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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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大量絶滅の歴史から 人為的CO2排出による温暖化を考えてみると・・・

「地球から640光年離れている
 オリオン座のペテルギウスが 超新星爆発を起こすかもしれない。」
とは前から言われていたけど、

ペテルギウスが 最近わずか15年で質量を20%近く失い、
変形しているらしいことは知らなかった。

2012年に起きるかどうかはともかく、
自分が生きているうちに ペテルギウスの超新星爆発が起きる可能性はある。
 http://oka-jp.seesaa.net/article/181919640.html

※なお、観測された程度のペテルギウスの変形は
 以前から ずっと起きているのと同程度では?という人もいる。
 http://d.hatena.ne.jp/active_galactic/20100213/1266065518


ペテルギウスで超新星爆発が起きると
運が悪い(指向性の強いガンマ線バーストが地球に向いた)場合、
地球上の生物の存亡に関わる量のガンマ線が降り注ぐかもしれない。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A6%E3%82%B9
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313237898

地球から150光年しか離れていないHR8210も
1万年~数百万年以内に 超新星爆発が起きそう。
ペテルギウスは大丈夫だろうが こちらは危険だ、という人がいる。
 http://oka-jp.seesaa.net/article/181919640.html

とはいえ、
1000光年以内で超新星爆発が起きる頻度は 数十万年に1回程度あるそう。
 http://d.hatena.ne.jp/active_galactic/20100213/1266065518
今までも 生命は100回くらい ペテルギウス程度の超新星爆発を体験したのだろう。


>一説によると、超新星爆発を起こした星から25光年の範囲内は、
>そのエネルギーで全てが焼き尽くされるという。
>例えば地球から8.6光年しか離れていないシリウスが超新星爆発を起こすと、
>地球上の生命は確実に滅亡すると言われている。
 http://karapaia.livedoor.biz/archives/51960794.html
ただし シリウスは質量が態様の10倍程度しかなく 超新星爆発を起こさないそう。
 http://rush.client.jp/kagaku/3.htm


>宇宙時間では比較的頻繁に起こる、超新星爆発だが、
>46億年と長い時間を生きてきた地球は一度もこれの影響を受けたことがないのか
>というとそうでもなく、
>約4億5000万年前に起こった大量絶滅が
>ガンマ線バーストによって引き起こされたのではないかと考えられている。
>ガンマ線バーストとはガンマ線が地球のオゾン層を破壊することをいい、
>オゾン層がなくなったことで太陽の紫外線を大量に受けた生物が死滅する。
 http://rush.client.jp/kagaku/3.htm


なるほど、
4億5千万年前に 超新星爆発のせいで大絶滅が起きたかもしれない・・・と。


では 他の大絶滅は??
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%B5%B6%E6%BB%85
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E6%9C%9F


24億5000万年前
 赤道まで氷結(スノーボールアース)。海中までは完全凍結せず。
 
10億年前
 多細胞生物が出現。

7億5000万年~6億4000万年前
 赤道まで氷結(スノーボールアース)。海中までは完全凍結せず。
  → 溶けた後に(?) 生物が大発展(カンブリア爆発)

5億4500万年前
 超大陸(ゴンドワナ)の分裂を起こした 超巨大火山活動(スーパープルーム)のせいで(?)
 体表を保護する硬い骨格のない生物が絶滅。

4億3500万年前
 超新星爆発によるガンマ線バーストのせいで(?)
 あるいは 何らかの原因による アンデス-サハラ氷河期のせいで(?)
 全生物種の85%が絶滅。 繁栄していた三葉虫の種が半減。

3億6000万年前
 何らかの原因によるカルー氷河期のせいで(?) 寒暖・乾燥化・低酸素化で(?)
 甲冑魚など多くの海生生物が絶滅。 全生物種の82%が絶滅。

2億5000万年前 (P-T境界)
 超大陸(パンゲア)の分裂を起こした
 シベリアでの超巨大火山活動(スーパープルーム)のせいで(?)、
 火山ガスの温室効果で気温・海水温上昇→メタン気化→酸素と結合し低酸素に(?)
 海生生物の95%、全生物種の90~95%が絶滅。 生き延びた恐竜が発展。

6550万年前 (K-T境界)
 ユカタン半島・インド西部の巨大隕石衝突
 +インドでの巨大火山活動のせいで(?)
 恐竜が絶滅。アンモナイトが完全に絶滅し、全生物種の70%が絶滅。


まとめると、
 ① 宇宙から来る災害 (超新星爆発が原因のガンマ線曝露、隕石落下)
 ② 超巨大噴火による影響 (急激な温暖化→酸素欠乏や、急激な寒冷化)
 ③ 何らかの原因による寒冷化 (海流の変化、極地に大陸ができる)
によって、
数千万年~1・2億年に1度は 地球上で生物の大量絶滅が起きてきた。

数十万年の単位でも、巨大噴火で 大きな気候変動が起きてきた。
         ↓
今後も 同じようなことが繰り返されるだろう。


果たして、人類が化石燃料を燃やすことによる地球温暖化は
過去の大量絶滅を起こした災害に比べて 問題なのだろうか? 大したことないような…
 
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# by hugoniot | 2011-04-23 19:09 | 環境

繰り返される巨大な噴火と地震

2億5千万年前 シベリア地方で超々巨大噴火(過去6億年で最も大きな噴火)。
                     噴出物量700万立方km。
         大量の火山(二酸化炭素)ガスで温暖化→海中のメタンハイドレートが溶解
         →メタンが酸素と結び付き酸素欠乏…で 90%超の生物種が絶滅(P-T境界)。

6500万年前 ユーラシア大陸に衝突する前のインド・デカンで超巨大噴火。
         メキシコ・ユカタン半島に直径10kmの隕石衝突。巨大津波発生。
         数十万年後に インド西岸へ直径40kmの隕石衝突?→ 恐竜絶滅(K-T境界)。

約220万年前 米・イエローストーンで巨大噴火。噴出物量1000立方km級。

170~180万年前 穂高岳で大噴火。
             桜島大正噴火の10倍、雲仙普賢岳噴火の2000倍の火砕流が流れた。

約130万年前 米・イエローストーンで巨大噴火
約64万年前  米・イエローストーンで巨大噴火。
(前の2回に比べれば小規模)

34万年前   現・霧島山付近で巨大噴火(加久藤カルデラ)。

27万年前   阿蘇カルデラで巨大噴火。(Aso1) 雲仙普賢岳火砕流の120倍の堆積物。

18万年前   標高2700mにも達する古箱根火山が陥没。 海抜1000m前後の古期外輪山を形成。

14万年前   阿蘇カルデラで巨大噴火。(Aso2) 雲仙普賢岳火砕流の100倍の堆積物。

12万年前  屈斜路カルデラで最大の巨大噴火。火山灰が札幌以西を除く北海道ほぼ全域を覆う。
         阿蘇カルデラで巨大噴火。(Aso3) 雲仙普賢岳火砕流の160倍の堆積物。

11万年前   洞爺カルデラで巨大噴火。
          東京ドーム約12万個分にあたる150立方キロの噴出物が出て、
          このときの火砕流は、60キロ離れた泊原発まで届いたと考えられる。

          鹿児島の阿多カルデラでも巨大噴火。 その後、鍋島岳や開聞岳が形成。
          カルデラ内に指宿温泉がある。

9万5千年前  鬼界カルデラで巨大噴火。

8万7千年前  阿蘇カルデラで巨大噴火。(最近60万年で起きた4回の大噴火のうち最大)
         鹿児島を除く九州全域と山口県が火砕流(600立方km)に覆われた。
         雲仙普賢岳火砕流の320倍の堆積物。

7.5~7万年前 スマトラ島のトパ火山で巨大噴火。噴出物量が1000立方kmを超す。
          パキスタンでも灰が2m積もる。 北半球で急激に寒冷化(→最終氷河期へ)

5万2千年前  箱根大噴火。
          降下軽石層で東京約20cm、横浜約40cm、平塚1m、小田原は4m覆われた。
          その直後、富士川~横浜まで火砕流で覆われた。距離にして半径 約60km。

4万年前    支笏湖(札幌から約25km)で巨大噴火があり、
          火砕流が札幌を完全に覆い尽くして 日本海にまで達した。
           http://thesis.ceri.go.jp/center/doc/geppou/ceri/00160220101.pdf

3万2千年前  青森-秋田県境の十和田湖(十和田火山カルデラ)を形成した、
          3万年前の大不動火砕流。 500億tのマグマが噴出。
          日本原燃の地質調査によると、
          約60km離れた 青森県・六ヶ所村再処理工場の地層に痕跡あり
     
2万8千年前  現・桜島付近(始良カルデラ)の巨大噴火
         九州南部が火砕流(200立方km)に覆われた。

1万5千年前  十和田火山の大噴火。 60km離れた八戸沿岸まで火砕流到達。
          日本原燃の地質調査によると、
          約60km離れた青森県・六ヶ所村再処理工場の地層に痕跡あり。

1万2千年前  現・桜島付近の巨大噴火。

11~8千年前 富士山大噴火。40立方kmの溶岩流出。三島や大月まで溶岩到達。

7300年前  屋久島近くの海底火山で巨大噴火(鬼界カルデラ)。
          半径100kmが火砕流に覆われ、南九州の縄文文化が絶滅。
7千年前     東海~南海~琉球でM9級の巨大地震?
         摩周カルデラを形成する巨大噴火。 約2000mあった山頂が吹き飛んだ?
4~6千年前   東海~南海~琉球でM9級の巨大地震?
約6000年前  国府津-松田断層で 上下方向に約10mずれる M8級の直下型大地震。

約3000年前  東海~南海~琉球でM9級の巨大地震?
          箱根山で大規模な水蒸気爆発。神山北西斜面で山体の多くが崩壊。
          水蒸気爆発によって引き起こされた土石流により仙石原湖の半分以上が埋没して
          仙石原となり、また早川の上流部(現在の湖尻付近)がせき止められて芦ノ湖誕生。

約2900~
 2800年前  国府津-松田断層で 上下方向に約10mずれる M8級の直下型大地震。

2500年前   富士山東斜面で山体崩壊(1.1立方km)。御殿場・小山町を3m埋め尽くす。

約1700年前  東海~南海~琉球でM9級の巨大地震?

