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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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積極財政派(小沢派)vs緊縮財政派(菅派)の対立‏、どちらが正しい?

いま日本は、経済政策で真っ二つに意見が対立しています。
  (ていうか、ここ最近15年くらい ずっと対立。)

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☆現在~将来の国民生活を良くするためには、いま積極財政にしなければならない。

 なぜならば、

  1)現に失業や破産で命を絶つ人が増えており、
    次にそうしそうな予備軍の人たちに 給与を与える必要があるから。

  2)今は政府支出が増さないと需要が増さない状態であり、
    そう企業が予想すると 設備投資と賃金を抑え、
    その結果 他の企業の売り上げも伸びなくなり、家計も消費を抑え、
    その結果として 法人税・消費税収が落ち込み、
    結局は ひどい不景気・需要不足を緩和する為に 積極財政せざるを得なくなって、
    当初の目論見とは逆に 財政が悪化する(国債発行残高/名目GDP比率が上がる)から。

  3)物価・給与が下がり続けると予想すると、
    家計はローンを組んでまで住宅を買おうとせず、それが企業業績を抑えこみ、
    企業は収益を維持・回復させるために 設備投資と賃金を抑える。
    その結果 (政府が積極財政で支出を増さない限り)国全体の需要が減り、
    ”供給力>需要”というデフレギャップがある状態になって 物価が下がる。
    そして 物価が下がると企業収益が悪化し、
    企業は設備投資と賃金を抑え、さらにデフレギャップが広がって物価が下がる。
    この悪循環が続くと 法人税・消費税収が落ち込み、
    景気だけでなく 財政まで悪化してしまうから。


★現在~将来の国民生活を良くするためには、いま緊縮財政にしなければならない。 

 なぜならば、

  1) いま財政赤字を減らさないと、国が国債を返済しきれなくなり、
    日銀が国債買い取りをせざるを得なくなって、
    外国人から見た日本円の信用が失墜し、日本円が海外で受け取られなくなり、
    超円安≒日本円が紙屑状態になり、
    海外から 日本円で食糧・肥料を買えなくなり、日本国内が飢餓になってしまうから。

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~みなさんに 考えてもらいたいこと~

以下の状況下で、
 *海外とのお金の収支は 長年ずっと黒字で、貿易でも投資でも黒字になっており、
  世界最大の金貸し国 (対外債権-対外債務=250兆円)、
 *20年におよぶ長期デフレ状態、
 *これから高齢化がますます進み、年金受給者数/労働者数比率が増していく、
 *国債発行残高800兆円超、

現時点において
 『☆積極財政派と★緊縮財政派の どちらが正しい?』
または
 『☆積極財政派も★緊縮財政派も どちらも間違っている?(重要な観点が抜けている?)』
ということを
日本国民みんなに 考えてもらいたいです。

非常に重要な問題なので、
1人1人がよく考えて、自分と同じ考えの政治家へ投票すべきだと思います。


考えるキッカケとなる 過去の歴史的事実を提供します。

”外貨建て債務がない状況での大デフレ”から脱するために
☆積極財政をするアイデアは、
 *享保の改革時(江戸幕府の8代将軍 徳川吉宗公治世下)の尾張藩主・徳川宗春
 *享保の改革で 約20年にわたる 強烈なデフレスパイラル不況になったのを受けて、
  20年後に ”元文の改鋳”による財政支出拡大を行った 江戸幕府の8代将軍 徳川吉宗公
 *世界大恐慌からアメリカを救った ルーズベルト・元アメリカ大統領の”ニューディール政策”
 *昭和恐慌・世界大恐慌から日本経済を救った 高橋是清・元蔵相
 *バブル崩壊の傷が癒えない状態で 「財政再建」を旗印に 消費増税に踏み切り、
  日本経済をマイナス成長に転落させた橋本龍太郎・元首相の後を受けて
  大きく財政支出を増やして 経済成長率と株価を上げた小渕恵三元首相
 *リーマンショック後の需要激減時に 財政支出を大きく増やす決断をした 麻生太郎・元首相
 *今夏の参議院選挙で自民党から出馬して落選した 経済評論家の三橋貴明氏
 *現・連立与党の小沢一郎氏、亀井静香氏、
 *アメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会のバーナンキ議長、
  経済学者のケインズ博士、ノーベル経済学賞受賞者のスティグリッツ博士
と同じ考えです。

一方、”とにかく 国債発行残高が増えてきたら それを抑えこまなければ!”という
★緊縮財政のアイデアは、
 *元禄バブル崩壊後の需要不足(不景気)時に
  「質素倹約」を旗印にして超緊縮財政を敷いて 財政支出を減らし、
  米価(物価)を大暴落させて ますます不景気を悪化させた
  江戸幕府の8代将軍 徳川吉宗公の治世前半 (いわゆる享保の改革)
 *せっかく”ニューディール政策”がうまくいったのに、
  民間需要が自律的に高まり始める前に 「財政再建」を目指して緊縮財政へ転じ、
  再び不況のどん底に叩き落としてしまった ルーズベルト・元アメリカ大統領の治世後半。
 *バブル崩壊の傷が癒えない状態で 「財政再建」を旗印に 消費増税に踏み切り、
  日本経済をマイナス成長に転落させた橋本龍太郎・元首相
 *せっかく小渕恵三・元首相の積極財政策がうまくいったのに、
  民間需要が自律的に高まり始める前に 「財政再建・構造改革」を旗印に 緊縮財政へ転じ、
  再び 日本経済をマイナス成長へ叩き落としてしまった 小泉純一郎・元首相の治世前半。
と同じ考えです。


私は、
 『今の日本には☆積極財政が必要で、★緊縮財政は完全に誤り。
  少なくとも 国債発行残高/名目GDP比率が下がってくるまでは
  とことん積極財政を続けなければならない。』
と考えを変えました。
   (以前は 歴史を知らず、しっかり考えもせず、★緊縮財政を支持していました。
      ※外貨建ての政府債務がある場合は、
        ★緊縮財政しないと 財政破綻→国家経済破綻するリスクも高いのですが、
        そうでない 今の日本のような状態では ★緊縮財政すると むしろ状況が悪化する。)

みなさんは いかがですか?
 
