)矛盾状態さえ特定できれば、
  問題のメカニズム全容を把握できてなくても
  即座にいくつかの問題解決策を手に入れられる。
      (TRIZ分離原理・矛盾マトリクスとTOC対立解消図のお勧め)
2) アイデアリスト活用
 ※矛盾マトリクスやUSITオペレーター等を参照して
  徹底的に多量のアイデア出しを行い、グルーピング→体系化すれば、
  結果的に有力アイデアをかなり網羅できる。
      (創造性工学研究所長の三原さんのお勧め)
3) 品質工学
 ※多くの技術者は【原因-結果の関係を解明】が好きで熱中する。
  でも、メカニズムが分からずとも いい条件を見出だせる場合あり。
      (品質工学の実験計画法のお勧め)
 ※・多くの技術者は欲しい性能(有益機能)のレベル向上に熱中する。
  ・故障(有害機能)が起きたら原因の除去に熱中する。
  でも結局、問題解決が速いのは
  故障が起きにくい“ノイズに対して頑健なシステム”の構築。
  そうすれば、自ずと性能アップ&故障撲滅&コストダウンできる。
   → つい性能アップやノイズ原因除去のアイデアばかり考えてしまいがちなので、
    そうではなく まず 最初に“ノイズ耐性アップ”策から考えると良い。
      (田口玄一博士のお勧め)
 
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by hugoniot | 2011-04-08 23:24 | 知的財産

『御社の特許戦略がダメな理由』が提起した問題の解決策

目的-手段系統図・目的-手段体系図・目的志向体系表・目的-手段展開表
 http://fk-plaza.jp/Solution/solu_nqc7_3.htm
課題系統図・課題体系図・課題体系表
機能系統図・機能体系図・機能体系表
技術系統図・技術体系図・技術体系表
 http://www.ondatechno.com/Japanese/techno/consul/mail/3/3.html
は全て同じ。

これをマスターしないと、
 『御社の特許戦略がダメな理由』by 元三菱化学の長谷川暁司氏
 『技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか』 by 妹尾堅一郎氏
に書かれた問題は 解決できない。


「ある目的を達成する手段は、通常 複数ある。」ということを認識して、
有力な手段を挙げつくし、抑えきらないと、これからは ますます儲からなくなる。
   ・・・ なぜなら、国際化がますます進んで 競争相手が増えるから。
       世界中にある多くの他企業のうち 1社でも参入を許せば もう儲からない。
 
 
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by hugoniot | 2011-03-05 17:15 | 知的財産

進歩性が認められる条件

手段が新しい(1公知資料に対する新規性がある)ことを前提として・・・

1) 直面した課題・得られた効果が新しかった。
  前人未到の新課題に直面し、それを解決した。
    (従来にない 新しい効果を実現した。)
  今まで到達できなかったレベルの 高い効果を実現した。
    (課題を従来になく高いレベルで解決した。)
または、
2) 前から知られていたが 誰も解決できていなかった難課題を解決した。
  従来と同種の課題・同種の効果・同レベルの効果だが、
    従来と違うメカニズム(方式・機能・作用)の手段で課題解決・効果実現した。

とアピールできれば、進歩性がある。
 
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by hugoniot | 2011-03-04 15:05 | 知的財産

各国特許審査基準から見た 体系的・階層的アイデア出しの重要性

☆アメリカは 明細書中に書かれていたもののクレームされなかったアイデアを、
 後に再発行出願や均等主張で 権利範囲に取り込むことを禁じている。
  (いつでもクレームできたはずなのに あえてせず、公衆へ提供した とみなす。)

 <教訓①>
  アイデアを上位概念-下位概念 という風に体系的・階層的・網羅的に整理し、
  それをクレームと 明細書中の説明と 実施例に書くべき。


☆特に欧州と中国では、上位概念クレームが拒絶された時に
 明細書中に書かれてない中位概念での減縮補正を新規事項追加として認めない。

☆特に中国と日本では、上位概念クレームが拒絶された時に
 下位概念の一部の実施例しかなかった場合、
 中位概念でクレームを減縮補正しても
 実施例でのサポート不足を理由に 記載要件違反で拒絶される可能性が極めて高い。

