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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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カテゴリ:食糧( 16 )

食糧を輸入できなくなる、ということはない。誰よりもお金を持っていれば。

最近、物価上昇を理由に食糧の輸出制限をし始めた 食糧輸出国が多い。

例えば、世界第2位のコメ輸出国であるベトナム。
ベトナム国内のコメ価格が1年で30%アップし、供給を増やすためにコメ輸出を制限。
  → コメを自給できず、大半をベトナムから輸入していたフィリピンで コメ価格が30%上昇。
・・・・・
「この調子でいくと、いくらお金を持っていても 食糧を買えなくなる時代が来るのでは??」
というのが、見たTV番組の論調だった。


でも、「お金さえあって、食糧絶対量が余っているなら 必ず買える」と言える。
(もし世界人口分の食糧がないのなら、食糧生産国は輸出を完全停止するだろうけど)
自国民が食う以上の食糧が生産できたなら、それは国外へ売る。 最高値を提示した国へ。
  → だから、食糧自給率がいくら低くても 世界で最も金持ちなら 食糧を買い占められる。

つまり、飢えないためには 「食糧を完全自給するか/世界一の金持ちになる」ことが重要。
   ・・・ その上で、後者は 貧乏人を飢えさせることになるので ベストな策ではないだろう。
食糧を自給し、他人が食べられる分も生産する(又は生産技術を提供する)。
そのために必要な水、エネルギー技術も開発する。そして誰も飢えないようにするのが理想。

まずは 自分が飢え死にしたら話にならない。
自分は飢え死にしないように金持ちになり、食糧を自給し、周りの人を助ける。
そういう順番で どこまでやれるか?? ・・・ それを1人1人がやればいい。そうするしかない。
 
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by hugoniot | 2008-04-19 21:45 | 食糧

【野菜工場】なんと“生産効率20倍”・・・超高密度植物垂直ミスト水耕システム

http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1204013185/987-989
よりコピー


【野菜工場】なんと“生産効率20倍”
  …垂直パネルに植物の根を固定し、
    栄養含ませた“霧”を吹き付け無農薬栽培  収穫期間も大幅短縮

<無農薬野菜、水耕で生産効率20倍・きゅぶふぁーむが装置発売>
 植物栽培装置開発ベンチャーのきゅぶふぁーむ(兵庫県三田市、丸元誠一社長)
 http://www15.ocn.ne.jp/~cubefarm/ は、
主にレタスなどの葉物野菜を農薬を使わずに育てられる装置を年内にも発売する。
神戸大学大学院農学研究科と共同開発し、
円筒に農作物の根を固定して蛍光灯を当てて育てる。
露地栽培と比べ生産効率が約20倍に高まるという。
外食やスーパーなどの展示用途などに 売り込む。

直径35センチメートル、高さ2.5メートルのプラスチック製の円筒に複数の穴があいており、
野菜の苗を固定する。
装置の周囲に冷陰極蛍光ランプをつけ、装置内部で回転する5本の円筒 を照らす。
冷陰極蛍光ランプは植物が光合成しやすいよう波長を調整した。
 http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20080226AT2E2100E25022008.html

<参考>
 株式会社きゅぶふぁーむは「超高密度植物垂直ミスト水耕システム」をデモ出展していた。
神戸大学と共同研究しているもので、
垂直パネルを使うことで完全閉鎖型植物工場の生産効率向上を目指したものだ。
将来的には従来型よりも
設備投資で3割、ランニングコストで3割、生産性で1.5倍を目指しているという。
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/02/07/896.html?ref=rss
画像
 http://robot.watch.impress.co.jp/cda/static/image/2008/02/06/ven_p1330875.jpg

 実験装置は「超高密度植物垂直ミスト水耕プラント」。
床面積約13平方メートル、高さ5メートルの工場の中で、
幅1.8メートル、高さ90センチのパネル8枚を2列に積み上げレタスを栽培している。
植物栽培用の特殊な蛍光灯を光源にし、栄養分を含ませた霧を吹きつける。
露地栽培の3分の1の期間で収穫できるという。 (抜粋)
http://j.peopledaily.com.cn/2006/04/06/jp20060406_58793.html
 
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by hugoniot | 2008-03-06 03:09 | 食糧