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# by hugoniot | 2010-09-11 11:04 | 経済

問題解決手順は、大きく分けて3つある。(①理想を目指す②ブレークスルー③先人の知恵を拝借)

問題解決手順は、大きく分けて 3つある。

1. 理想を目指す。 (= ムダを省く = 流れを良くし、不良品を減らす。)

2. にっちもさっちもいかない状態を ブレークスルーする。

3. 先人の智恵を拝借する。(= マネ、または 応用。)



それぞれにつき、以下で 少し詳しく解説する。


1. 『問題とは、理想と現実とのギャップ。』 と定義して 考え始める。


 1) 『問題とは、理想が実現できていない状態。』
                   【演繹(ロジカルシンキング)】
                   【発明問題解決理論TRIZの”究極の理想解”】
                   【統合的構造化発明思考法TRIZ-USITの”Particles法”】

  (1) 「理想状態を言葉で表し、その具体的な実現手段を言葉で表し、
      その更に具体的な実現手段を言葉で表し、・・・・・実行すれば 理想状態が実現する。」
                   【課題バラシ】

  (2) 「必要な時、必要な場所で、必要最小限の有益機能レベルを 安定的に得られ、
      かつ 有害機能レベルが許容限度内にある状態を、最小コストで得られることが理想。」
                   【発明問題解決理論TRIZ】
                   【統合的構造化発明思考法TRIZ-USIT】

       ①機能レベルが不足   (・必要な時、必要な場所へ、
                         必要な量の有益機能を 配置できていない。)

       ②機能レベルが過剰   (・有害機能量が過剰で、許容できない。
                        ・有益機能量が過剰で、それを省けばコストダウンできる。)

       ③機能レベルが不安定 (・有益機能量を安定的に発揮できない ”ノイズ”原因がある。
                        ・有害機能量が許容量を時々超える ”ノイズ”原因がある。)


 2) 『問題とは、イマイチな 現実の状態。
           具体的には・・・
             (1) ”社会的損失”の和が最小でない状態、
             (2) ”ムダ”のある状態、
             (3) システム中の(お金・商品・情報等の)流れが”制約”されている状態。』

  (1) 「”社会的損失”とは、損失を補うのにかかる全コストのこと。」
                   【品質工学QE】
       ① 社内損失 (出荷前検査をパスできなかった製品、市場クレームで返品された製品)
       ② 社外損失 (買った製品・サービスのせいでなったケガ・病気の治療コスト
                 早く壊れたせいでムダになってしまった購入コスト、製品の廃棄コスト)

  (2) 「”ムダ”とは、”付加価値を生まない あらゆる状態・動作” のこと。」
                   【トヨタ式工数低減法・トヨタ生産方式TPS】
                   【一人屋台方式】
       ① 停滞のムダ (在庫のムダ・作りすぎのムダ・手空きのムダを含む。)
       ② 動作・運搬のムダ (繰り返し動作のムダ・加工そのもののムダ・運搬のムダを含む。)
       ③ 不良品を作るムダ (手直しのムダを含む。)
           ⇒ ムダが生じる根本原因(真因)を突き止め、ムダを廃除する。
             そのためには、「なぜ?なぜ?なぜ?・・・」と繰り返せばよい。
                   【トヨタ生産方式TPSの”なぜ?を5回繰り返せ”】【帰納】

  (3) 「企業の利益は、ある1つの”制約”によって阻害されている。」
                   【制約条件理論TOC】
     ”制約”は ①の両観点の どちらかに属し、②の両観点の どちらかにも属する。
       ① 物理制約 または 心理制約(別名;方針制約)
       ② 社内制約 または 社外制約(顧客先 または 協業先 または 原材料購入先)
           ⇒ 第1ステップは、どこに”制約”があるかを見つけること。
             次のいずれかを行えば良い。
               ・好ましくない問題現象(UDE)から
                 「なぜ?なぜ?なぜ?・・・」と繰り返して
                 問題の根本原因(中核問題・制約工程)を見つける。
                   【TOC思考プロセス中の”現状問題構造ツリー(5ツリー法)”】【帰納】
               ・「あちら立てれば こちらが立たぬ」という対立関係を見つけるか、
                   【TOC思考プロセス中の”対立解消図(3クラウド法)”】



2. 『問題とは、”あちら立てれば こちらが立たぬ”ジレンマ、
          いわゆる トレードオフ関係に屈し、妥協している状態。』 と定義して 考え始める。
                   【弁証法】【ブレークスルー思考法】
                   【体系的技術革新(イノベーション)】

 1) 『問題とは、ある誤った仮定・前提によって導かれる ”誤った方針を採用”してしまうこと。』
   『問題とは、ある誤った仮定・前提によって起きる ”架空の対立構造に妥協”してしまうこと。』
                   【TOC思考プロセスの”対立解消図”】
 2) 『問題とは、ある時に、ある場所で
       あるパラメーターをふって 有益機能レベルを増そうとすると、
                        有害機能レベルも増す、という負の定性的関係にあること。』
                   【体系的発明思考法TRIZ-SITの”閉世界法”
                     → 発明問題解決理論TRIZ中のARIZ”分離原理”で解決】



3. 『約98%の問題は、
   既に 世の中で過去に解決された問題と 同じパターンを用いて解決できる。』 と認識する。
                   【類比】【帰納】【発明問題解決理論TRIZの”40の発明原理”】

 1) 類似構造から成るシステムを探し、そこで提案されている問題解決パターンを転用する。
                   【発明問題解決理論TRIZの”矛盾マトリクス”】
                   【等価変換理論】
 
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# by hugoniot | 2010-09-06 04:25 | 仕事

国家財政問題、不況問題、地球温暖化問題をすべて解決できる方法

http://wanderer.exblog.jp/11218465/ で行ったコメントを転載。

>自民党時代から20年間ばらまき続けて、
>大した効果もなく借金だけが残ったのが今の日本ですよ。


1. 財政支出の効果について

この過去20年の解釈が、今後を決める 重大な分岐点です。
 (問題が起こった原因を正確に突き止められないと、
  ちゃんと問題は解決できず、より問題を悪化させかねません。)

①この20年、財政支出しても 充分な効果がなく、
  その結果 借金だけ残った。
    → 今後も 財政支出しても 充分な効果はないから、
      もう ばらまくのは止めよう。
      そして 借金を減らそう。少なくとも増やさないようにしよう。

②この20年、財政支出が足りなかったから 充分な効果がなく
 (デフレから脱却できず)、借金だけ残った。
    → 1) 以前は もっと財政支出すべきだったが、
        今ばらまくと破綻するので、もうばらまくべきでない。
      2) 以前もっと 財政支出しておけば良かったが、
        過去を悔いても仕方がない。
        今度こそ デフレ脱却するまで 財政支出しまくるべきだ。
          (日銀も量的緩和しまくり、総力挙げてデフレ脱却)

①が 小泉さんの考え、
②1)は 誰かいますかね?? 与謝野さんの考え?
②2)が 亀井さん、小沢さんの考え
ではないでしょうか??