 <教訓②>
  アイデアを上位概念-中位概念-下位概念 という風に体系的・階層的・網羅的に整理し、
  それを明細書中に書き、下位概念の実施例を一通り網羅的に書くべき。

------------------------------------------------------------------

上に☆で挙げたミスをすると、
せっかく編み出したアイデアを 簡単に他人が使えるようになる。
 (楽に特許を回避される。 楽な逃げ道ができる。
  すると商品を独占できなくなって 儲からない可能性が極めて高い。)

よって、
上位概念-中位概念-下位概念 と体系的・階層的・網羅的にアイデアを出すことが
まず 何より非常に重要。

それさえできれば、
あとは 「各概念(アイデア)が新しいかどうか」を確認すればよい。
  ・・・新しければ特許になるし/新しくなければ特許にならない。 単純明快。
 
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by hugoniot | 2011-01-27 04:08 | 知的財産

進歩性の判断方法

進歩性を判断したい出願を 以後”対象案件”とする。


① 対象案件に ”最も近い先行技術”を選定する。
   ※ 対象案件の構成要件が なるべく多く書かれているものを選ぶ。
     (本質部分=解決したい課題+その解決手段 が書かれていればベスト。
      だが、そうでなくても
       *対象案件の本質部分以外が”最も近い先行技術”に 殆んど書かれていて
       *対象案件の本質部分が ”第2の先行技術”に書かれていれば、
      進歩性を否定できる可能性があるので、
      ”最も近い先行技術”は気軽に選定すればよい。)
   ※ もし 後の手順で進歩性を否定しきれなかった場合、
     新たに別の”最も近い先行技術”で進歩性否定の再チャレンジをしてもよいので、
     ”最も近い先行技術”は 気軽に選定して 手順②以降へ進めばよい。

② ”最も近い先行技術”で埋めきれなかった構成要件を認定する。

③ 埋めきれなかった構成要件を”第2の先行技術”で全て埋められるかどうか確認する。
   ※ ”最も近い先行技術”と”第2の先行技術”の間に
     組み合わせる動機付け[Motivation]があるかどうかを確認すること。
      ・・・ 次のいずれかの条件を満たしていれば よい。
       1) ”最も近い先行技術”と”第2の先行技術”の課題が共通。
       2) ”最も近い先行技術”と”第2の先行技術”の機能が共通。
       3) ”最も近い先行技術”と”第2の先行技術”の作用・効果が共通。
       4) どちらかの先行技術中に、
         他の先行技術と組み合わせると良いことの教示・示唆がある。
                       [Teaching・Suggestion]
   ※ ”最も近い先行技術”と”第2の先行技術”に、以下に挙げるいずれかの
     組み合わせ阻害要因がある場合は、進歩性を否定できない。
      (1) 先行技術中に、対象案件へたどりつくのを積極的に邪魔する記載がある。
       1) いずれかの先行技術が、
         対象案件のことを好ましくない、と述べている。
          (例. 本文中で 好ましくない、と述べている。
             比較例で 結果が劣るので好ましくない、と表現している。)
       2) いずれかの先行技術が
        「対象案件と逆方向のことをすべき」と述べている。[Teach away]
      (2) いずれかの先行技術に、
        他の先行技術と組み合わせるのを積極的に邪魔する記載がある。
       3) いずれかの先行技術が、組み合わせようとしていた
         他の先行技術のことを好ましくない、と述べている。
          (例. 本文中で 好ましくない、と述べている。
             比較例で 結果が劣るので好ましくない、と表現している。)
       4) いずれかの先行技術Aが、他の先行技術と組み合わせることによって
         本来果たそうとしていた目的・機能を 果たせなくなってしまう。

④ それでも埋めきれなかった構成要件を、
  ”最も近い先行技術+第2の先行技術で埋められた構成要件と
   機能的に関連しない構成要件 について書かれた先行技術”[単なる寄せ集め]
  あるいは”周知技術”
  あるいは ”自明な課題・容易に思いつく課題の解決手段”で
  全て埋められるかどうか確認する。
   ※ ”周知技術”とは、教科書・便覧1冊 又は 最低3特許文献以上に書かれている技術。
   ※ ”自明な課題・容易に思いつく課題”とは、原材料削減・軽量化・省スペース等。
     そうした課題を 世の中で知られている手段で解決しても進歩性なし。