これからは、水を基準に考える

さっき 部長、課長と お昼ごはんを食べた。

「暑いね~ → 温暖化か? → 農業が大丈夫か? 水源が枯れる所もあるぞ。」
という流れで、途中から 水 一辺倒の話になった。

*飲み水さえあれば なんとか しのげる。 (飲料水)
*水さえあれば、野菜を育てられる。 それを食わせて 畜産物も育てられる。 (農業用水)
*水があれば、半導体はじめ 工場が稼動できる。 (工業用水)

どうにも せっぱ詰まったら、工業用水はカットできる。
でも、農業用水と 飲料水だけは 絶対に確保しなければならない。

気候変動で 気温が数℃上昇したっていい。 その気温に合った農作物を作ればいいんだから。
でも、数℃上昇することで 水源を失ったらアウト。
地下水の枯渇、溜め池の干上がり、オアシスが消失して砂漠化・・・等は 大変危険。
  → ダム建設、海水の淡水化、汚染水の浄化・再生、節水技術が必要。

有意義な お昼ごはんでした。
 
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by hugoniot | 2007-08-17 13:10 | 食糧

有機栽培とは?? 食糧問題はエネルギー問題

①肥料
ハーバー=ボッシュ法を用いた化学合成肥料を使うか 使わないか(堆肥や下水を使う)

②光合成の光源
太陽光(昼間のみ)か 水銀蛍光灯やLEDなどの人工光(夜間も可)か

③その他の生育環境 (温湿度最適化、CO2濃度アップ)
自然に任せて管理しないか 室内(植物工場、ビニールハウス)に入れて管理するか

④冷害・霜害・高温障害・干ばつ・風水害・根腐れ対策 (温湿度、風速、水分量管理)
自然に任せて管理しないか 室内(※植物工場、ビニールハウス)に入れて管理するか
  ※自然土栽培か 人工土栽培か 液栽培か

⑤雑草対策
生物除草か                  化学農薬か                        
室内管理(植物工場、ビニールハウス)か

⑥虫害対策
生物農薬か 遺伝子組換え生物農薬か 化学農薬か 害虫に強い※遺伝子組換え品種か
室内管理(植物工場、ビニールハウス)か
  ※遺伝子組換え品を作るなら、強制交配か 放射線照射による突然変異か 遺伝子操作か)

⑦病害対策
生物農薬か 遺伝子組換え生物農薬か 化学農薬か 病気に強い※遺伝子組換え品種か
室内管理(植物工場、ビニールハウス)か
  ※遺伝子組換え品を作るなら、強制交配か 放射線照射による突然変異か 遺伝子操作か)

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次の(1)~(3)に 問題をキッチリ分けて考えなきゃいけない。

 (1)エネルギー問題  ・・・ ①肥料、②光合成の光源、③温湿度・CO2濃度管理
 (2)自然災害  対策  ・・・ ④冷害・霜害・高温障害・干ばつ・風水害・根腐れ対策
 (3)除草・病虫害対策 ・・・ ⑤雑草対策、⑥虫害対策、⑦病害対策


×(1)は 促成栽培するほど   エネルギー消費量が増えて、地球温暖化が進むのが問題。
×(2)は 天災から保護するほど                  〃
    ⇔ ◎食糧の生産性(成長速度&収穫得率)が上がる。

×(3)は 化学農薬、遺伝子組換え作物に どれだけデメリットがあるかという問題。
    ⇔ ◎雑草に栄養を奪われたり・病虫害で枯れたりせず、食糧の生産性が上がる。
      ○農家の手間が省ける。


以下の事を 冷静に考える必要がある。

 *農薬以外にも化学物質はある。(食品添加物、工場排気・・・など)
           化学物質以外にも発ガンリスクがある。(放射能、タバコ、ストレス・・・など)

 *強制交配や 放射線照射を使った突然変異も 遺伝子組換えである。

 *人類が摂っている蛋白質の既に数割は 化学合成肥料のおかげである。
     → エネルギーを投入しなければ収穫量(生産性)が落ちる。
     → 食糧問題はエネルギー問題であり、温暖化問題と密接に絡んでいる事を知るべき。
 
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by hugoniot | 2007-07-03 05:30 | 食糧

カブトガニで除草

カブトガニは雑草を好んで食べるらしい。

「有機栽培(※)で大変なのは 雑草取り。
 カブトガニのおかげで助かってます。」と TVで どこかの農家の人が言ってた。

(※)有機栽培じゃなくて 無農薬栽培。
 
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by hugoniot | 2007-07-03 04:32 | 食糧