1210年前   富士山大噴火(延暦噴火)。
         金時山より北の足柄峠を越えていた東海道が通れなくなり、箱根峠へルート変更。
1196年前   十和田火山で 最近2000年間の日本で最大の噴火。 50億tのマグマ噴出。
          噴火口から20km以内のすべてのものを破壊。
1146年前   富士山大噴火(貞観噴火)。0.16立方kmの溶岩流出。
          北西麓の湖が本栖湖・精進湖・西湖に分断された。樹海形成。
1142年前   三陸沖で巨大地震(貞観地震)。岩手~福島で津波被害甚大。
1124年前   南海~東南海~東海連動巨大地震(仁和地震;M9クラスだったかも)
650年前    南海~東南海連動地震(正平地震)
  http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110522-OYT1T00007.htm
513年前   南海地震。
        その2ヵ月後にM8.2~8.4の東南海~東海連動地震(明応地震)
406年前   M8の津波地震。南海~東南海~東海連動か(慶長地震)
304年前   M8.4~8.7の南海~東南海~東海連動巨大地震(宝永地震)。
         翌日に 富士宮でM7.0の余震。
  〃       宝永地震から49日後に富士山大噴火(宝永噴火)。
             噴出物量0.8立方km。須走で2m降灰。
157年前   M8.4の東南海~東海連動地震(安政東海東南海地震)
        32時間後に M8.4の南海地震(安政南海地震)

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<分かること>

*いつイエローストーンで 地球寒冷化に繋がるほどの巨大噴火が起きても不思議はない。
*いつ九州や箱根山で 数万年~数十万年ぶりの巨大噴火が起きても 不思議はない。
*いつ国府津-松田断層で M8(上下方向変位10m)の地震が起きても不思議はない。
*東海~東南海~南海~琉球連動のM9級巨大地震が起きても 不思議はない。
  http://cais.gsi.go.jp/KAIHOU/report/kaihou78/11_07.pdf
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000737-yom-sci
*いつ東海~東南海~南海連動のM8.7級大地震が起きても 不思議はない。
 その際に 富士山の大噴火と連動しても 不思議はない。
  http://dragonbeya.exblog.jp/14147412/
  http://blog.livedoor.jp/kame3328/archives/51878003.html

*100立方kmの堆積物をだす 大きなカルデラ噴火は、日本で約1万年に1回、
 数十立方kmの堆積物をだす カルデラ噴火であれば、約6千年に1回起きているが、
 7300年前の鬼界カルデラ噴火以降は 起きていない。
   http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20130314.html
 ここ100年は 大きな噴火が異常に少なかった。 特に戦後はまともな噴火がない。
   http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20130114.html

<思ったこと>

・平均6000~1万年に1回規模の巨大カルデラ噴火は 地震より断然被害規模が大きくて 脅威。
 それが 日本でいつ起きても不思議はない。

・地球は温暖化するかもしれないけど 寒冷化するかもしれない。
 どちらが起きようとも なんとか対処していくしかない。
 いずれにせよ 問題解決能力の向上が重要。

・いつ 自然災害で 財産(家など)を失って 借金だけ残るかもしれない。
 そうなっても またイチから立て直せるかどうかは 気力・体力+問題解決能力しだい。
  
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# by hugoniot | 2011-04-17 16:29 | 防災

問題・課題解決アプローチ一覧

問題・課題の解決手段アイデア出しは、
 (1)思考実験アプローチ
  1) 演繹型 (理想追求)
  2) 帰納型 (原因分析、類比、矛盾解消)
 (2)物理実験アプローチ
  3) 計画型 (例.S/N比が高い条件を見つけるための 品質工学の実験計画法)
  4) 半偶然型 (セレンディピティー)
に分類できる。

これらを自由自在に使いこなせたら素晴らしい。
以下に 各アプローチの概要を記す。



(1)思考実験アプローチ
 1) 演繹型
  ①“目的-手段-…”の関係を論理の飛びなく繋げられそうな場合
      → ”目的→手段コンセプト→具体的手段…”とMECEに演繹する。
 2) 帰納型
  ①“原因-結果”の関係を解明できそうな場合
      → 因果関係の分析→好ましくない因果関係を断つ・緩和する・打ち消しつつ、
               好ましい因果関係を維持・強化・追加する。
  ②”原因-結果”の関係をすぐには解明できなさそうな場合
   Ⅰ) 異分野の似た構造に注目し、そこから課題解決手段を借用する。[類比]
   Ⅱ) 矛盾に注目する。[弁証法]
      → ⅰ) 二律背反まで突き詰める前に、
         矛盾マトリクスを参照してアイデア出し。
       ⅱ) 二律背反まで突き詰めて、
         TRIZ分離原理 あるいは TOC対立解消図を用いてアイデア出し

(2)物理実験アプローチ
 3) 計画型
  ① 機能レベル(Signal)のバラツキ(Noise)に注目
      → バラツキが小さくなる条件を品質工学の実験計画法で見つける。
  ② 故障を見つけ、原因を突き止めて 解決しようとする
      → まず故障を見つける。
       いつ/どこで故障が起きるかを知る。(物理実験)
      → 故障発生メカニズムを推定する。(ここは思考実験)
      → メカニズムから予想される
       故障が起きる/起きない条件を試す。(物理実験)
 4) 半偶然型

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一方、問題・課題解決の際に
 ①”因果関係の解明を重視すべき” という考え方と
 ②”因果関係を解明できてなくても 解決できる問題はある” という考え方
がある。 

これも 状況によって使い分けられるのがベスト。


①”因果関係の解明”を重視する考え方
 ※完璧な網羅的アイデア出し・網羅的特許出願は
  【原因-結果の関係を完全解明】しないとできない。
      (科学・論理の大原則)
 ※速く【原因-結果の関係を完全解明】できれば、アイデアの網羅を早くできる。
  だから、頻繁にメカニズム推定を繰り返すことが重要。
      (TPSなぜ×5、TOC現状問題構造ツリーのお勧め)

②”因果関係を解明できてなくても ある程度 問題は解決できる”という考え方
1) 弁証法
 ※多くの人は矛盾に直面すると妥協する。諦めてしまう。
  しかし、実は(二律背反の自己)矛盾状態さえ特定できれば、
  問題のメカニズム全容を把握できてなくても
  即座にいくつかの問題解決策を手に入れられる。
      (TRIZ分離原理・矛盾マトリクスとTOC対立解消図のお勧め)
2) アイデアリスト活用
 ※矛盾マトリクスやUSITオペレーター等を参照して
  徹底的に多量のアイデア出しを行い、グルーピング→体系化すれば、
  結果的に有力アイデアをかなり網羅できる。
      (創造性工学研究所長の三原さんのお勧め)
3) 品質工学
 ※多くの技術者は【原因-結果の関係を解明】が好きで熱中する。
  でも、メカニズムが分からずとも いい条件を見出だせる場合あり。
      (品質工学の実験計画法のお勧め)
 ※・多くの技術者は欲しい性能(有益機能)のレベル向上に熱中する。
  ・故障(有害機能)が起きたら原因の除去に熱中する。
  でも結局、問題解決が速いのは
  故障が起きにくい“ノイズに対して頑健なシステム”の構築。
  そうすれば、自ずと性能アップ&故障撲滅&コストダウンできる。
   → つい性能アップやノイズ原因除去のアイデアばかり考えてしまいがちなので、
    そうではなく まず 最初に“ノイズ耐性アップ”策から考えると良い。
      (田口玄一博士のお勧め)
 
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# by hugoniot | 2011-04-08 23:24 | 知的財産

『御社の特許戦略がダメな理由』が提起した問題の解決策

目的-手段系統図・目的-手段体系図・目的志向体系表・目的-手段展開表
 http://fk-plaza.jp/Solution/solu_nqc7_3.htm
課題系統図・課題体系図・課題体系表
機能系統図・機能体系図・機能体系表
技術系統図・技術体系図・技術体系表
 http://www.ondatechno.com/Japanese/techno/consul/mail/3/3.html
は全て同じ。

これをマスターしないと、
 『御社の特許戦略がダメな理由』by 元三菱化学の長谷川暁司氏
 『技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか』 by 妹尾堅一郎氏
に書かれた問題は 解決できない。


「ある目的を達成する手段は、通常 複数ある。」ということを認識して、
有力な手段を挙げつくし、抑えきらないと、これからは ますます儲からなくなる。
   ・・・ なぜなら、国際化がますます進んで 競争相手が増えるから。
       世界中にある多くの他企業のうち 1社でも参入を許せば もう儲からない。
 
 
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# by hugoniot | 2011-03-05 17:15 | 知的財産

進歩性が認められる条件

手段が新しい(1公知資料に対する新規性がある)ことを前提として・・・

1) 直面した課題・得られた効果が新しかった。
  前人未到の新課題に直面し、それを解決した。
    (従来にない 新しい効果を実現した。)
  今まで到達できなかったレベルの 高い効果を実現した。
    (課題を従来になく高いレベルで解決した。)
または、
2) 前から知られていたが 誰も解決できていなかった難課題を解決した。
  従来と同種の課題・同種の効果・同レベルの効果だが、
    従来と違うメカニズム(方式・機能・作用)の手段で課題解決・効果実現した。

