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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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【重要】TRIZ&品質工学の極意・・・理想追求、全体最適、科学に徹する

【基本精神1】
・理想追求、全体最適
  ・・・なぜなら、結果は原因によって生じ、手段を実行しなければ何も起きない。
      (気づかないうちに手段を実行していることがある。自分では気づきにくい。要注意。)
     通常、想像・意識していない手段は実行できない。
       →だから目的意識・問題意識が全て。
          (問題=目標・目的・夢と現実のギャップ。 だから問題意識=目的意識。)
         夢・目標・目的がハッキリしていないと、達成手段を考えようがない。
        夢・目標・目的に対して有効な手段をドンドン実行しようがない。だから実現しない。
       →現実は夢・目標と対応し、自分の潜在意識通りの現実が現れる。
          (「自分には無理」「あの人(たち)には無理」、と諦めた瞬間に終わる。
           無理と思うから、その願いが叶って無理になる。
           物理的に無理なことは無理だが、そうでなければ心が勝手に諦めている。
           これがTRIZのいう ”心理的惰性”。
           諦めたら終わり。終わりにしたいと思えば終わる。やはり願いは叶ってる。
           壁を作って拒絶したら終わり。 受け入れないと決めれば受け入れずに済む。
           やはり願いは叶ってる。
           自分の能力に自分で限界を決め=諦め、自分の心に壁を作る。
           自分の考えを正当化して、他人の考えを受け入れない。開き直る。
           その瞬間に成長・進歩は止まる。
       →いまの自分の境遇は、自分が(諦めて)受け入れたもの。
         たいていは自分が招き寄せたもの。選んだもの。
         常に選択肢はあり、その中から自分が選んだ選択肢の積み重ねが人生。
       →いつからでも変えられる。
         夢・目標を持ち、物理法則と矛盾しない達成手段を編み出し、実行する。
         たった それだけのこと。
       →現実は目標を下回る。 だから目標が高く・夢が大きいほど良い。
         諦めたら終わり。後ろ向きな考えは行動を鈍らせ、ついには諦めへ導く。
         できない理由=制約条件が多いほど諦めやすくなる。
         白紙で考えてみると、実はできない理由は思い込みである場合が多い。
         本当に、物理的理由でどうしようもなく実現できない事は かなり少ない。
       →物理的矛盾(問題、弊害)の解消法は 以下のTRIZ・品質工学を参照。
         考えたことをMECEなロジック・ツリーにして、見えるように保存する事が大事。
         さもなくば考え漏れやすいし、忘れやすいし、他人に伝わらないから。


【基本精神2】
・問題つまり『物理的矛盾を、科学的に最安値で根本解決』する。
  →機能に基づいて考える。 そもそも目的は何か? 問題の根本原因は何か?
  →解決策を打っても弊害は起きないか?
     (構成要素は何か機能を持っていることがある。それがロバスト性だと気づきにくい。
      だから構成要素を増やす時も/減らす時も注意が必要。
      いつも目的機能に基づいて考え、因果関係をハッキリさせる努力をすることが大事。)


~TRIZと品質工学の関係~
<TRIZ>
*理想を実現しようとし、生じる矛盾(マイナス面)をシンプルな最小構成で根本的に解決する。
 そうすれば必然的に理想に向かっていき、いずれ実現する・・・というアプローチ。
   →そのためには、物理的矛盾を明らかにすることが大事。[=科学]
     物理的矛盾さえハッキリすれば、
      *原因(相互作用を起こす物体同士又は媒体)を除去。時間/空間分離する[=ARIZ]
      *原因が残っているが、有害機能が気にならなくないようにする。[=品質工学]
        ・有害機能を発現させない。(外部から遮断して有害機能を出させない)
        ・有害機能をすぐ打ち消して極力弱める。(カウンター)
        ・有害機能を吸収して極力弱める。(バッファー)
   →その上で、1つの構成要素に複数機能を兼備させることで 必要最小限の構成にする。
     普通は、構成要素が多いほど原材料費も加工費もかかる。
     同じ機能を、できるだけ安い手段で実現する方向へ 技術は進化していく。[=VE]

<品質工学>
*技術による弊害(マイナス面)を事前予想して対策を打ち、技術のプラス面を安く実現する。
 そうすれば理想が実現する・・・というアプローチ。
   →そのためには、有害機能の発生を事前予想し、ロバスト性を付与すれば良い。