【超重要】まずい・・・肥料が足りない。。

アンモニア合成は人類繁栄の源
 http://irws.eng.niigata-u.ac.jp/~chem/itou/resource/an_home.htmlより抜粋

人間の体を維持するためにはタンパク質を摂取しつづける必要がある。タンパク質を構成するアミノ酸は窒素の化合物であるが、この有機物としての窒素および硝酸塩を空気中の窒素から作ることを「窒素の固定化」という。これはそう容易なことではなく、自然界ではマメ科の根粒菌(共生菌)などの少数の微生物にしかできない。植物は微生物が生産した硝酸塩やアンモニウム塩をもとにタンパク質を合成する。

近代になり農作物の増収の必要が出てきたため、肥料というかたちで有機窒素を人工的に補うことが農業に不可欠となった。欧米では19世紀にはペルーのグアノやチリ硝石(NaNO3)が使われたが、火薬の需要もあり、人工的な窒素固定が望まれた。

これに化学者およびエンジニアが応えたのがハーバー・ボッシュ法であった。人工合成されたアンモニアは,硫安や尿素肥料として生物が固定した窒素を補い,農産物から 動物タンパクを経て人間に摂取される。1974年のデータによると 世界の人口37億人の持つタンパク質は310万トンの窒素相当。 これを維持,蓄えるためには年間窒素1520万トン相当のタンパク質を摂取する必要がある。その源を植物性,動物性と たどると,生物による固定窒素4400万トン(20億人分), 工業的固定窒素3900万トンとなっている。

現在の地球上50億の人口を維持するためには人工的窒素固定は既に不可欠のものであり、アンモニア合成工業は今後も拡大し続ける。この水素と窒素からのアンモニアの直接合成法を開拓したハーバーは、その墓碑銘(ベルリンのダーレムの研究所)で、「空気からパンを作った人」と称えられている。
 
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by hugoniot | 2007-06-29 10:54 | 食糧

台湾の美味しい店

青葉・・・お粥が美味しいらしい。
 
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by hugoniot | 2007-06-05 16:26 | 食糧

食糧危機のリスク、農業の効率アップ (ネット収集情報より)


「日本は何人養える?」・・・一問一答

Q1. 日本だけで、どれくらいの食糧が生産できますか?

A1. 石油が現在と同じ値打ちで手に入るなら、9,000万人分くらいは大丈夫かも知れません。1960年代は食糧自給率が非常に高かった(カロリーベースで79%(1960年))頃ですが、このときそのくらいの人口でした。しかし、石油が高騰するなど、手に入りにくくなると、3,000万人も難しいかも知れません。


Q2. なぜ石油と食糧が関係あるのですか?

A2. 肥料や農薬を作るのに石油が必要です。農業機械を動かすのも、輸送手段もそうですね。


Q3. どのくらい石油が必要なのですか?

A3. 「土のはたらき」(岩田進午著)によると、化学肥料などを使う現代農法では、収穫物の2.6倍(1970年)のエネルギーを投入しなければなりません。1キロカロリー分のお米を作るのに必要な石油は、2.6キロカロリーだということです。化学肥料・農薬・トラクターで育てたお米は、石油でできている、といってよいでしょう。

ちなみに、まだ有機農法が中心的であった頃(1955年)では、投入したエネルギー(労働など)の1.11倍の収穫が得られていました。


Q4. では、有機農業にすれば、食糧問題は解決ですね?

A4. そう単純にいきません。有機農業に必要な有機肥料は、国内でまかなえません。今、日本で生ゴミがあふれかえっているのは、そもそも海外から大量に食料を輸入しているためです。牛糞なども、海外からの輸入飼料が由来です。食糧や飼料の輸入がなくなれば、有機農業で使用する有機肥料も消えてなくなります


Q5. 山や海もあるのですから、国内だけで有機質肥料くらいはまかなえるのでは?