皆さんは 誰の路線を支持しますか??

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2. 財政支出の”ムダ”の定義、
  および 経済成長=「経済のパイを大きくすること」が極めて重要である点について


そして、財政支出の中身(ばらまき先)の観点が もう1つありますね。
どこへ支出するのがムダ? ムダじゃないか? という議論です。
 ①上からばらまく。(法人減税、エコカー・家電補助金、独法補助金)
 ②下からばらまく。(高速道路料金値下げ、ガソリン減税、子供手当)
 ③成長産業へばらまく。
 ④衰退産業へばらまく。(農家戸別所得補償)

①で有利になる人(富裕層)は ②を批判し、
②で有利になる人(中間層~貧困層)は ①を批判する。
④で有利になる人(農家)に対して 非農家の①②が批判する。

結局、単に 自分の利益になるか/ならないかだけで、
黙りこくったり / 批判していませんか?

そういう国民が多い間は、誰がトップになろうと ダメでしょう。


もっと、
 ・③成長産業をどう育成していくか?
 ・④衰退産業を 成長産業へどう変えていくか?
に議論を集中させましょう。

「経済のパイを大きくする」ための話をして、
「放っておけば縮小する 経済のパイを どう分けるか?」の話は
時間の浪費なので 止めましょう。
  (こうやって 時間を浪費している間にも デフレは進み、
   経済のパイは縮小し続け、逆に国債発行残高は増しています。)

もちろん、
 ・経済のパイを大きくするのに役立たない支出
 ・経済のパイを大きくする効率が著しく低い支出
はカットするのが当たり前です。

だからといって、
 「福祉支出は経済のパイを大きくしないから ムダな支出だ」
というのは誤りです。
福祉支出がドンドン削られて 将来に安心が持てないと、
支出を抑えて貯蓄に回す人が増えます。
そうすると需要が減退し、デフレが悪化します。
デフレが進めばGDP(経済のパイの大きさ)は縮みます。

「福祉支出削減に なるべく手をつけず、
 みんなで経済のパイを大きくすることに全力投球しよう!」という1点で
まとまろうではありませんか。

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3. 経済成長とCO2排出量削減の両立策について


なお、エネルギー源を化石燃料に大きく依存したまま経済成長すると、
CO2排出量は経済規模にほぼ比例して増えてしまいます。

大気中のCO2濃度が増すと 本当に温暖化するのか??
という一抹の疑問もありますが、
本当に温暖化が大きく進むと 経済への影響も大きい可能性大なので
今から CO2排出削減へ舵を切るのは 経済人としても妥当な判断。

経済成長とCO2排出削減を両立させるには、
CO2排出削減技術を売りにして 売上を挙げ、経済成長することです。

そうすれば、財政問題も温暖化問題も すべて矛盾なく解消できます。

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4. 経済成長とは ”利益増大”のことであり、
 利益増大は ”高付加価値商品の創出+ムダ減らし”の積み重ねであることについて



「成長産業を作る。」
「衰退産業を 成長産業に変える。」というのは
誰もが反対する理由のない目標でしょう。
  (「衰退産業は潰す。」と言うから、衰退産業側の人が反発する。
   ただ それだけのことでしょう。 そこで争うのは時間のムダです。)


ここで 落ち着いて考えてみましょう。

成長産業だろうが / 衰退産業だろうが、利益があればいいわけです。
 ・業界全体では成長していても、利益が出せない企業は潰れます。
 ・業界全体では衰退していても、利益を出せる企業は順調です。

結局、”企業”が利益を出せていればいいんです。
  (個人商店や、個人農家も、すべて”企業”と定義します。)

どんな企業も、次の利益の式には逆らえません。
  (補助金が来ない限り。)

利益=本業利益+投機利益
   =(本業収入-支出)+投機利益
   
投機をするには元手が必要です。
ふつう 投機にお金を貸してくれる人がいないことを考えると、
投機の元手は 過去に本業で積み上げた利益でしょう。

というわけで、
利益の定義式を簡単にするために 右辺から”投機利益”を省きます。

利益=本業収入-支出
   =(商品単価×商品売上数)-支出
   =(商品単価×商品売上数-商品売上数に比例してかかる支出)
     -商品売上数と関係なくかかる支出
   =商品売上数に比例して増える利益 (いわゆる”限界利益”)
      -商品売上数と関係なくかかる支出 (いわゆる”固定費”)
となります。

結局、どんな業種の どんな企業であれ、
利益を増やすには
 ①高い単価でも売れる「高付加価値なサービス・商品」を提供し、
 ②なるべく たくさんの数量を売り上げ、
 ③サービス・商品にかかる原材料費のムダを削減し、
 ④固定費のムダを削減する。
しかありません。
他には まったく手がない。 そう観念することが最重要です。

なお注意すべきは、
 「①商品価値が低いのに ②たくさん売れるわけがない。」
という点です。

もし、商品価値が低いものを沢山売ろうとすると、
値下げするしかありません。

すると、売り上げは増しますが、利益は減ります。
最悪の場合、赤字に転落します。

したがって、
②売り上げ数量を最上位目標に立ててはいけません。


まとめると、
①高付加価値商品を生み出す。
③商品数量に比例してかかる”ムダ”なコストを削減する。
   (具体的には、原材料費の削減。 不良廃棄品の削減など。)
④商品数量と関係なくかかる”ムダ”なコストを削減する。

さらにまとめると、
 *①は   付加価値アップで 売り上げアップを狙う策。
        いくらでも付加価値・売り上げは増やせます。
 *③④は ”ムダ”を発見し、支出削減を狙う策。
       これはとても大事です。
       でも、この いわゆる”コストダウン”には限界があります。
       支出をゼロより小さくすることはできないからです。

結局、
 「*ムダ③④を減らすのは当たり前。
  同時に、
  *世の中の課題を見つけ、それをいち早く解決する
    ①高付加価値な商品・サービスを 次々と生み出すことが肝要。
      + せっかく編み出した新アイデアを 後発他社にマネされないように、
        外国も含めて ちゃんと特許を出願し、権利化し、独占実施することも不可欠。」
ということになります。

政治家が悪い、大企業経営者が悪い、ニートが悪い、
少子化が悪い、アメリカが悪い、中国・韓国が悪い・・・
という話ではないことは もう お分かりですね?