⑤ それでも埋めきれなかった構成要件が、
  ”最適材料の選択”か”数値範囲の最適化”か”均等物への置換”かどうか確認する。
   ※ ”均等物”とは、”同一課題の解決手段・同一機能を有する手段”のこと。

⑥ 対象案件が 各先行技術に書かれてない”顕著な効果”を持っていないかどうか確認する。
   ※ ”顕著な効果”とは、予想外の”異質な効果”又は
                  ”同質だが 臨界的な変化のある効果”のこと。

--------------------------------------------------------------------------------
<参考>
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/sangaku/08100123/005.pdf
  … 「”最も近い先行技術”+”第2の先行技術”に対して
     新しい構成 又は 予想外の効果があれば、進歩性が認められる可能性が高い。」
    と このページの筆者は言っている。
 
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by hugoniot | 2010-12-25 21:49 | 知的財産

真に取り組むべき・ブレークスルーすべき技術課題、矛盾・とりあい・トレードオフ関係とは?

*ある目的・性能・品質Aを 達成・実現するために、〇〇を行いたい  /増やしたい。

*別の目的・性能・品質Bを 達成・実現するために、〇〇を行いたくない/減らしたい。

となった瞬間、
もう ”〇〇をいじる(最適化を図る)”ことは 考えるべきでない。

       ↓

△△、■ ■、☆☆・・・など 別の手段を行うことで、AとBの両立を図るべき。

       ↓

具体的に どうすればいいかというと、

 *Bに悪影響を与えない A向上手段を導入する。
   (少なくとも、
    「A向上手段である〇〇を、別時間 or 別空間で実施する。」という手はある。
        ・・・ TRIZでは このことを”分離原理”と呼んでいる。)

 *Aに悪影響を与えない B向上手段を導入する。

-----------------------------------------------------

まずは、矛盾が起きているのに気づくことが大事。

次に、TRIZ分離原理を知っていることが大事。

その次に、”課題解決手段は必ず複数ある”のを知っていることが大事。
       (①有害機能の”原因を除去”、あるいは”遮断・隔離”する。
        ②有害機能の原因からの作用への”耐性を上げる”。感度を下げる。
        ③有害機能の原因からの作用を”打ち消す”。前後で補償する。)
 
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by hugoniot | 2010-12-11 20:22 | 知的財産

進歩性とは?

<ケース1>

 *ある課題Aの 解決手段a が 既に文献で知られていた。
 *    〃   解決手段b も      〃

 その場合、
 手段a+b には進歩性がない。


<ケース2>

 *ある課題Aの 解決手段a が 既に文献で知られていた。
 *    〃   解決手段b も      〃
 *    〃   解決手段c も      〃

 その場合、
 手段a+b+c には進歩性がある?!


<ケース3>

 *ある課題Aの 解決手段a が 既に文献で知られていた。
 *    〃   解決手段b も      〃
 *    〃   解決手段c も      〃
 *    〃   解決手段d も      〃
 *    〃   解決手段e も      〃
 *    〃   解決手段f も      〃
 *    〃   解決手段g も      〃

 その場合、
 手段a+b+c+d+e+f+g には進歩性がある?!

-----------------------------------------------------------------

『ケース2,3の場合は進歩性がある。』
   ・・・ 3文献以上の組合せでは 進歩性を否定できないから。
        (そういう拒絶がされたのを見たことがないから。)
と思ってる人が 少なからずいる。


ありえない。。

「ある課題Aを解決しようとして 課題Aで文献検索し、
 ヒットした文献に書かれている 課題Aの解決に関するアイデアを
 全て組み合わせてみよう。
   ・・・ それが 現時点で一番 課題Aを高いレベルで解決できる手段だから。」
と考えて
試してみるのは当たり前。
  (※ただし、ある文献イが
     ①「◎◎(文献ロに書かれていること)とは組み合わせるべきではない」
    と言っている場合、
    あるいは
     ②「文献イの一部の構成を ◎◎(文献ロの構成)と置き換えると、
       文献イが本来果たそうとしていた機能が 果たせなくなる場合」は、
    文献イと文献ロを組み合わせようとはしない。
    また、
     ③ 文献が 進歩性判断対象発明のことを否定、または逆方向を勧める場合
    は それで進歩性を否定するのが不適当、と考えられるけど。)