A5. その前例として江戸時代を考えてみましょう。江戸時代は鎖国していましたから、日本はほぼ完全な自給自足でした。吉宗のいた享保の時代(18世紀半ば)に人口が約3,000万人に達すると、あとは明治維新を迎えるまで、人口が増えませんでした(「近世日本の人口構造」関山直太郎著)。

江戸時代は山林の下草から糞尿まで、リサイクルを徹底していました。それでも3,000万人以上は養えず、5年に一度くらいの頻度で、飢饉があったようです。 3,000万人分以上の食糧をまかなうだけの有機質肥料は、日本の国土だけでは無理でしょう。


Q6. 江戸時代よりも技術が発展している分、江戸時代よりもたくさんの食糧が生産できるのでは?

A6. 技術は進んだ部分と、むしろ失われた部分とがあります。進んだ部分は、ほとんどが石油エネルギーを自由に使えることが前提になっている技術です。化学肥料も農薬もそうです。石油の値段が高くなるなど、手に入りにくい状況になるとこれらの技術は使えなくなります。

逆に、石油エネルギーに頼らない技術は、かなり失われていると思われます。言い換えれば昔ながらの農作業ですが、現在の農家には、化学肥料を使うようになった農業しか知らない人が多くなっています。また、石油に頼らないというのは技術というより、システムに頼っている部分があります。生ゴミを埋めたて、糞尿を下水に捨てていることだけを見ても、よく分かると思います。国内自給率の高かった1960年代は、まだこれらのリサイクルシステムが機能していました。しかし、今はもうありません。


Q7. でも、江戸時代よりは耕地面積は広がっていますよね。

A7. 確かに広がっています。現時点で476万ヘクタール(2002年)、減反などが行われる前では最大で600万ヘクタール(1960年)の耕地面積がありました。しかし、いくら耕作地があっても肥料がまかなえなければその分収穫は落ちます。江戸時代よりも山林は貧しくなっているようですから、その分国内でまかなえる肥料が少なく、江戸時代より厳しいかも知れません。


Q8. 日本は海で囲まれています。魚を余計に食べれば、もっとたくさんの人口を養えるのでは? 山の幸、川の幸もどうでしょう?

A8. これだけ世界中から魚やエビをかき集めていながら、数%分(カロリー計算)しかまかなえていません。海産物は重要な資源ですが、人口を養うには充分ではありません。

また、森林面積は江戸時代と変わらないのですが、戦後は針葉樹林が増え、食べられるような植物は少なくなっています。河川の魚もずいぶん少なくなっています。江戸時代より海山川の幸は期待できないと思われます。


Q9. 一人あたりの食糧を作るのに必要な耕地面積はどれくらいですか?

A9. 日本人の今の食生活を維持するには、1400m2(1.4反)必要です。明治末期の食生活なら、600m2(0.6反)です(農林水産省「食料需給表」)。現在の日本の耕地面積から計算すると、現在の食生活で3,400万人分、明治末期の食生活で8,000万人弱になります。過去最大だった600万ヘクタールで計算しても、それぞれ4,300万人と1億人です。現在の日本の人口は1億2千万人ですから、明治の食生活に戻っても、まだ足りません


Q10. では、輸入がなくなっても米を食べればよい、という話は無理なのですか?
昔はそれができていたのですよね。

A10. 実は、お米を主食にすることができた歴史は、とても浅いのです。大正の末くらいからです。それまではムギやヒエ、アワなどの雑穀が重要な食糧源でした。満州や朝鮮半島から食糧を輸入(当時は強制的移送)するようになって、日本人ははじめてお米を主食にすることができました。

第一次大戦後、シベリア出兵の噂でお米が暴騰し、富山県魚津で主婦たちによる米騒動(1918年)が起きたのが発端だそうです。これにあわてた政府が、朝鮮半島から米を大量に日本に運び(強行に近い)、そのかわりに満州からアワを送っていたようです。朝鮮半島でできるお米の約半分(45.3%)が日本に移送されました(「日本農業100年のあゆみ」暉峻衆三)。日本人が国民的にお米を主食にすることができたのは、このときからでした。ちなみに朝鮮ではそれまで一人あたり0.7石のお米を消費(1915~1919年平均)していたのに、日本への移出以降、0.44石(1930~1936年平均)まで落ち込みました。

この歴史的事実だけ見ても、日本のお米だけでは充分な人口を養えないことは明らかです。


Q11. お米よりももっと生産性の高い作物を育てるなどすれば、どうでしょう?