1人1人が ①③④に集中することが大事なのです。
 
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# by hugoniot | 2010-09-04 11:40 | 経済

”手空きのムダ”の真の意味、分かってますか? 簡単じゃありません。

”手空きのムダ”が大きな問題なのは、
 ”需要>供給能力”で 猫の手も借りたいくらい忙しい時の、ボトルネック(制約)工程だけ。
繁忙期・好況期、時代で言うと高度経済成長・ インフレ時代の、
しかも ボトルネック(制約)工程だけ。

 ※そんな繁忙期でさえ、
   非ボトルネック工程で せっせと手を動かしても意味がない。

 ※非ボトルネック工程が手を動かした結果、
   ボトルネック工程へ不急(つまり雑用の仕事(モノ・情報)を送りこんでしまうと、
   ボトルネックが その雑用に時間を取ってしまった場合、
   システム(ライン・組織)全体の利益にとって 真に重要な仕事へ時間を回せなくなるので、
   システム全体の効率・生産性≒利益が落ちてしまう。

だから、
トヨタ生産方式TPSが 7つのムダのうちの1つとして戒めている
”手空きのムダ”というのは 表現が言葉足らずなので 良くない。

正確には・・・・??

①”需要>供給能力 状態の繁忙期に、
  ボトルネック工程の手空きは、スループット向上を妨げるのでムダ。”
と表現するのが正解。

非ボトルネック工程は どうすればいいか?
  → ②ボトルネック工程を積極的に助ける。(作業肩代わり、能力増強の手助け)
    ③ボトルネック工程を間接的に助ける。(雑用を回さない、仕事を送りすぎない。)
    ④付加価値を生まないムダを見つけ、取る。 (業務費用OEの削減。)
    ⑤将来、ボトルネック工程の生産性が上がった時
      自工程が次のボトルネックになると予想されるなら 予め能力増強しておく。
        (ただし、能力増強しすぎて 他工程より格段に生産性を上げるのも またムダ。
         他工程の能力を追い越す=他工程がボトルネックになる、ということなので
         いくら自工程の能力・潜在的生産性を上げても 全体利益は変わらない。
         利益が増えないことに 時間とお金をかけるのはムダ。)

トヨタ生産方式TPSの ”手空きのムダ”っていうのは
上で挙げた①④⑤のことを主に戒めていて、工場内に限っては③も戒めている。

でも、そうハッキリと言っていないから、聞き手は①~⑤の区別がつかない
だから 「とにかく自分の手が空いていたらムダなんだな。
             なんでもいいから手を動かさなきゃ。」と誤解する人を生みだしちゃう。
そういう人が管理職になると、
     「とにかく部下の手が空いていたらムダなんだな。
           なんでもいいから手を動かさせなきゃ。
     手を動かさせたからには、進度チェックしなきゃ。」と誤解したまま 行動しちゃう
これは、
組織の効率アップ≒会社の利益向上にとって 非常に害悪。



さて、では”需要<供給能力”になっている
閑散期・不況期、低成長・デフレ時代は
どうでしょう??

利益向上のボトルネックが どこにありますか??
・・・・・・
そう。 社内ではありません。
市場(お客さん)が買いたい、と言うか言わないかが 利益大小の最重要要因になっている。

だから、いくら社内の生産性を上げて 商品を速く多く作れるように努力したとしても、
お客様が「買いたい」と言ってくれない限り 作ったものは全部在庫の山へ。
   → 在庫の山は、泣く泣く ジャパネットとかへ大安売りで出して 倉庫代を浮かせるしかない。

つまり、需要>供給能力の時は
社内に スループット(商品の流れる速度)を決めている ボトルネック工程があるから
そのボトルネック工程の生産性を上げれば 商品が速く流れ、作れば作るほど売上が伸びる。

でも 需要<供給能力の時は 社内にスループットのボトルネックがない。
市場がボトルネックなんです。

となると、
市場(お客さん)が「小ロットで欲しい」とか「緊急短納期で欲しい」と言ってきた場合、
「はい。できます。」と言える会社は売上が挙がるが、「できません。」という会社は売上なし。
    ・・・ この差が、利益に差になって現れる。 それがデフレ時代の企業間競争なわけ。

ちなみに トヨタ生産方式は 工場で小ロット・在庫小を目指して努力しているので、
デフレ時代で 小ロット・短納期を求められても 対応できる底力がある。
だから、どんな時代でも 基本的に強い。
  (でも、開発部門や間接部門はどうでしょうね? かなりムダがあるんじゃないかな??)



【まとめ】

・需要>供給能力の繁忙期だろうが、需要<供給能力の閑散期だろうが、
 『非ボトルネック工程で手を動かすと、かえって全体の効率を落としてしまう。』
    *モノを作り、次工程へ送ると 在庫の山になる。 全体の効率を落とす。
    *仕事(雑用)を作り、次工程(キーマン)へ送ると、かえって全体の効率を落とす。
    *余計な情報を 次工程(キーマン)へ送ると、かえって全体の効率を落とす。

・トヨタ生産方式TPSの ”ムダ”に関する最上位定義を再確認する必要がある。
   『”ムダ”とは、(商品の)付加価値を増さない 全ての行動・状態。』
 その下位定義である”7つのムダ”の字面を勘違いしてはならない。
                 ・・・ 最も勘違いしやすいのが ”手空きのムダ”。
                      (こんな定義を放置しているのが、トヨタの弱点。)


・需要<供給能力の時は、社内がみな手空きになる。
  → 次の3つが重要。
     1) 需要を増す工夫(新商品開発・原材料費ダウン・納期短縮・小ロット対応)をする。
                                       [スループットT 増に繋がる。]
     2) 暇だからといって 余計な仕事をしない、周りにさせない。[在庫I 削減に繋がる。]
         ※余計な仕事=(商品の)付加価値を増さない仕事
     3) 付加価値を増さない”ムダ”を見つけて取る。[業務費用OE 削減に繋がる。]

  一見、暇そうに見えたっていい。 実験しまくってなくてもいい。
 ”ニーズを探し、技術課題を見つける小規模あたり実験をし、
                   頭の中で課題解決策を考える” という風に、
 あまり お金をかけずに ”いい仕事”をすることはできるし、そうすべき。
 