とアピールできれば、進歩性がある。
 
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# by hugoniot | 2011-03-04 15:05 | 知的財産

防衛出願なんていらない。技術開発[調査・課題解決]と特許[出願・対策]は別物ではない。

* 他社に同内容を先に特許出願されて それが権利化されて 実施できなくなると嫌なので
  特許出願で公知化(防衛出願)したいが、ちゃんと権利化できない特許出願はしたくない。
   → 出願検討し、
      「絶対に進歩性がない(から知財部が「実施OK」を出す)」
     と確認できれば、出願する必要はない。

* 他社特許調査したいし、特許出願したいし、技術課題解決もしたい。
  でも、全部やる時間がない。
   → 「出願検討し、進歩性があれば出願。
     邪魔な先行特許があったら無効化を図りつつ、
      どんどん改良アイデアを出して 出願検討をし、
      邪魔な特許がないベストアイデアを採用して、さらにアイデア改良し、
     出願検討し、その時見つかった邪魔な先行特許を潰しにかかる・・・」
    という風に、
    よりよいアイデア出し+各アイデアの進歩性チェックをするだけ。


つまり、
 ①ベストアイデア、同目的を達成できる2ndベストアイデア、3rdベストアイデア・・・
  を出し、常により良いアイデアを出していこうとする。
 ②各アイデアの先行技術調査を行い、進歩性を確認する。
   (進歩性があれば出願し、邪魔な先行出願があれば無効化を図る。
    無効化しきれなければ改良発明をしてクロスライセンスを狙うか/回避する。)
ということさえすればいい。

防衛出願なんていらない。
技術開発と特許は別物ではない。
 
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# by hugoniot | 2011-02-12 22:10 | 仕事

各国特許審査基準から見た 体系的・階層的アイデア出しの重要性

☆アメリカは 明細書中に書かれていたもののクレームされなかったアイデアを、
 後に再発行出願や均等主張で 権利範囲に取り込むことを禁じている。
  (いつでもクレームできたはずなのに あえてせず、公衆へ提供した とみなす。)

 <教訓①>
  アイデアを上位概念-下位概念 という風に体系的・階層的・網羅的に整理し、
  それをクレームと 明細書中の説明と 実施例に書くべき。


☆特に欧州と中国では、上位概念クレームが拒絶された時に
 明細書中に書かれてない中位概念での減縮補正を新規事項追加として認めない。

☆特に中国と日本では、上位概念クレームが拒絶された時に
 下位概念の一部の実施例しかなかった場合、
 中位概念でクレームを減縮補正しても
 実施例でのサポート不足を理由に 記載要件違反で拒絶される可能性が極めて高い。

 <教訓②>
  アイデアを上位概念-中位概念-下位概念 という風に体系的・階層的・網羅的に整理し、
  それを明細書中に書き、下位概念の実施例を一通り網羅的に書くべき。

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上に☆で挙げたミスをすると、
せっかく編み出したアイデアを 簡単に他人が使えるようになる。
 (楽に特許を回避される。 楽な逃げ道ができる。
  すると商品を独占できなくなって 儲からない可能性が極めて高い。)

よって、
上位概念-中位概念-下位概念 と体系的・階層的・網羅的にアイデアを出すことが
まず 何より非常に重要。

それさえできれば、
あとは 「各概念(アイデア)が新しいかどうか」を確認すればよい。
  ・・・新しければ特許になるし/新しくなければ特許にならない。 単純明快。
 
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# by hugoniot | 2011-01-27 04:08 | 知的財産

進歩性の判断方法

進歩性を判断したい出願を 以後”対象案件”とする。


① 対象案件に ”最も近い先行技術”を選定する。
   ※ 対象案件の構成要件が なるべく多く書かれているものを選ぶ。
     (本質部分=解決したい課題+その解決手段 が書かれていればベスト。
      だが、そうでなくても
       *対象案件の本質部分以外が”最も近い先行技術”に 殆んど書かれていて
       *対象案件の本質部分が ”第2の先行技術”に書かれていれば、
      進歩性を否定できる可能性があるので、
      ”最も近い先行技術”は気軽に選定すればよい。)
   ※ もし 後の手順で進歩性を否定しきれなかった場合、
     新たに別の”最も近い先行技術”で進歩性否定の再チャレンジをしてもよいので、
     ”最も近い先行技術”は 気軽に選定して 手順②以降へ進めばよい。

② ”最も近い先行技術”で埋めきれなかった構成要件を認定する。

③ 埋めきれなかった構成要件を”第2の先行技術”で全て埋められるかどうか確認する。
   ※ ”最も近い先行技術”と”第2の先行技術”の間に
     組み合わせる動機付け[Motivation]があるかどうかを確認すること。
      ・・・ 次のいずれかの条件を満たしていれば よい。
       1) ”最も近い先行技術”と”第2の先行技術”の課題が共通。
       2) ”最も近い先行技術”と”第2の先行技術”の機能が共通。
       3) ”最も近い先行技術”と”第2の先行技術”の作用・効果が共通。
       4) どちらかの先行技術中に、
         他の先行技術と組み合わせると良いことの教示・示唆がある。
                       [Teaching・Suggestion]
   ※ ”最も近い先行技術”と”第2の先行技術”に、以下に挙げるいずれかの
     組み合わせ阻害要因がある場合は、進歩性を否定できない。
      (1) 先行技術中に、対象案件へたどりつくのを積極的に邪魔する記載がある。
       1) いずれかの先行技術が、
         対象案件のことを好ましくない、と述べている。
          (例. 本文中で 好ましくない、と述べている。
             比較例で 結果が劣るので好ましくない、と表現している。)
       2) いずれかの先行技術が
        「対象案件と逆方向のことをすべき」と述べている。[Teach away]
      (2) いずれかの先行技術に、
        他の先行技術と組み合わせるのを積極的に邪魔する記載がある。
       3) いずれかの先行技術が、組み合わせようとしていた
         他の先行技術のことを好ましくない、と述べている。
          (例. 本文中で 好ましくない、と述べている。
             比較例で 結果が劣るので好ましくない、と表現している。)
       4) いずれかの先行技術Aが、他の先行技術と組み合わせることによって
         本来果たそうとしていた目的・機能を 果たせなくなってしまう。

④ それでも埋めきれなかった構成要件を、
  ”最も近い先行技術+第2の先行技術で埋められた構成要件と
   機能的に関連しない構成要件 について書かれた先行技術”[単なる寄せ集め]
  あるいは”周知技術”
  あるいは ”自明な課題・容易に思いつく課題の解決手段”で
  全て埋められるかどうか確認する。
   ※ ”周知技術”とは、教科書・便覧1冊 又は 最低3特許文献以上に書かれている技術。
   ※ ”自明な課題・容易に思いつく課題”とは、原材料削減・軽量化・省スペース等。
     そうした課題を 世の中で知られている手段で解決しても進歩性なし。

⑤ それでも埋めきれなかった構成要件が、
  ”最適材料の選択”か”数値範囲の最適化”か”均等物への置換”かどうか確認する。
   ※ ”均等物”とは、”同一課題の解決手段・同一機能を有する手段”のこと。

⑥ 対象案件が 各先行技術に書かれてない”顕著な効果”を持っていないかどうか確認する。
   ※ ”顕著な効果”とは、予想外の”異質な効果”又は
                  ”同質だが 臨界的な変化のある効果”のこと。

--------------------------------------------------------------------------------
<参考>
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/sangaku/08100123/005.pdf
  … 「”最も近い先行技術”+”第2の先行技術”に対して
     新しい構成 又は 予想外の効果があれば、進歩性が認められる可能性が高い。」
    と このページの筆者は言っている。
 
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# by hugoniot | 2010-12-25 21:49 | 知的財産

真に取り組むべき・ブレークスルーすべき技術課題、矛盾・とりあい・トレードオフ関係とは?

*ある目的・性能・品質Aを 達成・実現するために、〇〇を行いたい  /増やしたい。

*別の目的・性能・品質Bを 達成・実現するために、〇〇を行いたくない/減らしたい。

となった瞬間、
もう ”〇〇をいじる(最適化を図る)”ことは 考えるべきでない。

       ↓

△△、■ ■、☆☆・・・など 別の手段を行うことで、AとBの両立を図るべき。

       ↓

具体的に どうすればいいかというと、

 *Bに悪影響を与えない A向上手段を導入する。
   (少なくとも、
    「A向上手段である〇〇を、別時間 or 別空間で実施する。」という手はある。
        ・・・ TRIZでは このことを”分離原理”と呼んでいる。)

 *Aに悪影響を与えない B向上手段を導入する。

-----------------------------------------------------

まずは、矛盾が起きているのに気づくことが大事。

次に、TRIZ分離原理を知っていることが大事。

その次に、”課題解決手段は必ず複数ある”のを知っていることが大事。
       (①有害機能の”原因を除去”、あるいは”遮断・隔離”する。
        ②有害機能の原因からの作用への”耐性を上げる”。感度を下げる。
        ③有害機能の原因からの作用を”打ち消す”。前後で補償する。)
 
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# by hugoniot | 2010-12-11 20:22 | 知的財産

進歩性とは?

<ケース1>

 *ある課題Aの 解決手段a が 既に文献で知られていた。
 *    〃   解決手段b も      〃

 その場合、
 手段a+b には進歩性がない。


<ケース2>

 *ある課題Aの 解決手段a が 既に文献で知られていた。
 *    〃   解決手段b も      〃
 *    〃   解決手段c も      〃

 その場合、
 手段a+b+c には進歩性がある?!