A11. 農水省が1998年に出したシミュレートでは、そうした試算が出ています。減反したところも耕す、新しい耕作地も開拓する、お米にこだわらず、ジャガイモやサツマイモといった生産性の高い作物の方が適している耕作地ではそれを育て、お米の品種もコシヒカリではなくもっと多収の品種に切り替える、そうしたあらゆる最善の方策を採ったとして、8,000万人分の食糧の生産力しか国内にはないようです(国民一人あたり1,760キロカロリー、必要なカロリーの3分の2)。

しかもこの数字は、石油の利用に支障がないという前提です。食糧輸入が困難な事態は、当然石油も同様と思われますから、8,000万人からその分差し引かなければなりません。堀江武京都大学教授は、別の計算式ですが4,800万人とはじいています(「作物学総論」堀江武・他著)。


Q12. みんなで我慢して、少しずつ分かち合えば、どうにかなるのでは?

A12. そうできるとよいですね。ただ、難しいとは思います。商品相場でも1割足りないだけで値段は倍以上に跳ね上がります。そうすると分かち合う前に、商品が買い占められてどこかへ消えてなくなってしまいます。国が統制経済を行ったとしても、十分なことができないのは、戦争中や、1994年の米騒動を見ても分かります。

また、みんなで少しずつ耕して、自分の食べる分を作るというのにも、難しさがあります。江戸時代には、人口の8割以上が農民でした。それでも5年に1度の頻度で凶作が起き、姥捨て等の悲しい出来事がありました。そんな時代ですから、武士も含めて、贅沢していた人は皆無に等しかったと思われますが、それでも3,000万人以上に増えることがなかった。この国の持続可能な人口は、鎖国状態であれば、3,000万人が目安になるでしょう。


Q13. でも、食糧も石油も輸入がゼロ、という鎖国のような状態は考えにくいのでは?

A13. そう極端な話でなくても、たとえば価格が10倍になるというだけでも似たような事態が考えられます。ですから、国内だけで全ての物資をまかなう場合、どのくらいの食糧を生産できるのかを考えることは、一つの目安になります。


Q14. 食糧や石油が10倍にも価格が跳ね上がるのは考えにくいのでは?

A14. 戦争の他に、世界的な不作、あるいは経済混乱が考えられます。日本の場合、経済混乱の可能性があります。1998年のアジア金融危機で、インドネシアは通貨のルピアが、一気に6分の1に値下がりしました。これは、インドネシアの人々にすれば、食糧の値段が6倍に跳ね上がったのと同じことになります(インドネシアは食糧をかなり輸入している)。

実際、経済混乱の間、都市部では食糧がなくなってしまいました。国連の予測では、このときの食糧難のために、二歳以下の子供の半数以上に栄養失調による脳の成長障害が起きた危険性があるということです。日本で同じことがさらに大規模に起きないとも限りません。


Q15. 日本は不景気といっても、インドネシアとは比べものにならない大国です。
食糧のような安価なものを心配することはないのでは?

A15. 大国といっても、虚像の部分が大きいと見ることが重要です。今の日本の円は不換紙幣といって、金(きん)と交換できた昔の兌換紙幣と違い、日本に対する信用だけで値打ちが保たれています。信用がなくなれば、不換紙幣はもともと紙切れでしかありませんから、1,400兆円あるといわれる金融資産も、全部紙切れになります。


Q16. 日本がそんな簡単に経済破綻するでしょうか?

A16. その兆候はいくつもあります。たとえば日本の政府が抱えている借金は1,100兆円に上ります。今は公定歩合という、金利を決める基礎になるものがほとんどゼロですから、借金の利払いも少なくて済んでいます。しかし、いずれ金利は正常化せずにはいませんから、そうなると借金の利払いだけで、40兆円を超えてしまいます。国の一年の税収が45兆円ですから、もう「経営破綻」している状態です。倒産の宣告待ちをしている段階です。

また、日本への信用の高さは、日本企業の強さが支えています。ところが、主要なメーカーはほとんど中国に拠点を築き、日本はすっかり空洞化してしまいました。日本の強さが日本から失われれば、日本の円への信用は簡単に失われ、円は暴落します。暴落すれば、貿易ができなくなります


Q17. 日本はドルなどの外貨をたくさん持っています。円が暴落しても、ドルで食糧を買えるのでは?