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# by hugoniot | 2010-09-02 01:17 | 仕事

問題解決手順

【問題の定義と、各定義に則った問題解決手順】


1) 『問題とは、”理想の状態”と”現実の状態”とのギャップのこと。』

     → (1)理想の状態を書き出し、それを実現できる手段を書き出してみる。
          そして、それを実現できる さらに具体的手段を書き出してみる。




2) 『問題とは、同時に実行できない矛盾に直面して
          妥協を強いられている ”ジレンマ”状態のこと。
   具体的には、
   次の いずれかのトレードオフ問題で 困っていること。
     ①ある有益機能レベルAを上げようとすると 別の有益機能レベルBが下がってしまう。
     ②ある有益機能レベルAを上げようとすると ある有害機能レベルCも上がってしまう。
     ③ある有害機能レベルCを下げようとすると ある有益機能レベルAも下がってしまう。
     ④ある有害機能レベルCを下げようとすると 別の有害機能レベルDが上がってしまう。』

   ※あるトレードオフを解消する策が 別のトレードオフを引き起こし、
     そのトレードオフを解消しようとすると
    また別のトレードオフが起きたり / 元のトレードオフが復活する・・・という
     いわゆる
      ”モグラ叩き” ”鶏が先か卵が先か” ”負の連鎖”
      ”あちら立てれば こちらが立たず” ”にっちもさっちもいかない” 状態が よく起きる。


     → (2) トレードオフ問題解決理論の最高峰 TRIZ(発明問題解決の理論)から
          エッセンスを抽出した USIT(統合的構造化発明思考法) によると、

           * 問題が起きるプロセス(始め~終わり)を、時間を細かく区切って 分析する。
             どのタイミングで、
             どこで、何が有益機能を発揮し / 何が有害機能を発揮するか?を書き表す。
                                ↓
             有益機能を残して / 有害機能をなくすように、
                ・既存のモノや動作を なくす。
                   (有害機能原因を除去。
                    有益機能の発現を妨げてる原因を除去。)
                ・既存のモノや動作を 別のタイミング or/and 場所で投入する。
                   (トレードオフ問題解決策の決定版 ”TRIZ分離原理”に相当。
                    http://ishiirikie.jpn.org/article/832664.html 参照。)
                ・新たに最小限の モノや動作を加える。
                   (有害機能原因を隔離、有害作用を遮断・緩和、有害結果を補償、
                    有害機能原因を除去したことで失われた有益機能を 別途追加。)
             の順番で考えれば良い。



       (3) トレードオフ問題解決理論の もう1つの最高峰である
           TOC(Theory of constraints;制約条件理論)の中に整備されている
          「思考プロセス」手法中の 対立解消図(クラウド)によると、

            * 『aをしたいけど、aをしたくない(bをしたい)。」 という風に、
              同時に実行できなくて困っている ある状態・動作を見つける。
                 例1. 売上機会損失防止のために ”在庫”を増やしたい(a)けど
                     vs 売れ残り損失防止のために ”在庫”を減らしたい(b)。
                例2. 早く目的地へ着くために ”スピード”を上げたい(a)けど
                     vs 事故時被害を小さくするために ”スピード”を落としたい(b)。
                例3. 仕事で給料を増すために ”会社に長くいたい”(a)けど
                     vs 家庭生活を楽しむために ”会社に長くいたくない”(b)。
                例4. 技術課題解決するために ”特許へ時間をかけたくない”(a)けど
                     vs 開発技術を保護するために ”特許に時間をかけたい”(b)。
                               ↓
            * 一見 対立する aとbに、共通目的があるかどうか? を考える。
                (もし 共通目的があれば、
                 必ず 素晴らしい問題解決アイデアがある。)
                               ↓
            * 「共通目的を実現するには Aが必要である。 なぜなら、・・・・・だから。
              「Aを実現するには aが必要である。 なぜなら、~~~~だから。」
              「共通目的を実現するには Bが必要である。 なぜなら、--------だから。」
              「Bを実現するには bが必要である。 なぜなら、--・・--・・--だから。」
              「aとbは同時に実行できない。 なぜなら、~---~---だから。」
              という文章を書く。
                ( ・AやBの表現はドンドン修正可。
                 ・「なぜなら、・・・」の部分は いくつ理由があってもいい。多いほどいい。
                 ・5つの文章全てに違和感がなくなるまで考え、表現を修正する。)
                               ↓
            * 上の5つの文章のそれぞれで 「なぜなら、・・・・・・・」の部分に注目し、
              そこが 間違ってないか? 思い込みだったのではないか? と考える。
                               ↓
            * 編み出した問題解決策が 何か弊害を起こさないか?
              弊害を予防するには どうすればいいか?を考えれば良い。
                ((2)F-USITの手順に従えば、弊害予想&予防策立案が容易。)



       (4) トレードオフ問題には4種類あることを 先に述べた。
          それら4種類の見方を変えると、
            *”有害機能をなくす~しっかり減らせれば”、有益機能だけ残るので◎。
            *有益機能を増す策を講じても、”有害機能が増さなければ”◎。
            *ある有害機能を減らす策を講じても、別の”有害機能が増さなければ”◎。
          という風に、
          「何があろうが ”有害機能”が増さない」設計が好ましい、と言える。


          また、次のような言い方もできる。

          どんなシステム・商品(モノ・ネットワーク)も、”外乱”に晒される。
          例えば、
            ・通常は 常温常湿の室内で使われることが想定される商品だけど、
             持ち運ぶ際、高温高湿で直射日光の当たる所に長時間晒された。
            ・通常は 静置された状態で使われるはずだが、
             持ち運ぶ際、 誤って 床へ激しく落としてしまった。
            ・通常は 大気中で使われるはずだが、誤って 水没させてしまった。
          ということは よく起きる。

          こんな ありがちな外乱で、
          イチイチ故障する(有益機能が下がる・有害機能が上がる)ようでは困る。
                               ↓
          外乱に強い(高外乱耐性、高ロバスト性、高ロバストネス、頑健な)
                                    システム設計をすべき。
                               ↓
          *現行システムで 最もロバスト性が高い条件を見つけたい時には、
                        品質工学QEの実験計画法を用いれば良い。
          *システムを大改変してでも ロバスト性を高くするアイデアが欲しい時には、
           下記手順に従えば良い。
             ・有益機能/有害機能 の 時間/空間分析を行い・・・ [2)(2)参照]
             ・理想をイメージし、その実現手段を考える・・・    [1)(1)参照]