<ケース3>

 *ある課題Aの 解決手段a が 既に文献で知られていた。
 *    〃   解決手段b も      〃
 *    〃   解決手段c も      〃
 *    〃   解決手段d も      〃
 *    〃   解決手段e も      〃
 *    〃   解決手段f も      〃
 *    〃   解決手段g も      〃

 その場合、
 手段a+b+c+d+e+f+g には進歩性がある?!

-----------------------------------------------------------------

『ケース2,3の場合は進歩性がある。』
   ・・・ 3文献以上の組合せでは 進歩性を否定できないから。
        (そういう拒絶がされたのを見たことがないから。)
と思ってる人が 少なからずいる。


ありえない。。

「ある課題Aを解決しようとして 課題Aで文献検索し、
 ヒットした文献に書かれている 課題Aの解決に関するアイデアを
 全て組み合わせてみよう。
   ・・・ それが 現時点で一番 課題Aを高いレベルで解決できる手段だから。」
と考えて
試してみるのは当たり前。
  (※ただし、ある文献イが
     ①「◎◎(文献ロに書かれていること)とは組み合わせるべきではない」
    と言っている場合、
    あるいは
     ②「文献イの一部の構成を ◎◎(文献ロの構成)と置き換えると、
       文献イが本来果たそうとしていた機能が 果たせなくなる場合」は、
    文献イと文献ロを組み合わせようとはしない。
    また、
     ③ 文献が 進歩性判断対象発明のことを否定、または逆方向を勧める場合
    は それで進歩性を否定するのが不適当、と考えられるけど。)

そんな当たり前の 誰でもやろうとすることに対し、
『3文献以上のアイデアを組み合わせることには 進歩性があるので、
 それを出願した人に 20年間の排他権(≒独占実施権)を与えよう。
   ⇒ 他の人は そのアイデアを20年間 実施したらダメ。』
と制限をかけるのは 非常にバカげている。

なぜなら、
”他人の出したアイデアを 単に足し合わせているだけ”の人への優遇だから。
  (※「単に足し合わせたら 新たな課題が生じたので、それを世界で初めて解決した。」か
    「単に足し合わせても 課題Aを充分解決できなかったので、
     さらに(課題Aの解決手段としては知られていなかった)世界初の新工夫を加えた。」
     というのなら、
     立派な進歩であり、特許を与えるにふさわしい偉業だが。)


『ケース2,3の場合は進歩性がある。』と思っている人は、
 ×:全然 特許にならない他社出願への対策に時間を浪費し、
   本来 避けなくてもいい他社出願を避けることによって 自社商品の競争力を落とす。
 ×:全然 特許にならない内容を特許出願し、権利化を図り、時間とお金を浪費する。

注意しましょう。
 
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# by hugoniot | 2010-12-11 19:51 | 知的財産

”要素”を1つ増減すると、”機能”はいくつ増減する??

基本的には、
 「システムの中で、各構成要素は 何かしらの機能を持っている。」
 「システムに ある構成要素を加えると、新たな機能が加わる。」
と考えるべき。


要素A・要素B・要素Cから成るシステムに 要素Dが加わると、
 *要素D                   単独で生じる機能(作用)
 *要素Aと要素D           の組合せで生じる機能(作用)
 *要素Bと要素D           の組合せで生じる機能(作用)
 *要素Cと要素D           の組合せで生じる機能(作用)
 *要素Aと要素Bと要素D      の組合せで生じる機能(作用)
 *要素Aと要素Cと要素D      の組合せで生じる機能(作用)
 *要素Bと要素Cと要素D      の組合せで生じる機能(作用)
 *要素Aと要素Bと要素Cと要素D の組合せで生じる機能(作用)
が現れる可能性がある。

有益機能(有益作用)ばかり現れてくれればいいのだが、
有害機能(有害作用)も現れる可能性がある。 いわゆる弊害・副作用。



逆に、要素A・要素B・要素C・要素Dから成るシステムから 1つの要素を取り除くと、
上の8つの機能が失われる可能性がある。

有害機能(有害作用)ばかり なくなってくれればいいのだが、
有益機能(有益作用)も なくなってしまう可能性がある。 いわゆる弊害・副作用。



だから、
システムを変える(要素を加える、要素を削る、要素を並び換える)時は
機能分析”(副作用の予測)をすることが大事。
 
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# by hugoniot | 2010-12-02 23:39 | 科学

『イノベーションとは、未知なるものの体系化』という言葉の意味

『イノベーション(革新・発明)とは、未知なるものの体系化』
というP・ドラッカーの名言は、
『イノベーション(問題/課題解決・目的達成・トレードオフ関係のブレークスルー・機能実現)とは、
 (先行技術を含めた)未知なるものの体系化(系統化・情報分類)を“書きながら”行うこと。』
という意味です。

具体的には、
『最上位目的(あるべき姿・理想)、目的の目的、目的、
  欲しい機能(有益機能)、実現方式
    その方式の実行時に生じる課題(抑えたい有害機能・克服したいトレードオフ関係)、
      課題解決手段(有害機能抑制手段・トレードオフ解消手段)、
        その手段の実行時に生じる さらなる課題、その課題解決手段
          その手段の実行時に生じる さらなる課題、その課題解決手段
            その手段の実行時に生じる さらなる課題、その課題解決手段……』
という風に、
階層的・系統的・体系的・入れ子状・樹形図状・ピラミッド状に、かつ
同一目的を達成できるかもしれない別手段・代替手段が漏れないように(※)注意しつつ、
情報を(少なくとも紙、好ましくはExcel等の電子メモ上に書きながら)整理すればOKです。

※なお、アイデアを漏れなく出すためには、
  アイデアが4つ5つと出てきたら
  それをグルーピング・ラベリング・上位概念化することが肝要です。
        (↑ この作業はKJ法・帰納そのものです。)
  すると、結果的に
  ”階層的・系統的・体系的な、樹形図状・ピラミッド状の” 情報整理
    = ”MECEなロジックツリー”へまとめられた情報整理になります。

※有害機能抑制・トレードオフ解消のアイデアを
  どうすれば漏れなく出せるかは、このサイトの他記事を ご参照。

----------------------------------------------------------------------------

上に書いたことは、
 *品質機能展開・QFD、シックスシグマのVOC(Voice of customers
 *問題解決理論・問題解決思考法、創造技法
    (本質追究・本質追求、真因追究・真因追求・なぜなぜ展開、
     KJ法・上位概念化帰納法、
     SIT・ASIT・USIT閉世界法、等価変換理論
     演繹法・USITのParticles法・TRIZの「究極の理想解」、
     曼陀羅・曼荼羅・マンダラ・MC法・MEMODAS・マンダラート・Mandal-Art、
     ロジカルシンキング・論理思考、ロジックツリーMECE、MindMap・マインドマップ)
 *弁証法
    (制約条件理論TOC思考プロセス中の対立解消図・クラウド、
     目的展開、ブレークスルー思考・ブレイクスルー思考・ワークデザイン・システム思考
     発明問題解決理論、TRIZ・TIPS・SIT・ASIT・USIT)
 *価値工学・VE
 *品質工学・タグチメソッド・田口メソッド・QE、シックスシグマ
のコツ・こつ・真髄・秘訣・エッセンスです。
 
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# by hugoniot | 2010-11-27 15:42 | 知的財産

民間のあらゆる仕事・経営で意識すべきこと

<現状から考える>

1.今やっていること/やろうとしていることの目的は何か?
  目的の目的、目的の目的の目的…は何か?

2.その目的は、なんだかんだ言ってもO/I比が低くないか?
   (Oが小さい、滅多にOが出てこない、別の目的に対する手段でIを兼ねられる)
  自職場の主機能・役割期待と合う
  他の大きな目的・問題解決に注力すれば、その問題も自然に解決するのではないか?

3.企業の利益は何によって増減するのか?
  今やっていること/やろうとしていることは、
    ・(将来の)商品売上単価を上げているのか?
    ・(将来の)商品売上数量を増しているのか?
    ・(将来の)商品原材料費を下げているのか?
    ・(将来の)その他経費を減らしているのか?


<理想の姿から考える>

4.自職場の果たすべき主機能・役割期待は何か?
    (“制約を守る”ことを“主機能”より高い目的に置いてはならない。)

5.理想的な業務フローは? どうすれば最高に効率的か?
    → 理想を実行するためにも時間が必要。いま最も時間を食っていることは何か?
       どうすれば、その時間を限りなくゼロに近づけられるか?

