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by hugoniot
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実質金利≒名目金利―物価上昇率

実質金利≒名目金利―物価上昇率 という式がある。

名目金利とは お金を貸し借りする時の利子のこと。
  ・・・ たとえば銀行へ1%/年の利子で貸す。 住宅ローンを銀行から4%/年で借りる。
     この”1%”とか”4%”というのは 名目金利。


では、ここで物価上昇を考慮に入れてみる。

いま100万円の現金があるとする。
これを タンスに入れておいたら、1年後も100万円のまま。
でも、1%/年の利子を約束している銀行へ預金すれば、1年後に101万円になる。(名目金利1%)

ここで、ジュース1缶がいま100円だとする。
いま持っている100万円で ジュースを1万缶買える。

100万円を1%の利子をくれる銀行へ預けて 1年後に101万円に増えた場合、
もしジュース1缶の値段が100円のままなら(物価上昇率0%なら) ジュースを1万100缶買える。
でも ジュース1缶が101円に値上がりしたら(物価上昇率1%なら) 買えるジュースは1万缶。

つまり、名目金利1%の銀行へお金を貸して 資産が名目1%増えても(100万円→101万円)、
物価が1%上がったら(ジュース100円→101円)、実質買えるものは変わらない。(1万缶)

実質金利≒名目金利1%―物価上昇率1%=0%  ということ。


なので、銀行預金金利(名目金利)が10%で、物価上昇率も10%なら 実質金利は0%。
              〃        20%で、    〃    20%なら 実質金利は0%。

いくら名目金利が高くても、物価上昇率が高ければ 実質的価値は増えてない。(実質金利低。)


逆に、名目金利が低くても 物価上昇率がより低ければ 実質的価値は増す。

銀行からもらう利子が3%/年で、物価上昇率が1%なら、
3―1=2%/年ほど 買えるモノが増える、ということ。

銀行からもらう利子が1%/年でも、物価上昇率が―3%/年(物価下落率が3%/年)なら、
1―(―3)=4%/年ほど 買えるものが増える、ということ。


つまり、名目金利が低くても、物価が下落していれば 実質金利は高い。
借金している人にとっては 借りたお金は 最低でも元本を返さなければならないが、
物価も賃金も下がっている中で ほうっておいても額が減らない借金を返していくのはシンドイ。
この状況が、「実質金利が高い」ということ。

というわけで、物価が下がるデフレ下だと、
借金の名目金利は低そうに見えても、実質的な金利負担は重いので 借金しにくい。

すると借金してまで買い物する人が減るので 需要が増えない。 むしろ減りぎみ。
需要が減ると物価が下がる。 物価が下がるから実質金利が高くなる。 借金しにくくなる。
だから借金してまで買い物する人が減って 需要が増えない。 だから物価が下がる。
それは実質金利が高くなることと同じだから 借金しにくくなる・・・

これが 実質金利の観点から見た デフレスパイラル。
  
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by hugoniot | 2009-10-23 21:57 | 経済


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