そんな当たり前の 誰でもやろうとすることに対し、
『3文献以上のアイデアを組み合わせることには 進歩性があるので、
 それを出願した人に 20年間の排他権(≒独占実施権)を与えよう。
   ⇒ 他の人は そのアイデアを20年間 実施したらダメ。』
と制限をかけるのは 非常にバカげている。

なぜなら、
”他人の出したアイデアを 単に足し合わせているだけ”の人への優遇だから。
  (※「単に足し合わせたら 新たな課題が生じたので、それを世界で初めて解決した。」か
    「単に足し合わせても 課題Aを充分解決できなかったので、
     さらに(課題Aの解決手段としては知られていなかった)世界初の新工夫を加えた。」
     というのなら、
     立派な進歩であり、特許を与えるにふさわしい偉業だが。)


『ケース2,3の場合は進歩性がある。』と思っている人は、
 ×:全然 特許にならない他社出願への対策に時間を浪費し、
   本来 避けなくてもいい他社出願を避けることによって 自社商品の競争力を落とす。
 ×:全然 特許にならない内容を特許出願し、権利化を図り、時間とお金を浪費する。

注意しましょう。
 
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by hugoniot | 2010-12-11 19:51 | 知的財産

『イノベーションとは、未知なるものの体系化』という言葉の意味

『イノベーション(革新・発明)とは、未知なるものの体系化』
というP・ドラッカーの名言は、
『イノベーション(問題/課題解決・目的達成・トレードオフ関係のブレークスルー・機能実現)とは、
 (先行技術を含めた)未知なるものの体系化(系統化・情報分類)を“書きながら”行うこと。』
という意味です。

具体的には、
『最上位目的(あるべき姿・理想)、目的の目的、目的、
  欲しい機能(有益機能)、実現方式
    その方式の実行時に生じる課題(抑えたい有害機能・克服したいトレードオフ関係)、
      課題解決手段(有害機能抑制手段・トレードオフ解消手段)、
        その手段の実行時に生じる さらなる課題、その課題解決手段
          その手段の実行時に生じる さらなる課題、その課題解決手段
            その手段の実行時に生じる さらなる課題、その課題解決手段……』
という風に、
階層的・系統的・体系的・入れ子状・樹形図状・ピラミッド状に、かつ
同一目的を達成できるかもしれない別手段・代替手段が漏れないように(※)注意しつつ、
情報を(少なくとも紙、好ましくはExcel等の電子メモ上に書きながら)整理すればOKです。

※なお、アイデアを漏れなく出すためには、
  アイデアが4つ5つと出てきたら
  それをグルーピング・ラベリング・上位概念化することが肝要です。
        (↑ この作業はKJ法・帰納そのものです。)
  すると、結果的に
  ”階層的・系統的・体系的な、樹形図状・ピラミッド状の” 情報整理
    = ”MECEなロジックツリー”へまとめられた情報整理になります。

※有害機能抑制・トレードオフ解消のアイデアを
  どうすれば漏れなく出せるかは、このサイトの他記事を ご参照。

----------------------------------------------------------------------------

上に書いたことは、
 *品質機能展開・QFD、シックスシグマのVOC(Voice of customers
 *問題解決理論・問題解決思考法、創造技法
    (本質追究・本質追求、真因追究・真因追求・なぜなぜ展開、
     KJ法・上位概念化帰納法、
     SIT・ASIT・USIT閉世界法、等価変換理論
     演繹法・USITのParticles法・TRIZの「究極の理想解」、
     曼陀羅・曼荼羅・マンダラ・MC法・MEMODAS・マンダラート・Mandal-Art、
     ロジカルシンキング・論理思考、ロジックツリーMECE、MindMap・マインドマップ)
 *弁証法
    (制約条件理論TOC思考プロセス中の対立解消図・クラウド、
     目的展開、ブレークスルー思考・ブレイクスルー思考・ワークデザイン・システム思考
     発明問題解決理論、TRIZ・TIPS・SIT・ASIT・USIT)
 *価値工学・VE
 *品質工学・タグチメソッド・田口メソッド・QE、シックスシグマ
のコツ・こつ・真髄・秘訣・エッセンスです。
 
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by hugoniot | 2010-11-27 15:42 | 知的財産


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