------------------------------------------------------------------------

以上の問いに マジメに取り組めば、活路が見えてくる。


なお、民間企業の“真の制約条件”は2つしかないので、

 *いつまでも利益を挙げられないと、いずれ倒産する。
      (利益=収入O-支出I≧0、を目指さなければならない。)
 *1日は24時間しかない。
      (時間を何に使うか?に全てが懸かっている。)

他の制約をとりあえず気にせず、改善アイデアを出すことが大事。
      (制約はアイデアを潰してしまうから。)
 
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# by hugoniot | 2010-11-23 12:08 | 仕事

”ブレイクスルー思考の7原則‏”への注釈

1. ユニーク「差」の原則
   (類似問題で過去にうまくいった解決策が、今回の問題でもうまくいく保証は何もない。
    取り組む対象によって制約条件が異なるので、
    「問題は毎回ユニークなのだから、解決策もユニークになるのが普通。」と認識すべき。)

2. 目的展開の原則
   (「何のために?何のために?…」と繰り返し問い、
    目的を密に階層立てることが問題解決のコツ。)

3. 先の先を見た「あるべき姿」の原則
   (「何のために?何のために?…」と繰り返し問えば「あるべき姿」に行き着く。
    そこまで行けば しめたもの。「あるべき姿」の実現手段を列挙し、実行すればよい。
       ※ただし、「あるべき姿」のイメージも変わりうることに注意。
         よりよい 「あるべき姿」があるかもしれない、と思っている方がいい。
         さもないと、
         凝り固まった「あるべき姿」のイメージに縛られて アイデアが枯渇するから。)

4. システム思考の原則
   (「何のために?」と目的を問い、同じ目的を達成しうる別手段を考えるのがシステム思考。)

5. 目的「適」情報収集の原則
   (システム思考をし、その途中で必要になった時だけ情報収集するのが 効率的。)

6. 参加巻き込みの原則
   (大人数でチェックするほど、よりよいアイデアが湧く。よりよいシステムになる。)

7. 継続改善の原則
   (常に「より低コスト」「より高機能」「より多機能」という未到の新課題・新目的がある。
    つまり『カイゼンに終わりなし。』 『人類は常に進歩し続けることができる。』ということ。)
 
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# by hugoniot | 2010-11-21 19:06 | 知的財産

システムをなす”構成要素”と”機能”について

どんな技術(素材・製造方法・製造装置)でも、どんな社会的仕組みでも、どんなモノでも、
まとめると
どんなシステムでも、
いくつかの構成要素が組み合わせられて できています。

「あっても/なくても 関係ない。 無意味。」なものでない限り、
どの構成要素も 何らかの”機能”を持っています。
                   ・・・ 有益機能か 有害機能かは ともかくとして。
          ↓
あるシステム(構成要素の組み合わせ)から 何か 構成要素を取り除くと、
何らかの機能が失われる、ということになります。


このことを踏まえると、
今ある既存システム(製品・技術)から出発して 技術開発(発明)する場合の
2つのアプローチ法を導き出すことができます。

1. まず有害機能を減らそうとするアプローチ法
 ①有害機能をもたらす構成要素を 既存システムから取り除く。
   又は、有害機能が発揮されないように 周りの構成要素を変える。
                            (新構成を加える・既存構成を並び換える)
 ②有害機能をもたらす構成要素を既存システムから取り除くと 同時に失われてしまう有益機能を、
   周りの構成要素を変える(新構成を加える・既存構成を並び換える)ことによって補う。

2. まず有益機能を増やそうとするアプローチ法
 ①有益機能をもたらす構成要素を 既存システムに加える。
   又は、有益機能が発揮されるように 周りの構成要素を変える。
                            (新構成を加える・既存構成を並び換える)
 ②有益機能をもたらす構成要素を既存システムに加えると 同時に出てきてしまう有害機能を、
   周りの構成要素を変える(新構成を加える・既存構成を並び換える)ことによって抑える。
      【副作用対策】

こう考えれば、
改善(技術改良・社会制度改革などシステム改良)スピードが上がるだけでなく、
副作用に充分注意し・予防策を講じながら 改善を進めることもできるでしょう。



そして、システムをなす”構成要素”と”機能”に注目すると、
特許の仕組みも よく理解し、活用できるようになります。


どの国の特許庁でも、
出願された発明に対し 次のように特許性(の内の新規性・進歩性)を審査しているからです。

 『ある既存システムの構成要素(の組合せ・配合比率・順番)と比べて
  今回 出願されたシステム(発明内容)の構成要素は、
    (1)いったい何が違い(何の構成要素を新たに加え)、
    (2)その異なる(加えた)構成要素が どんな”機能”を発揮しているのか?
       → (3)別の既存システムには その構成要素と”機能”がズバリ含まれてるのでは?』


(1)は 新規性の審査、
(2)は 1つの公知資料(既存システム)に対する 進歩性の審査
(3)は 複数の公知資料(既存システム)に対する 進歩性の審査 に相当します。

(3)のように 複数の公知資料(既存システム)の構成要素を組み合わせて
出願発明の進歩性を否定しようとしても、
既存システム同士を組み合わせることによって
 ”既存システムが持っていた
   機能(有益機能 又は 有害機能を抑える機能)が失われてしまう” 場合は、
「組合せ阻害要因」があるので 進歩性を認めなければならない、という考え方も、
”構成要素”と”機能”の関係を強く意識してさえいれば スンナリ理解できます。


ぜひ、システムをなす”構成要素”と
    各構成要素(の組合せ)が持つ”機能”に 注目してみてください。

一見 ムダだと思えるもの(構成要素)が、意外に 重要な”機能”を持っているかもしれません。
逆に、重要不可欠だと思っていたものが ムダだったり / なくすべきものなのかもしません。
 
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# by hugoniot | 2010-11-05 21:30 | 知的財産

品質工学のコツ

世の中のニーズを考えて、
「こんな機能を持つ商品を 〇〇円で提供できれば 売れる。」という商品テーマを選択するのは、
技術者の役割であり 責任でもある。


商品テーマが決まったら、
技術者が 技術開発する(商品原材料と加工方法・装置を決める)ことになるが、

まずは、ニーズ (お客様が欲しい”有益機能”の種類およびレベル)を考え、
それを満たせる基本方式を たくさん発案することが大切である。
 (例. 重力活用/電気力活用/磁気力活用)


そして、お客様が 商品を使う状況を想像して、
いつでも/どこでも 次の2点を満たし、
 ・必要最低限の ”有益機能”を発揮する。
 ・許容限度を超える”有害機能”を発揮しない。 (お客様や環境に被害を与えない)
かつ
その商品を最安値で提供できるように
技術開発(基本方式の選択~選択方式の改良)をすることが大切である。


品質工学では、
技術開発を効率よく行うために
 『品質が欲しければ、品質を測るな。』
    (有害機能レベルを抑えたければ、有害機能レベルを測るな。
     有益機能レベルを高めたければ、有益機能レベルを測るな。)
を合言葉にしている。

これは、
 『いい結果が欲しければ、結果を測るな。』
    (いい結果が欲しければ、ただ 結果を測って 一喜一憂していても 役立たない。)
の言い換えである。

悪い結果が生じるには、必ず 原因がある。
 *有益機能レベルが必要最低限を上回れないのは、
    ・有益機能レベルを増そうとすると 有害機能レベルが許容限度を超えてしまうか、
    ・         〃           別の有益機能レベルが必要最低限を下回るから。
                            (「有益機能レベルを下げてしまう」という
                              有害機能レベルが 許容限度を超えてしまうから。)
 *有害機能レベルが許容限度を超えてしまうのは、
    ・有害機能レベルを減らそうとすると 別の有害機能レベルが許容限度を超えてしまうからか、
    ・         〃            有益機能レベルが必要最低限を下回るから。
                           (「有益機能レベルを下げてしまう」という
                              有害機能レベルが 許容限度を超えてしまうから。)
まとめると、
いい結果が得られない=悪い結果が生じる原因は
 *有害機能レベルを 許容限度内に抑えこむことができないから。
の一言に集約される。

逆に言うと、
どの種類の有害機能レベルも 低く抑えこむことができれば、
 *有益機能レベルを増し、必要最低限を超えさせることは容易。
 *有害機能レベルを     許容限度内に 抑えこむことも容易。
つまり、いい結果が得られる。


有害機能レベルを低くするには、次の3種類の対策が考えられる。
 ① 有害機能を起こす原因を なるべくシステム中からなくすように 策を講じる。
     (隔離する、遮断することを含む。)
 ② 有害機能を起こす原因が システム中にあっても、
   それによって生じる有害機能が なるべく低いレベルになるように 策を講じる。
     (耐性・頑健性を上げる、減衰させる、動きにくくする、感度を鈍らせることを含む。)
 ③ 有害機能を起こす原因が システム中にあっても、
   それによって生じる有害機能を なるべく打ち消すように 策を講じる。
     (相殺する、補償することを含む。)

そのうち ①や③は、概して 多額のお金がかかる。
なので、まず②から考え始めてみてはどうですか?? と勧めるのが品質工学である。
          (有害機能をなるべく低いレベルにする策を 机上で考えてもいいし、
           実験で 有害機能が最も低いレベルになる条件を求めることもできる。
                   → 品質工学の”パラメータ設計”手順を参照。)

------------------------------------------------------------------------

以下、Wikipedia中の 品質工学の解説。

>品質工学は、主に2段階から構成される。
> ①開発設計段階、つまり生産に入る前のオフラインでの品質工学(パラメータ設計→損失関数)
> ②生産段階、つまり生産のオンラインでの品質工学(損失関数)

>パラメータ設計に入る前に重要なことは、
>時代の潮流を考えて、技術テーマを選択するのは技術責任者の役割であり責任である。
>
>技術開発テーマが決まったら、
>技術者が顧客の立場に立って「システム選択」することになるが、
>顧客が欲しい機能を考えて、
>理想機能を満足するシステムをたくさん考案することが大切である。
>
>考案したシステムの良し悪しを判断するのが「機能性評価」である。
>機能性評価は
>システムとは関係なく、
>顧客が使う立場で信号とノイズを考えてSN比で評価することが大切である。
>
>その後で、パラメータ設計(厳密にはロバスト設計という方が適切である)を行うのであるが、
>品質工学では
>「品質が欲しければ、品質を測るな。機能性を評価せよ」と言うことが合言葉になっていて、
>品質問題を解決する場合には、
>品質特性などのスカラー量は使わずに、
>理想機能(y = βM)を特性値と考えてパラメータ設計を行う。
>
>パラメータ設計の手順は以下の通りである。
>1.  テーマの分析
>2.  目的機能の明確化
>3.  理想機能の定義(y = βM)
>4.  計測特性は何か(信号因子とノイズの選択)
>5.  SN比や感度を求める
>6.  制御因子を決める
>7.  直交表に制御因子を割り付けて、信号やノイズとの直積実験を行う
>8.  データ解析を行う
>9.  要因効果図を作成して最適条件と現行条件やベンチマーク条件を求める
>10. 確認実験で最適と現行の利得の再現性をチェックする
>11. 再現性が悪い場合は特性値やノイズや制御因子の見直しを行う
 