A17. ドルを持っている人と食糧を必要としている人が一致していればその通りですが、そうでないのですからうまくいきません。国のドル資産はアメリカ国債の購入に充てられ、その証券もアメリカ財務省に預けっぱなしだそうです。あまりに巨額で、しかも相手に預けたままなので、危機に至って引き出そうとしても、まず無理でしょう。

ドルを持っている企業は、日本で経済混乱が起きれば中国などへ逃げてしまうでしょう。個人でドルを持っている人も、とりあえず混乱が収まるまで海外逃亡するかも知れません。ドルも持たない、海外に移ることもできない、そして円が暴落して貯金がパーになった国民の大多数が、国内に残ることになります。食糧を海外から手に入れることは、安易に考えられません。


Q18. もしそうだとしても、海外が日本に食料援助をしてくれるのでは?

A18. 期待はもてます。ただ、日本が混乱すると世界が混乱します。日本はやはり経済大国で、世界の14.2%(1997年)もの経済規模を誇っています。そんな国が混乱すると、世界中が大恐慌に陥るので、日本を助ける余裕があるだろうか、という懸念があります。自分の国は自分で何とかする努力が必要でしょう。


Q19. 日本社会は高齢化していて、人口が減少するのも早いと聞きます。少なくなった人口なら、完全自給できるのでは?

A19. 人口が自然に減少するには、長い時間が必要です。しかし経済混乱は、いつ起きるか分かりません。もしこの10年ほどの間に経済混乱が起きたとしたら、日本の食糧事情はかなり厳しくなるかも知れません。日本経済(特に財政)はいつ破綻するか分からない状態ですから、予断を許しません


Q20. 日本の企業全てが海外に逃げてしまうわけではないでしょう。1億2千万人を養う食糧を買い付けできるくらいの技術は残るのでは?

A20. その通りです。日本から企業が逃げ出しても、まだ高い技術が残っているでしょう。けれども、食べていくことは容易なことではありません。少なくとも、これまでのような食生活は続けられないでしょう。中国が台頭したからです。

中国が工業力をもったということで、世界史的なデフレが起きています。工業製品は産業革命以降、先進国だけが独占していたために高い値段に釣り上げることができました。しかし世界人口の5分の1も抱える中国が工業力を獲得したことで、工業製品は「誰にでも作れる」安っぽいものになったといえます。そうすると工業製品は陳腐化(コモディティー化)して、パソコンのような精密機械もどんどん値下がりしていきます。これまでのような農産物に対する工業製品の価格優位は薄れていくでしょう。

その一方で、中国が贅沢を覚えて、食糧を輸入するようになると世界的に食糧が逼迫し、高騰する恐れがあります。そうなると、工業製品と食糧の値打ちが、逆転するかもしれません。コメ10キログラムとパソコン1台とどちらが高いか分からない、今考えると冗談のような事態もあり得るでしょう。日本は、工業力を大きく削られた上、残った工業力で生産したものも安く買いたたかれ、食糧は高く買わなければならなくなります。国内で3,000万人分の食糧を生産するにしても、あと9,000万人分を養うだけの儲けを出すのは大変なことです。


Q21. 日本はこれから、どうすればよいでしょう?

A21. 長期、中期、短期の時間軸と、地域サイズの空間軸に分けて考える必要があるでしょう。

長期的には、ご指摘のように日本の人口は大きく減少していくと予想されています。そのときには高い自給率を達成できるように、今から国内の生産体制を整えておくことが大切でしょう。

中期的には、大きすぎる人口と小さすぎる食糧生産力とのアンバランスが続きますから、そのギャップを輸入食料で埋める必要があります。そのためには農産物以外の商品で海外に売れる商品を作り続けていかなければなりません。産業の空洞化をなんとか抑え、新規な産業を生み出していく活力が求められます。

短期的には、海外諸国と良好な関係を築くことではないでしょうか。特に、隣国の中国や韓国は今後も経済の発展が予想されます。日本が苦況に陥ったときに、頼りになるのはこうした国々だと思います。

次にどのサイズの地域を考えるかですが、日本全体となると、非常に難しいと云わなければなりません。日本が迎える可能性の高い危機は財政破綻であるため、国の政府そのものが十分機能しうるか、分かりません。従って、日本全体での対策も重要ですが、道府県レベル以下のサイズで対策を練ることが現実的でしょう。