【課題解決の具体的方法】
☆目標を立てる。(”欲しい機能”と、”ないと困る機能”の両方を挙げる。)
 ・”欲しい機能”は挙げやすい。欲張りに色々と挙げる。
   (1つでも多く盛り込もうとするほど、開発期間もかかるし製造原価も高くなる。
    その代わり多機能なので価値が高く、高値で売れる。
    盛り込む機能種をどれにするかはニーズによる。それがラインナップ。
    ラインナップが多いに越した事はない。
    だから、まず欲しい機能を多く挙げることが大切。)

 ・”ないと困る機能”を出すのは比較的難しく、想像力が重要。
   (*下流工程に当たる加工・納品先のお客様企業、最終商品を使う真のお客様、
     商品故障を修理したり廃棄する業者さんに御用聞きすることが必要。
    *同僚、家族、秘密を漏らさない友人など身近な人の想像力も借りる方が良い。
    *もちろん自分自身の想像力も大いに働かせる。
     コツは、ライフサイクル全体を考える。極端な悪条件・最悪ケースを考える。

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~自社の後工程および自社部材を買って最終加工して下さるお客様先で ないと困る機能~
例1. *加工時に故障を起こさせない。不良品を起こさせない。
      ・・・要は”耐性(ロバスト性)”の付与が必要。
例2. *加工時に安全面の問題を起こさない。
      ・・・要は”安全設計”が必要。

~真のお客様先で ないと困る機能~
例1. *落としたり、叩いたり、うっかり水没させるなど お客様の乱暴な使用に耐える。
    *高温高湿など厳しい使用環境に耐える、光分解や金属疲労など経年劣化に耐える。
      ・・・要は ”耐性(ロバスト性)”の付与が必要。
例2. 挟まれ、切れ、こすれ、墜落、爆発、火傷、凍傷、失明、窒息など
    *商品に元々ある危険源に 後工程のお客様たちが接触できない設計
    *過酷な使用環境・経年劣化によって、新たに商品が危険源になることを防ぐ設計
    *新たな危険源が生まれても 後工程のお客様たちが接触できない設計
       ・・・要は ”安全設計”が必要。

~リサイクル・廃棄時に ないと困る機能~
例1. リユース、リサイクルが容易にできる ”資源リサイクル設計”が必要。
    例えばラインナップ間のモジュール統一、分解・再組立の容易性・安全性
例2. 捨てた後に土、水、空気を汚染しない ”環境汚染防止設計”が必要。


つまり、
外乱耐性の付与、安全配慮設計、環境配慮設計を行うことで
ライフサイクル全体=社会全体の損失(有用機能の喪失、有害機能の発生)を最小にする。

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※必要機能が1つ増えると、
  それまでに最適化したロジック・ツリー内=最適設計のどこかと矛盾を起こす可能性大。
    ・・・”欲しい機能”を1つ追加した新商品・新ラインナップを開発するのと、
      ”ないと困る機能”を1つ追加する不具合対策をするのは 同じ位の手間がかかる。
         → だから、ついついおろそかになりがちな
           ”ないと困る機能”を初期に多く、漏れなく、挙げ尽くしておくことが大事。
         →後工程、真のお客様先でも”耐性”(頑健性・品質安定性)が求められる。
           よって”欲しい機能”のレベルアップや多機能化に熱中するだけでなく、
           ”耐性”アップで品質トラブル・安全トラブルを起こさない事も熱中すべき。
                ・・・これが 品質工学の極意。
                   「社会の損失を最小にする技術品質」の意味。
                   不具合対策に追われるモグラ叩きの開発からの脱却で、
                   生産性が向上する。安く作れて財が広く行き渡る。
                   安く作れるので利益も休暇も増やせる。 良いことづくめ。

外乱に対する”耐性”を上げておけば、”欲しい機能”を安定して出せる。
  そうすれば、機能の出力値を上げ下げするのは極めて簡単
    ・・・なぜなら、外乱対策は①外乱源down②外乱耐性upしかない。
       まず②をやれ、と品質工学は言っている。 当然①もやる。
        (それは誰でも気づいてやることだから、あえて田口博士は触れていない。)
       ①も②もやって、それでも外乱の弊害を十分抑え切れなければ そこが限界。
                ・・・ これも品質工学の極意。
 
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by hugoniot | 2007-04-21 05:47 | 科学


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