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# by hugoniot | 2010-10-30 23:59 | 仕事

問題解決アプローチには2種類ある。(演繹的アプローチと原因分析的アプローチ)


「”目的”を明らかにし、欲しい”機能”(必要な有益機能)を明らかにし、
 その実現手段(方式)を思い描き、具体的な実現手段(構成)を思い描く・・・」
という風に、
目的から 演繹的に問題解決手段を編み出していくアプローチ法がある。

【具体的手法】
 ・ブレークスルー思考法(ワークデザイン)の ”目的(機能)展開”
 ・USITの ”Particles法”
 ・TRIZの ”究極の理想解”
 ・品質工学の ”ロバスト設計”



「困っている現象(有害機能)の原因を見つけ、対策する」
という風に、
困っている現象から 分析的(帰納的)に問題解決手段を編み出していくアプローチ法がある。

【具体的手法】
 ・TOCの ”現状問題構造ツリー”
 ・TPSの ”真因追究 (なぜ?×5)”
 ・”なぜなぜ展開”
 ・QC
 ・USITの ”閉世界法”



※ やたら 多くの手法を覚える必要はない。
  大きく分けて
    ①演繹      = 有益機能の実現
    ②帰納(分析) = 有害機能の抑制
  の2種類のアプローチしかないことを知り、両方とも使いこなせることが重要。
 
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# by hugoniot | 2010-10-25 00:04 | 知的財産

目的と手段、課題と解決手段、原因と結果、有益機能と有害機能 の入れ子関係

目的実現・目標達成・問題解決・課題解決(←全て同じ)を志すのであれば、
まず 次の【入れ子関係】があるのを知ることが 何より重要です。

① 【”目的・機能”-”手段”の入れ子関係】
 http://homepage1.nifty.com/matufuji/2shou.htm
 http://homepage1.nifty.com/matufuji/gendai/gendai7.htm
 http://homepage1.nifty.com/matufuji/3shou.htm 前半

上位目的・機能
  → 上位目的の実現手段(中位目的・機能)
     → 中位目的の実現手段(下位目的・機能)
        → 下位目的の実現手段


② 【”課題”-”解決手段”の入れ子関係】

課題A
  → 課題解決手段
     → 新たな課題B
        → 課題解決手段
           → 新たな課題C
               → 課題解決手段


③ 【”原因”-”結果”の入れ子関係】
 http://homepage1.nifty.com/matufuji/3shou.htm 後半

結果
  ← 1次原因 (2次原因による結果)
    ← 2次原因 (3次原因による結果)
       ← 3次原因 (4次原因による結果)
           ← 根本原因


ただ、ここまで 気づいていても、
実際は うまく アイデアを出せないことが多かった。
           ↑ アイデアとは、目的実現・目標達成・問題解決・課題解決手段のこと。


そこで、次のように アイデアを出していくことが
最近 提案されています。

・願望
  → 欲しい機能 [有益機能]
     → 実現方式
        → 具体的な実現手段
           → コストダウン or 有益機能アップ時に直面する課題[有害機能]A
               → 課題解決手段
                   → コストダウン or 有益機能アップ時に直面する課題[有害機能]B
                       → 課題解決手段  ・・・・・・

まず、 欲しい機能(有益機能)を増やす策、それをより安く得る策を考える。
すると、課題が生じる=いらない機能(有害機能)が増してくるので、それを減らす策を考える。
すると、また 欲しい機能(有益機能)をより安く得る余地が生まれるので、その策を考える。
すると、課題が生じる=いらない機能(有害機能)が増してくるので、それを減らす策を考える。
すると、また 欲しい機能(有益機能)をより安く得る余地が生まれるので、その策を考える。
すると、課題が生じる=いらない機能(有害機能)が増してくるので、それを減らす策を考える。
・・・・・・
という風に、
【”有益機能up手段”-”有害機能down手段”の入れ子関係】がある、というイメージです。

世の中は
 『 有益機能 ÷ (有害機能+コスト) 』 を大きくする方向へ進化していくので、
ひたすら
 ”有益機能up” ・ ”有害機能down” ・ ”コストdown” を考えればいい、
という考え方と よく合致します。


すると、そのうち
 『必要な量の有益機能を、必要な時/必要な場所へ/最も低コストで 配置すればいい。
         有害機能を、必要な時/必要な場所で/最も低コストで 抑えこめればいい。』
ということなんだ、と気づきます。


それに気づけば、
ひたすら
 『”有益機能”と”有害機能”が、いつ/どこで/どれくらい発揮されているのか?』
に注目するようになります。

そして、
 『”有益機能”の増大に役立っていない モノ・動作
  ”有害機能”の抑制に役立っていない モノ・動作 が ムダなんだ。』 という
トヨタ生産方式(TPS)の極意をつかむこともできます。
 
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# by hugoniot | 2010-10-24 13:36 | 仕事

TOC思考プロセスの素晴らしさ

制約条件理論TOC思考プロセスの
対立解消図は 次の2つの自問自答を自然にできるようにし、

 ①”何のために”
     それをしているのか?
     それをしようとしているのか?
             【手段の ”目的”を問う】
 ②”なぜ”
     それをしなければならないのか?
             【手段の ”制約”を問う】
    その制約は外してもいいのではないか?
           何か策を打つことによって 制約を外すことができないか?


TOC思考プロセスの
現状問題構造ツリーは 次の自問自答を自然にできるようにする。
  ③”なぜ”
     あの時 そうなったのか?
        今 こうなっているのか?
             【結果の 根本”原因”を問う】


以上 3つの問いを繰り返して、
 やっていること / やろうとしていることの
 上位概念(目的・根本原因・制約)をよく考え、
              ↓
それから、
  ④ 下位概念(目的実現手段・問題解決手段)を
    なるべく多く、なるべく漏れなく、出していくのがいい。


①  は ”目的展開”    とも呼ばれる。
①②は ”弁証法”      とも呼ばれる。
③  は ”なぜなぜ展開” とも呼ばれる。   ①②③は目的実現・問題解決のイロハのイ。

①②③がキーポイントだ、と気づいた
TOC思考プロセス開発者のゴールドラット博士は素晴らしい。
 
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# by hugoniot | 2010-10-23 23:43 | 知的財産

アイデア出しの手順

① 何が欲しいかを書く。 
    (・・・・・・したい。 感情的表現・五感表現をする。)

② 欲しい 有益機能を書く。
    (・・・・・・を~~したい。 ・・・・・・に~~してもらいたい。 抽象的表現でいい。)

③ 欲しい 有益機能を具体的にしていく。

④ 有益機能レベルを トコトン増そうとする。
  同じ有益機能レベルを トコトン安く得ようとする。 トコトン 高速大量生産しようとする。
    → すると、有害機能が現れてくる。
        (”有益機能レベルを増そう・安く得ようとすると、有害機能が現れる”
                          という矛盾・トレードオフ状態が起きる。)

⑤ 有害機能を起こす原因を特定し、
  以下の各観点で 故障(有害機能・弊害)対策アイデアを列挙する。
    1) 原因をなくす、隔離する、遮断する。
    2) 原因によって生じる有害作用に対する システムの耐性を上げる。
    3) 原因によって生じる有害作用を打ち消す、補償する。

  ※ 各観点で、重力を用いるアイデア / 電気力を用いるアイデア
           磁気力を用いるアイデア / 核力を用いるアイデア を列挙する。
  ※ アイデアが3つ以上出た時は、グルーピング・上位概念化を試みる。
  ※ アイデアの次元を揃える。
       (次元には 時間 / 空間 / 機能 / 科学[力・相など] の4種類ある。)
  ※ いつ、どこで、何に そのアイデアを実行させるかを考える。
  ※ 要は、「ダブり・漏れなき(MECEな)ロジックツリー作り」を 心掛ける。
 
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# by hugoniot | 2010-10-20 22:34 | 知的財産

情報整理の切り口

仕事に役立つ 情報整理をしたいなら、
情報分類の切り口は
 ・課題
 ・機能
を最重視しなければならない。

なぜかというと、
情報は ”目的”と繋がっていなければ 役に立たず、
”課題”と”機能”は ”目的”と深い関係があるものだから。


いきなり情報を
 ・空間
 ・時間
 ・企業、ヒト
の切り口で分類しようとすると、
初めはそれなりに分類できるけど 何のために分類しているか? が分からなくなる。


だから、
 「何をしたいのか? 何か欲しいのか?」  (目的)
 「目的が達成できない理由は何か?」   (課題)
 「課題を どうすれば解決できるか?」    (機能)
をまず よく考えて、
考えを出し尽くすことが重要。

それから、
必要な機能を、いつ(時間)、どこで(空間)、誰が(ヒト) 実行するか?を考えていけばいい。
 
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# by hugoniot | 2010-10-20 00:05 | 仕事

”目的”だけでなく、”制約”をよく考えることが重要。

「~~したい」という気持ち(目的)があっても、
「・・・・・・なので、~~できない」という気持ち(制約)が より強くあったら ヒトは~~を実行しない。

たとえば、
「海外旅行したい」という気持ち(目的)があっても、
「お金がないので、海外旅行できない」という気持ち(制約)が強くあったら ヒトは海外旅行しない。


でも、その制約は 本当にどうしようもない制約なのだろうか??
・・・・・
何らかの手段によって、その制約を外すことができれば 目的を達成できる。
  (例. もっとお金を稼ぐ、ふだん節約してお金を浮かせる、借金する、
      時間はかかるが メチャクチャ安いツアーで旅行する、
      海外旅行添乗員に転職する、海外企業に転職する・・・ など。)

逆に、”制約”を解消できないと 目的を達成できない。
世の中には そういう場合が多い。


だから、
 「何が”制約”になっているのか?」
 「それは絶対外しようがない”制約”なのか?」
 「何らかの手段を講じることによって、
  その”制約”が 問題なくなるようにできないか?」
と考えることが重要。


※なお、”制約”は だいたい
   「お金が足りない」 「時間が足りない」 「それをやれるヒトが足りない」
  のいずれかに行き着く。
 
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# by hugoniot | 2010-10-17 18:49 | 知的財産

あなたの果たすべき役割は? あなたが果たしている機能は何?