----------------------------------------------------------

【問題の種類】

1) モノ・情報の”流れ”の観点

 (1)流れが遅い・滞っている・詰まっている・止まってしまっている。
      ・・・生産性が低い
           → ①流れを速くし、それによって起きる問題を解決する。
             ②流れが詰まる箇所を見つけ、原因を究明し、根本解決する。
 
 (2)流してはいけないものを流してしまっている。
      ・・・不良品、品質不良
           → ①不良品を作らない仕組みを作る。
             ②不良品を発見し、下流工程へ流さない仕組みを作る。

 ※(1)でも(2)でも、熟練者じゃないと うまくできない仕組みでは 不充分。
   誰でも・言葉が分からない外国人であっても できるくらいの仕組み作りを目指すこと。

 ※商品の流れは お金の流れ(キャッシュフロー)。
   在庫=止まっている商品=キャッシュフローの滞り。
   だから、”在庫回転率を上げると キャッシュフロー(スループット)が増え、利益が増える。”



2) ”機能”の観点

 (1)機能レベル過剰
      ・・・有害機能レベル過剰、オーバースペックによるコスト高

 (2)機能レベル不足
      ・・・有益機能レベル不足、オーバースペックによるコスト高

 (3)機能レベル不安定
      ・・・有益機能レベルを常には発揮できない、有害機能レベルが時に許容値を超える

 ※2種類以上の機能が登場すると、トレードオフ問題が起きる場合が多い。
       → トレードオフ問題は、F-USITとTOC対立解消図に頼れば 解決できる。
           (機能レベル不安定問題に関しては、品質工学QEも 大いに役立つ。)
  
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# by hugoniot | 2010-08-06 21:55 | 知的財産

製造業における”利益”の定義

利益 = {収入} - {支出

    = {商品売上高 + 特許ライセンス収入 +保有資産から得られた利子}
      - {(商品原材料費I)+(商品原材料を売上に変える為にかけた諸費用OE)
          +借金についた利子額 + 返済した借金元本額 }

    = {(商品単価)×(商品売上数量)+ 特許ライセンス収入
       + 保有資産から得られた利子 + 借金}
        - {原材料費I [完成品在庫+中間品在庫+原材料在庫]
            +(工場・研究開発設備建設費+工場・研究開発設備補修費
               +研究開発試験材料費
               +特許出願費+特許ライセンス取得を含む特許対策費+その他調査費)
            +(販売促進経費)+(事務系経費)
            +(借金についた利子額 [銀行へ利払い・社債へ利払い・株主配当金]+税金}

    = {(商品単価)×(商品売上数量)}

      -{完成品在庫+中間品在庫+原材料在庫単価×原材料在庫数量]
         +商品数量に比例して増える 動力費・光熱費・輸送費など}

      -{(特許ライセンス支出)
         +(研究開発費 [設備建設費・補修費・試験材料費+消費税])
         +(研究開発設備の固定資産税)}

      -{(工場設備建設費・補修費+消費税)+ (工場設備の固定資産税)}

      -{(販売促進経費)+(事務系経費・事務系設備の固定資産税)+消費税}

      -{借金の利払い費[株主配当金等]-保有資産から得られた利子}

      +{(特許ライセンス収入)-(特許出願費+調査費)}

      - 法人税


青色部分は 少なければ少ないほど良い。
緑色部分も 少なければ少ないほど良いのだが、
        もともと赤色部分(収入)を増すことが目的。 その目的に叶う限り 多額を投入して良い。
赤色部分は 多ければ多いほど良い。
        商品の販売単価を高く維持するには その商品の製造を独占することが肝要。
        その為には、高い技術力があると同時に 高い特許出願力が必要。
          (他社に参入を諦めさせる・撤退させる 強力なものが必要。
           他社が参入している間は ずっと価格競争が起こり、販売単価が下がるから。)


あなたの仕事は どの収入を増やしていますか?
    〃     どの支出を減らしていますか?
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# by hugoniot | 2010-07-25 23:37 | 仕事

目標・方針の”定義”が大事。それで評価基準が決まり、たいていの人は評価基準にしたがって行動するから。

目標・方針の”定義”が大事。

それによって”評価基準”が決まり、
たいていの人は ”評価基準”にしたがって”行動”するから。

そして”行動”が ”結果”になって表れる。
            (良い結果にせよ/悪い結果にせよ。)


それは前から分かっていたんだけど、
いかんせん平社員だから、会社・部門の目標(方針・評価基準)を決められない。

部門の大目標・基本方針は いつでも、
誰もが 「そりゃ重要だよな。 誰でもそう言うよな。」と思う理想の姿を掲げていた。
それはいい。 ていうか、誰でも言える。

でも、その大目標に続く 中目標・小目標が 良くなかった。

どの中目標・小目標も全て満たせば 大目標に届くのだが、
実際には、
 ・中目標と別の中目標の間や
 ・中目標と小目標の間や
 ・小目標と別の小目標の間で
矛盾したり / 単純に両立しようとすると厖大な時間or/andお金がかかるものが
少なからずあった。

じゃあ 普通の人はどうしたか?
        自分はどうしたか?


[普通の人]
ある時は ある方針に従い、
別の時に 相反する 矛盾する方針が示された時は それに従う。 日和見主義。


[自分]

部門の中目標・小目標が矛盾しているが、
それらも部長や課長がそれぞれ言っていることなので 平社員には変えられない。
 (部課長の上司の方針・指示が変われば、部課長も簡単に変わるのだが。)

しょうがないので、
自分は 自分なりに適切な中目標・小目標を立てて 実践し続けた。
どう評価されようが、周囲の流行り・ムードがどうであろうが、自分なりの基準に従って行動。

その代わり、
よりよい行動基準(目標の定義)にすることには こだわった。
そこで間違えると 全て間違えるから。


利益=収入-支出
   =商品売上高-商品原材料費I[変動費・在庫]
            -業務費用OE[固定費・在庫を商品売上に変える為に要した費用]

*あなたの仕事は 売上高[商品単価×売上数量]を増すために役立っているのですか?
*あなたの仕事は 商品原材料費[在庫]を減らすために役立っているのですか?
*あなたの仕事は 業務費用[固定費]を減らすために役立っているのですか?