東京などの大都市圏を除けば、自給体制をとれる農業地域は結構あります。どうにかできるところからどうにかして、余力を他府県に振り分けてもらえたらありがたいです。

また、町のサイズでは、キューバのように、プランター栽培などで都市住民が食べ物を自作することも有効でしょう。今さら農村に疎開もできない人は多いと思われますから、そのような人たちのため、都市で行える農業技術の開発が大切と思われます(ベランダ栽培、屋上栽培)。

さらに、国内だけに思考を狭める必要はありません。国家の枠組みで考えるのではなく、人と人とのつながりで考えてみてはどうでしょう。日本で生産することだけにこだわらず、たとえば中国などへ農業指導に行って現地の振興と親睦をはかり、生産した一部を日本に送ってもらうということも可能ではないでしょうか。

緒方貞子さんが「人間の安全保障」と表現しているように、国の枠組みを超えて、人と人とのつながりで、一人一人の生活が安定するようにはかるのです。インターネットの登場は、こうしたことを可能にしてくれます。

誰かだけが富んでその分誰かが損をするというようなこれまでの社会構造を改め、どの国のどんな人も、いたわり合い励まし合える仕組みづくりを、諦めずに続けていきたいものですね。

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「野菜工場、露地栽培の機械化」について


http://www.ce-lab.net/ringo/archives/2005/05/23/index.html#000023


農業生産法人 取締役です。

野菜工場について自分の知っている限りを書き込みます。

水耕栽培と言っても色々な作り方があります。

ビルの中で太陽の代わりにLEDランプを使う例!(これは完全大手の事業ですね! 採算度外視で作っているみたいです。)
商品の値段も一般庶民ではそうそう買えない値段です。

一般農家様が一番水耕に取り組んで居て一番消費者が目にするのは サラダほうれん草 パプリカ 小ねぎ ミツバ
などが主流ではないでしょうか?
今は何でも栽培できる様になって来ていますが!

確かに水耕では 出荷のサイクルが早くなる 安定性 のメリットがありますが 
今から始めようとすると水耕ブランドの商品の納めスペースがありません。 初期投資も半端な額じゃありませんし
結果借金の為だけに生産するという事になってしまいます。

土で栽培するより日持ちも悪いですし。

安全性の面では かなり安全と言えるのではないでしょうか?
出荷数日前から 養分水を全て処理しその後水だけで栽培する

そうすると完全無機質の野菜が出来てしまいます。

有機がいいか?無機質がいいか?なんて話もある位ですから。
結果 有機も無機も変わらない!

食べては どうなのか?
土栽培に比べ味は愕然と落ち込みます。

自分も最近 始めようと思っていました。
しかし エンドユーザーの声を聞くと未だ抵抗があるようです。値段も高くなってしまいますし。
味も悪い!
これからの アグリビジネスには水耕は必要だと思いますが

やはり土!露地の作物があっても良いのでは無いでしょうか?
甘みも出ますし。野菜には微生物が必要不可欠でしょう。

露地栽培は面積も張れますし!もし失敗しても設備投資代の返済にも追われ無くて済みますし!

だから後継者が出来ないと思われますが
土木作業の方はそうですか?

昔の農業者を否定する訳ではありませんが!
昔の方の元では 今の若い方は必ず付いて来ません!!
今の方と考え方が全く違います。

自分はそれを押し切り 逆に今の農業を昔の方に教えて居ます。

皆 体が楽になった!! と言ってくれています。

遣り方一つなんです。 もっと考え方を楽にし
生産量を上げる!
簡単に面積を増やせる!


私達は 自分の事だけでは無く! エンドユーザーの事を常に考え生産して行かねばならないのでしょう!

もう辞めましょう? 汚い 辛い と思われる農業は!
露地でも見栄えのいいアグリビジネスを!
自然を愛して貰える農業に!おのずと後継者は増えるはずです!

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「露地栽培を機械化で効率アップ」 について

水耕栽培もこれからの農業のひとつの選択肢だとは思いますが、それで国民が必要な食料をすべてまかなえるかというと「?」だと思います。水耕栽培は、ある程度計画的に生産できるので、むしろ業務用の方が向いているかもしれません。

 私の視点はむしろ「大規模」を「少ない人数」で「楽しく快適に」作業できる方法に向いています。そのような技術体系を確立する方が現実的だし、若い農業者にもアピールするにではないでしょうか?