こないだ研修で 聞かれたこと。
 「あなたの 職場での役割は何ですか? 20文字以内で答えなさい。」

即答できなかった。
ていうか、今も 20文字以内で即答できない。

でも、この質問に即答できることが大事。


「あなたの 職場での役割は何ですか?」
          ↓
「あなたが 職場で果たすべき役割は何ですか?」
          ↓
「あなたが 社会人・企業人・経済人として 果たすべき機能は何ですか?」
          ↓
「あなたの職場・企業が 果たすべき機能は何ですか?」

という風に、
求められている”機能”を明確にイメージする≒言葉に書き表せることが重要。
  (言葉に書き表せないことは、書けないばかりではなく言えない。 他人に伝えられない。
   他人に伝えられないどころか、自分でもよく分かっておらず うまく実行できない場合あり。)


役割を考える=欲しい機能を考える=目的を考える=あるべき姿を考える、ということ。

役割・欲しい機能・目的・あるべき姿を 繰り返し繰り返し考え、
書き表す(定義する)ことによって、より適切な問題定義ができる。

適切な問題定義さえできれば、問題は解決したも同然。
  (そう 多くの達人が言っている。)

問題解決すること=仕事をすること。
  (他人の技術的問題・心理的問題を解決して、代わりに報酬を貰うのが 仕事というもの。)


役割を果たす
  =ちゃんと機能する
     =目的達成する
        =あるべき姿に近づく
           =働けている・仕事ができている
と言ってよい。

サッカーでも、 機能してない選手が フィールド上に1人・2人・・・と多くいるほど 試合に勝てない。
   野球でも、 機能してない選手が グラウンド上に1人・2人・・・と多くいるほど 試合に勝てない。
   将棋でも、 機能してない  駒が      盤上に1つ・2つ ・・・と多くあるほど 対局に勝てない。
   囲碁でも、 機能してない  石が     盤上に1つ・2つ ・・・と多くあるほど 対局に勝てない。
製造現場でも、機能してないモノ が    工場内に1つ・2つ ・・・と多くあるほど 他社に勝てない。
どの職場でも、 機能してないヒトが    職場内に1人・2人 ・・・と多くいるほど 他社に勝てない。

機能してないと、「ムダ」とか「効率が悪い」「働きが悪い」とか「役立ってない」と 言われてしまう。
有益に機能してないどころか 有害機能を発揮してると、
          「足を引っ張ってる」とか「いない方がいい」とか「邪魔」と 言われてしまう。

様々なゲームや仕事の中の ”機能”について 考えてみると、お仕事の役に立つと思います。
 
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# by hugoniot | 2010-10-16 15:51 | 知的財産

弁証法とは、”上位目的は何か?””外せる制約条件(変な上位目的)があるのでは?”と繰り返し考えること

弁証法とは、
 * ”何のために それをしなければならないのか?”
 * ”なぜ それをせざるを得ないのか?”
と 繰り返し繰り返し考えること。


言い換えると、
 * ”採ろうとしている手段の 上位目的は何か?” と
 * ”その手段を採らざるを得なくしている 制約条件は何か?”
と 繰り返し繰り返し考えること。


言い換えると、
 * ”上位目的を満たす 他の手段はないか?”
 * ”採れる手段の選択肢を狭めてしまっている 制約条件(=変な上位目的)を外せないか?”
と 繰り返し繰り返し考えること。


まとめると、
  ”上位目的(課題・問題・あるべき姿)を より適切に定義する”のを
繰り返し繰り返し行うことによって、

より良い手段(問題解決策・課題解決手段・目的実現手段)を編み出すこと。

※何度も何度も 上位目的を考え直すので、その都度 上位目的(課題)の表現が変わる。
  このことを 「課題ズラシ」と呼んだり、「目的展開」と呼んだりする。
 
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# by hugoniot | 2010-10-16 14:23 | 知的財産

中位概念(中位目的・中位機能、中位手段、中位原因)を考えましょう

働き始めの頃、だいたいの人は
 ・目的→手段
 ・結果←原因
という関係があるな・・・くらいしか考えない。


ちょっと仕事に慣れてくると
 ・上位目的→下位目的→手段
 ・結果←引き金原因(下位原因)←根本原因(上位原因)
と考えるようになり、
 ・「上位概念化(抽象化)が重要」「知見を一般化して 水平展開しよう」 「本質を抽出しよう」
 ・「原因の原因を考えよう」「根本原因を探ろう」「因果関係・論理の飛びに注意しよう」
と言いだすようになる。


さらに熟達してくると、
 ・上位目的→中位目的→下位目的→上位手段→中位手段→下位手段
    (中位目的は上位目的にとっては手段。 中位手段は下位手段にとっては目的。
     つまり、目的と手段は ”入れ子”的な階層構造になっている。
            http://www.zukai.net/006chsiki/zchisi004.html を参照。)
 ・上位課題→解決手段→中位課題→解決手段→下位課題→解決手段
    (各解決手段も上位概念→中位概念→下位概念・・・と階層的に案出すべき。)
 ・上位機能→中位機能→下位機能→実現手段
    (実現手段も上位→中位→下位・・・と階層的に案出すべき。)
 ・結果←原因←原因の原因←原因の原因の原因←・・・←・・・←・・・←根本原因
    (”原因の原因”にとっては、”原因”は結果にあたる。)
と考えるようになり、
 ・「何のために?何のために?と繰り返せ。」「中位目的を多く考え出すことが重要。」
 ・「課題発見なくして、課題解決なし。 課題解決なくして、進歩なし。」 「中位概念化が大事。」
 ・「必要な時/必要な場所で 何らかの有益機能を得るor有害機能を減らすことが”目的”。
   つまり、いつも”目的”を強く意識することが重要 = いつも”機能”を強く意識することが重要。」
 ・「なぜ?なぜ?と繰り返せ。」「根本原因・真因を見つけろ。」「中位原因に注意。」
と言うようになる。

あとは この知識を実践できるかどうか? に懸かっている。
 * 知識があっても、それを実行しなければ成果は出ない。
      → 実行するには根気が必要。
          → 根気よくやるには 情熱が必要。
 * 情熱があっても、知識がなければ どうしようもない。
     (ただし、情熱を持って取り組み続ければ 知識は次第についてくる。
      やはり なんといっても重要なのは情熱。 やる気。)
 * 知識と情熱が両方あっても、体力がなければ実行できない。
     (だから、まず健康が大事。)

『仕事の成果 = 情熱 × 知識 × 体力』
            ↑ 右辺のどの要素が欠けても 成果は挙がらない。
言い換えると、
『仕事の成果 = 心  × 技  × 体 の充実』 ではないでしょうか? どんな業種・職種でも。
 
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# by hugoniot | 2010-10-16 11:52 | 知的財産

何のために? なぜ? と 繰り返し問い続けることの重要性

問題解決とは、理想と現実のギャップを埋めること。

 ・自分と他人との間に意見対立がある状態は、理想的ではない。
     → 意見対立解消=問題解決。

 ・ある有益機能Aのレベルを向上させる策が
  別の有益機能Bのレベルを下げてしまう 技術的・物理的矛盾状態は、理想的ではない。
     → 技術的・物理的矛盾解消=技術革新・イノベーション=問題解決。


弁証法とは、
  意見対立問題や 技術的・物理的矛盾問題を 速く解決するための 問題解決思考法。


「何のために? 何のために?・・・」と 繰り返し問う ①”目的展開”と
  「なぜ?なぜ?なぜ? なぜ?・・・」と 繰り返し問う ②”なぜなぜ展開”は、弁証法。


 ・”有益機能Aの目標レベル”と”有益機能Bの目標レベル”を両立できない、という
  矛盾を抱えている 手持ちの”手段”に対し、
    ①「何のために (何の目的で)」 その手段を行う必要があるのか?
    ②「なぜ (どういう理由で)」 その手段がベストなのか? 代替手段より何が優れるのか?
  という2つの質問を
  繰り返し繰り返し、自問自答 あるいは 話し相手と質疑応答し合うと、
  ①”手段”の『目的』と ②”手段”に必要な『機能』 の理解が深まり、”より良い手段”に気づける。
                          ↓
  ”より良い手段”を挙げていくと、そのうち
  ”有益機能Aの目標レベル”と”有益機能Bの目標レベル”を両立できる ”手段”に気づける。
     ・・・ これが アイデア出し、対立・矛盾・ジレンマ解消、高いレベルでの目標両立、
             技術革新・イノベーション(技術開発)、仕事、
             課題解決、問題解決、目的・目標達成、願望成就 のコツ = 弁証法。
 
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# by hugoniot | 2010-10-09 12:24 | 知的財産