どれにも役立っていなければ 会社の利益に貢献していない。
むしろ逆に、「よかれ」と思ってやっていたことが 会社の利益を減らしているかもしれない。
    ・・・ 実際には、これがよく起こる。

業務費用が増しても、それによって より多額の商品原材料費減か商品売上高増があればいい。
トータルで利益が増せばいい。 100億円かけて100億円100円の収入を得られるならいい。

できれば、
少ない出費(Input)で多くの収入(Output)を得られる=投資利益率が高いほどいいが、
まずは 出費だけかさんで収入が増えない ”赤字状態”にならないことだけ考える方がいい。
   ・・・ 「その投資は回収できるのですか?」と 常に自問すべき。

赤字にならず、黒字になれる考え方をできるようになってから、
いかに黒字額を増やすか? いかに少ない投資で多くの利益を挙げるか?を考えればいい。
 (いきなり高い投資利益率を得ようとするのは 身の程知らず。
  今してることが黒字に繋がるのか/赤字に繋がるのかが分からないうちは、
  ”投資利益率を高める”なんて 夢のまた夢。 そこにまず気づかなければならない。)
 
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# by hugoniot | 2010-07-17 08:11 | 仕事

制約発見[TOC]→制約が抱える矛盾の解消[TRIZ分離原理・SITの2十分条件]で問題解決スピードは劇的にアップ

トヨタ式工数低減法(トヨタ生産方式TPS)より 簡潔かつ緻密に体系立てられている
現代最強の利益向上理論TOC [Theory of constraints;制約条件理論]
 http://monoist.atmarkit.co.jp/fpro/articles/toctp/01/toctp01a.html
 http://www.tocken.com/mm_no_3.htm
 http://ik-consul.jpn.org/toc_lecture

TOCの手順で発見できる”制約(ボトルネック)”部が抱える ジレンマ・矛盾・対立を、
TRIZ[発明問題解決理論]から真髄を抽出した圧縮版[SIT;体系的発明思考法]が解消できる。
 http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2007Papers/NakaInterLab07/NakaIL-20-Contradictions070817.htm
 http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/Horowitz000307/Horowitz000307.html
 http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/Horowitz000307/Horowitz000307.html

つまり、たいていの問題は
TOC+TRIZ(SIT, ASIT, USIT)で 従来よりスンナリ解決できる。


TOC思考プロセス中が紹介している”対立解消図”(クラウド)ができたところで、
TRIZの”分離原理”を用いて 矛盾解消アイデアを出せばいい。


その際、
SITの”2十分条件”を満たそうと心掛ければ、
      (①新オブジェクトを加えない ②ある所望機能のレベルを悪化させる定性関係をなくす)
効果が大きい”革新的なアイデア”から 順に 編み出すことができる。

※オブジェクトとは 構成要素のこと。
  物質(原子・分子・電子)、素材、部材のこと。 情報もオブジェクト。

以上が、閉世界法と呼ばれる手順。


もう1つの手順は、
Particles法と呼ばれる 以下のもの。
 「問題をシステムとして 体系的に(結果←原因←そのまた原因・・・) 理解し、
                    理想解を最初にイメージし、矛盾を解消する

どちらの手順でやってもいい。

-----------------------------------------------

ちなみに、TOCとTRIZは 共に
”矛盾を解消”することによって 満足度の高い問題解決をする手順」
を示している。

これは 弁証法
 http://www.tocken.com/mm_no_50.htm
 http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/Essence50W010518.html

研究開始から6年。
ようやく 『問題解決』(技術課題解決を含む) のコツが分かってきた。
 
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# by hugoniot | 2010-06-25 20:24 | 知的財産

バランスシート不況(デフレスパイラル・恐慌)の原因と対策

赤字: 需要サイドの不況対策手段
青字: 供給サイドの不況対策手段
-----------------------------------------------------------------------------

★生産性向上によって生じるマンパワーを
  活用するテーマ(用途商品の需要)がないと、失業増を招く。
    ・・・解雇を容易にできる(臨時・派遣社員受入れが認められてる)業界は 特にそうなる。

★生産性向上で増えた利益を実需に回さないと(賃金増・将来投資に振り向けないと)、
  資金が不労所得・キャピタルゲイン狙いの貸出し・投機(株や不動産など)に回り、 
  資産バブルを起こして、バブル崩壊→バランスシート不況(恐慌)を招く。


★生産性向上(モノ・サービスの供給能力アップ)に
  退蔵してない通貨量(需要の元)が追いつかない
  いわゆる“デフレギャップ(余剰生産能力:設備余剰+失業)”がある時、
   (1)“物価下落で家計・企業の実質購買力回復”
   (2)“企業が余剰生産力を転換・破棄(倒産含む)”
   (3)“政府・中銀による人為的な需要増政策”
  という需給調整経路があると考えられてきた。 
  このうち、(1)(2)は市場の自由に任せる いわゆる“神の手”。 リバタリアンのお勧め。

  しかし、資産バブル崩壊で 家計or/and企業に大きな負債ができて、
  かつ大きなデフレギャップができると、実質金利が高くなって
  バランスシート不況(負債返済デフレ)が始まる。

  (1)だけで景気回復しないと、企業・政府は耐えかねて (2)(3)を採る。
  だが、いくら名目金利が下がっても 物価下落率が大きいので実質金利が高く、
  借金してまで消費・投資するよりも 節約して借金返済する方が得な
  いわゆる“流動性の罠”状態が生じると、
  名目金利下げ(金融政策)が効かない状態になってしまう。
  そうこうしているうちに、
  (1)物価下落(2)が失業・賃下げが進行して “デフレスパイラル”状態になる(恐慌)。
  こうなると、もはや 企業・家計へフロー(流動性)面の施策は効かない。

  残る ”財政・金融政策”は
  企業・家計のバランスシートのストック部分から負債を帳消しする徳政令的手段。
  具体的には、
   [1]公債発行で現金を家計・企業に配り、家計・企業の負債を官に付け替える。
   [2]政府通貨配布で家計・企業の負債を消す。
       (地方が独立して新政府を作り、そこで新通貨を配っても良い。)
   [3]永久公債を中央銀行が引き受けて政府の負債を実質的に消す。
   [4]政府通貨発行で政府の負債を消す。
  が挙げられる。

  あと、生産性を上げて 企業・家計・政府のバランスシートを改善する”産業政策”は残っている。
   [5]ムダを減らして飛躍的に生産性向上。 新産業を興す。
      それによって企業収益を増して賃金改善に繋げる。
      ムダな歳出を削り、成長に繋がる分野へ歳出を振り向けたり 減税する。