 一例ですが、農機メーカーもその辺は意識しているのか、トラクタのキャビンの中にエアコンを標準装備したり、カーオーディオをつけることができるなどしているはずです。

 また、田植えと同時に除草剤と殺虫殺菌剤が散布できるような器械が発売されたり、省力化に貢献する農薬も開発されてきています。畜産でも、重労働だったコーンサイレージづくりは、細断からベーリング、ラッピングまで機械であっと言う間にできるようになりました。

 今あげた例は、ひとつの例に過ぎません。機械を導入した快適農業の技術も日進月歩進んでいると思います。

 確かに農業機械は高価なものですが、これも日本農業の進む方向性のひとつではないでしょうか?

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「草刈り、機械化について」
http://www.ce-lab.net/ringo/archives/2006/08/01/index.html#000343



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<まとめ>
※財政破綻時の緊急輸入に備え、工業の生産性↑等で外貨を貯める
※ほとんどCO2を出さないエネルギー源(自然由来、原子力など)の強化
※単位エネルギー・単位面積当たりの生産性↑×耕地面積↑

(1)生産性(単位面積当たりの収量,カロリー量)を上げる。
  →遺伝子組替作物・生物農薬で病虫害を防ぎ、単位面積の収量を上げる。(◎)
    微生物による有機物分解を研究し、野菜工場で作る野菜の味を良くする。(◎)
    機械の多機能化/高機能化でエネルギー消費量↓と労力↓(○)
    国内外で技術指導を徹底する。
    農家の規模を大きくして、少ない機械で耕作できるようにする。

*エネルギー効率を上げる。
  →微生物を活用して少ないエネルギーで肥料を作る。(◎)
    生ゴミを埋立地に捨てず、コンポストで肥料にする。(◎)
    下草・糞尿をまた肥料の原料に使用する。
    できるだけ作った場所で消費する自給自足型にして輸送エネルギー↓


(2)耕地面積を増やす。
  →減反地に単位面積当たりのカロリー収量が多い作物を植える。(○)
    都会でも作物を作れるようにする。ベランダ・屋上栽培。(○)
    塩害に強い,寒さに強い・・・などの遺伝子組替作物で耕作可能地域を拡大(◎)
    砂漠化防止
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by hugoniot | 2007-03-19 07:04 | 食糧

食料不足から日本人が逃れる為の方法

※あるカロリーの肉を作るために必要な穀物のカロリーは、数倍~10倍以上になる。
                       ↓
いざとなったら、肉を食べずに穀物を食べればいい。
 (但し、富裕層が牛・豚用・鶏用途や、自動車燃料用途で穀物を買い占めると×。
  今は日本、欧米が買い占めている。これに中国やアラブや東南アジアの富裕層が加わる)
                       ↓
そこまで追い込まれずに済ますためには、次の2つが必須要件。

食物の利用効率・自給率を上げる。
  ・作物の収率を上げる。作付面積を増やす。
  ・獲りすぎで捨てるムダをなくす。
  ・捨てる時に肥料として回収する。

☆富裕層で居続ける。
  ・世間で欲しがられているモノ・サービスを供給する。(生産性で誰にも負けない。)

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☆「食物の利用効率アップ」は まず”もったいない” ”食べ物を残さない”運動の定着から。
                    収率アップと、流通・リサイクルシステム改善もそれぞれ行う。

☆「富裕層で居続ける」は、安倍政権の”上げ潮政策” ”筋肉質な組織作り”と同じ狙い。
  これは一言で言えば、「全産業の利益額アップ=効率・生産性アップ=技術の体系化」。
  ウチの会社では、技術の体系化を進め中。 そのうち世の中に公開します。
 
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by hugoniot | 2007-03-19 07:03 | 食糧

食糧増産

いま世界で食糧は余ってる。 分配がうまくいってないから餓死者がいる。

だから、
①分配方法を変えることが必要。


一方、最近ずっと・・・全ての要素が 「食糧不足」の方向に向かってる。。
人口が増え、耕地が減り、土地が痩せ、水が減り、
肉の需要が増えて家畜が穀物を食べ、ガソリン代替で車が穀物を食べる・・・

だから、
②食糧の効率的生産技術の開発による増産が必要。


①は政治の問題、②は科学の問題。
みんなの意識が変わらないと①は解決しない。 手に負えないのでパス。
②なら、極端に言えば1人でも取り組める。 しかも自分の得意なので、ここをやります。
 
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by hugoniot | 2007-03-19 07:00 | 食糧


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