進化の法則、弁証法のコツ、問題解決のコツ、課題解決のコツ、網羅的アイデア出しのコツ

①現状を分析→問題解決することによって 進歩する方法

 1) どこで/いつ、
    何が起きているか?(有益機能レベル/有害機能レベルがどう変化しているか)を知り、
   有益機能レベルを上げる or/and 有害機能レベルを下げる策を考える。
       ※なぜ?を繰り返せば (根本原因分析)、同じ分析結果に至る
       ※この空間/時間を細かく分けた 機能レベル分析をすることによって、
         ”有益機能を発揮してない状態・動作 or 有害機能の発生を防止してない状態・動作”
          = 付加価値を高めていない状態・動作
          = ”ムダ”
         を見つけることができる。
         これを社員に教え込み、体に染みつかせているのが、トヨタ生産方式(TPS)。
         だから 強いのは当たり前。

 2) 現状問題の"根本原因"が分かれば、あとは
    (1) 原因をなくす、原因から隔離する、原因からの影響を遮断する
    (2) 原因からの影響への耐性を上げる (品質工学の”ロバスト性向上”がこれ)
    (3) 原因からの影響を相殺する
   の各対策コンセプトで
   MECEに演繹していくことによって、問題解決策を網羅的に出せる。

 3) なにかしらの”矛盾”を見つけられたら、
   すぐ TRIZ発明原理(4つの分離原理を含む)の助けを借りればいい。
     ⇒ 多く出てきた課題解決アイデアを色々と組合せ、
       新たな矛盾が生まれれば また発明原理の助けを借りればいい。
         ※なぜ?を繰り返せば (根本原因分析)、矛盾を特定できる

 4) 「何のために必要なのか?」「なぜ それが必要なのか?」 と
   今やっていることや 生み出したアイデアに対して 自問自答し、
   ”目的”・”目標”・”欲しい有益機能”の表現・定義を より適切にする。
                           (ステートメントを改良する。)
   これは、もともとアイデア体系内にあった ”上位概念”と”下位概念”の間に
  ”中位概念”を発見したことに相当する。
     ・・・ 中位概念が見つかったということは、
        下位概念にとって ”上位概念化”をできたことになる。
          ⇒ アイデアの漏れが減る。


②未来の より良い姿を想像し、それを実現することによって 進歩する方法

 1) 欲しいもの・したいこと・理想の姿を思い浮かべ、その実現手段を MECEに演繹する。
     (TRIZの”究極の理想解”から発展した TRIZ-USITの”Particles法”、
      東京大学 濱口教授の ”思考展開図”、
      ADLの”M-F-Tフレームワーク”、オンダテクノの”技術系統図マップ”、
      東京農工大 鶴見教授の”課題-解決手段系統図” と同じ。)

 2) 過去の数多の商品・社会システムの進化パターン(※)を参考にし、
   ”未来の姿”(結果)を
   1年後~3年後~・・・~10年後~・・・ と”理想の姿”に至るまで想像する。
     → 各々の段階における
       ”未来の姿”の実現手段を演繹的に考える。
     → 現状問題に直面したら ①へ

----------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------

以下、弁証法の解説。


  商品・社会等あらゆるシステムには、古来共通の 進化パターンがある。
  そのパターンを 既に明示してくれているのが ”弁証法”

  ひとことで言えば、
  「物事は 螺旋状に発展する。」というイメージ。
    ・・・ 螺旋は、上から見ると グルグル回っているように見える。[原点に回帰する]
       しかし、 横から見ると 一段ずつ昇って 進化しているのが分かる。[発展する]

  具体的には、次に挙げるパターンがある。

    (1) 量から質、質から量
        (②2)を参照。 TRIZ-DEがこれ。
         量が増減すると、ある所で臨界点を超え、
                   質的変化が誘発される。
         質的変化が起きる=トレンドが変わると、
         量が しばらく一方向へ変化する。)

    (2) 否定の否定
        (①4)を参照
          TOC思考プロセスの”対立解消図”や
          ブレークスルー思考法の”目的展開”が これ。)

    (3) 矛盾の克服 (対立物の統一)
        (①1)3)を参照
          USITの 空間/時間プロセス分析
          TRIZの物理的矛盾特定→分離原理
          TRIZの技術的矛盾特定→矛盾マトリクス がこれ。)

   これらの進化パターンを意識し、理想の姿を想像すれば、
   いわゆる”ブルーオーシャン”を押さえることが可能。
 
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# by hugoniot | 2010-10-02 11:46 | 仕事

課題発見 または 新現象発見 がまず肝要

1) ふつうの進め方

 ① 課題を見つける。
     (目的を考え、その目的を考え、そのまた目的を考え・・・”あるべき姿”に至るまで考え、
      「これを達成できれば有意義だけど できてない。 でも 工夫すれば手が届きそう。」
      という、チャレンジングだが現実的なレベルの目標の達成を 課題にする。)

 ② 課題を解決する。
     (課題が生じる原因を特定し、
      原因をなくすか/原因からの作用に対する耐性を上げるか/原因からの作用を打ち消す。)

 ③ もっと安価に課題を解決できる手段を探す。 代替手段を挙げつくす。
     (課題を解決するベスト手段, 2ndベスト手段, 3rdベスト手段・・・を挙げる。)

 ④ 自分だけが その課題を解決できるようにする。
     (排他権を得る、または課題解決手段に関する情報が 外部へバレないようにする。)

 ⑤ さらなる課題を見つけ、それを解決する。
     (機能レベルを上げる、コストを下げる、新機能をつける。)



2) 新現象を見つけた時の進め方

 ① 新現象の機能を活かせる用途を探し
   自分だけが その用途商品を供給できるようにする。
     (排他権を得る、または その新現象・用途に関する情報が 外部へバレないようにする。)

 ② 新現象のメカニズムを突き止める。

 ③ メカニズムを踏まえて、あらためて用途を探し
   自分だけが その用途商品を供給できるようにする。

 ④ もっと安価に課題を解決できる手段を探す。 代替手段を挙げつくす。
     (課題を解決するベスト手段, 2ndベスト手段, 3rdベスト手段・・・を挙げる。)

 ⑤ 自分だけが その課題を解決できるようにする。
     (排他権を得る、または課題解決手段に関する情報が 外部へバレないようにする。)

 ⑥ さらなる課題を見つけ、それを解決する。
     (機能レベルを上げる、コストを下げる、新機能をつける。)
 
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# by hugoniot | 2010-09-20 22:15 | 仕事

”ブレークスルー思考の7原則”の言い換え

1. ユニーク差の原則
   =問題は毎回新しいものだと思え。
     重大な副作用を防ぐため、過去の類似問題の解決策を安易に当てはめてはならない。

2. 目的展開の原則
   =まず身近な目標を挙げ、その上位目的、さらに上位目的を考えよ。
      (上位目的を 多く考えられるほどよい。)

3. あるべき姿の原則
   =目的展開を続け、何度も何度も繰り返し、あるべき姿の具体的イメージを深めよ。

4. システム思考の原則
   =同一目的に関する代替手段を多く挙げ、別目的と矛盾を起こさぬように工夫せよ。

5. 目的“適”情報収集の原則
   =先に ”階層的&網羅的”な 目的~アイデア体系表を作り、
     その表の中の足りない部分だけ 情報収集せよ。
      (なんでもかんでも情報を集め、集めてから考え始めるのは 効率が悪い。)

6. 参加・巻き込みの原則
   =自分で考え出したアイデアでなければ、ヒトは概して熱心に取り組まない。

7. 継続変革の原則
   =改良・改善に終わりはない。
     将来、周辺技術が進歩した時 それを導入しやすいように システムを設計すべき。
 
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# by hugoniot | 2010-09-19 16:19 | 仕事

弁証法(トレードオフ問題解決、矛盾解消、対立解消、ジレンマ克服、TRIZ、TOC)のコツ

あるパラメーターを ある方向へふると、
 *有益機能Aのレベルが上がっていく(有害機能aのレベルが下がっていく)が、
 *別の有益機能Bのレベルが下がってしまう。(有害機能bのレベルが上がってしまう。)
のがトレードオフ状態。

いわゆる
 「あちら立てれば、こちらが立たぬ」 「にっちもさっちもいかぬ」
 「二律背反」「対立する」「矛盾する」
ジレンマに陥っている状態。。


そして、
 『矛盾は“妥協なく”克服できる。
   (そんな革新的アイデアには進歩性がある。)』
と言っているのが、
弁証法(登録特許を内容分析した結果のTRIZ)。

矛盾を“妥協なく”克服した、という状態は次のように定義する。
 『機能Aに対して負の相関だった機能Bが、無相関~正の相関になる。』

そういうアイデアは、“単なる最適化”では決して得られない、
 “異質な効果” “顕著な効果”
 “当業者が予期できない効果”
と見られるので、
特許庁審査官に進歩性が認められるのだ、と推察される。

ちなみに、
 ※“負の相関の傾きを小さくする”アイデアでも 進歩性が認められる場合はある。
 ※負の相関の傾きを小さくする工夫を全くせず、
   用途に応じた最適パラメーター値範囲を単に見つけただけだと、
   いわゆる“最適化”にすぎず、進歩性が認められない、
と推察される。


そして ありがたいことに、
肝心の“革新的アイデア”の編み出し方については、
“TRIZ分離原理”と“TOC対立解消図”が既にコツを示している。

TRIZ分離原理は、
 「相反する要求(機能)を満たすためには、
  時間 or 空間 or 全体と要素 or その他の条件で分離せよ。」
TOC対立解消図は、
 「相反する要求の上位目的を共通目的に至るまで考え、
  なぜ下位手段が必要不可欠か?を考えよ。その理由に誤りはないか?」
と アイデアを出すコツを示している。

そのコツを借用しない手はない。
  (コツを身につけ、さらに良いコツがあるかどうかを 自ら研究していけばよい。)
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# by hugoniot | 2010-09-11 11:46 | 仕事


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