  日本は 既に[1]を散々やったのに今の状態なので、
  残る政策[2]~[5]も いよいよ実行すべき時期に来ていると思う。
    …[2][3][4]は政治家しかできない。
    …[5]は民間人の草の根活動でもできる。
      ただし「生産性が上がった暁には、雇用を守り・賃金を上げる」と決めておかないと、
      生産性向上すればするほど人が余るので 失業増or/and平均賃金減になってしまう。


以下の仮説 ?:は、
"減価する通貨"(マイナス金利通貨・地域通貨)導入論者の
考え方の基礎を成すものだが、
この仮説が常に成り立つ定理なのかどうか まだ自分の中で咀嚼しきれていない。
   ・・・ この仮説が常に成り立つのなら、
      何がなんでも マイナス金利通貨を導入しないといけないのかもしれない。
   ・・・ よく考えると 実は、
      ”政府通貨発行”や”中央銀行の国債買い切りオペ”も 通貨供給(実需)を増している、
      つまり 世の中のモノ・サービスの量に対して 通貨量を増している、
      つまり 相対的に通貨を減価させているので、
      ”マイナス金利通貨導入”や 期間限定付き商品券的な”地域通貨発行”と
      まったく同じ効果を発揮する 不況対策手段なのかもしれない。
   ・・・ 『”使われる通貨”、
       貯め込みたくなるのではなく”使いたくなる通貨”を
       多く発行することが大事だ。』 と 上に挙げた” ”の論者たちは みな言っているのか?
      

?:プラス金利の借金をして事業を行っている企業は、成長・競争を強いられる。
   金利分のお金は元々世の中にないので、競争で他人から奪うしかない。
   競争に敗れれば、担保[土地や保証人の資産]を奪われる。
     (↑ 本当か? 経済好調な良性インフレ下でもそうか?)

?:プラス金利の借金をして事業を行っている企業は 成長を強いられるので、
   生物資源を原材料とする業界では 乱獲が起きやすい。
 
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# by hugoniot | 2010-06-08 06:47 | 経済

デフレ脱却手段の網羅的アイデア出し、および 成長戦略とインフレターゲットの関係について

インフレターゲット(デフレ脱却)を日銀で実現する手段としては、
 ①「日銀がゼロ金利・量的緩和に踏み切り、
   円キャリートレードを再開させて 円安に誘導し、
   外需主導の景気回復&輸入物価上昇で インフレにする。」
という道筋が基本で、
それにプラスして
 ②「日銀が国債買い取り、
   必要なら さらに社債買い取り、不動産買い取り、株式買い取り
   等をして、世の中の需要を 間接/直接に増す。」
まで考えられる。

日銀に頼らずにインフレを実現するには、
 ①'「円売り-外貨買いの為替介入→円安誘導
    →外需主導の景気回復&輸入物価上昇で インフレに」
という為替面の施策が考えられる。

また、
 ③ 「減税して民間消費喚起。」
 ④ 「財政支出を増す。 (公共事業や給付金を増す。)」
という財政面の施策も考えられる。

あと、
将来の不安を解消して個人消費を増そうという観点で、
 ⑤社会保障制度・税制改革&成長戦略を示す。

滞留してる預金を使わせるという観点で、
 ⑥「預貯金・債券に 資産税をかける」と宣言する
という施策も考えられる。


他に どんな手があるだろうか?
そして、どの政策の組み合わせが最も適当だろうか?

----------------------------------------

①ゼロ金利・量的緩和は、過去に実施した経験あり。
   ・・・ 他国でバブルを膨らませる副作用がある。

①'為替介入は、かつて盛んにやった。
   ・・・ ただ、円安による外需獲得=外国の雇用奪取なので 他国に嫌われがち。

⑥資産税徴収宣言は、イマイチっぽい。
   ・・・ ⑤成長戦略が見えなければ、消費が増えずに 空振りする可能性が低くない。


⑤成長戦略・歳出入一体改革 がある方がいいのは 当たり前。
   ・・・ まず成長戦略に特化して考えるのがいい。
      経済規模(パイ)が小さい所で 社会保障制度・税制度を工夫しようとしても苦しいので。

   ・・・ 「まずインフレにして 名目GDPを成長させる」ということを目標にする場合、
      歳出を削減する構造改革は 後回しにすべき。
      なぜなら、歳出削減は④に反する デフレ政策だから。

      物理的に 二律背反・トレードオフ関係にある場合、
      単純に二兎を追うと ”二兎を追うものは一兎をも得ず”になってしまう。
        → デフレ・経済縮小を招いてしまう方向の ”構造改革(緊縮財政)”ではなく、
          ”成長戦略(積極財政を前提とし、ムダ予算を削って 有望別分野へ回す)”
          を実行すべき。
          緊縮財政の”構造改革”と 積極財政の”成長戦略”は 似て非なるもの
          であることを しっかり認識しなければならない。


②③④は、過去にある程度 実施した経験あり。
これを もっと大々的にやる手が残っている。


いずれ日本政府は ②~⑤をやっていくことになるだろう。
  (直近では、橋本政権や小泉政権のように
   ④に反する増税を行い、景気が失速して GDPが伸び悩み、
   国債発行残高/GDP比がかえって増す、という ”失敗”を繰り返しそうな気がするけど・・・)
 
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# by hugoniot | 2010-06-06 09:16 | 経済

辛坊治郎さんの著書「日本経済の真実 ~ある日、この国は破産します~」を読んだ感想


辛坊さんの この著書は、
供給サイドの不況対策手段に絞って 書かれています
   ・・・ そこは 非常に参考になる名著だと思います。

ただし、次の2点は 問題だと思います。
 *需要サイドの不況対策手段について 全く触れていない点
      ↑ 知らないだけ? 故意に無視? 小泉-竹中構造改革礼讃論者と同じ。
 *日本が破産する(日本国債が暴落する)日が遠くない、と決めつけている点

”需要サイドの不況対策手段”を研究・発表している人たちや、
”日本は破産しない(日本国債は暴落しない)”と主張している人たちの 著書も読んでみましょう

-----------------------------------------------------------------

以下、辛坊さんの著書の主張に対して
同意の場合は〇 / 不同意 または 観点が欠落していると思う場合は×をつけて
コメントしました。


◎:国内に新産業を興して内需・外需を獲得すれば、
  当然GDPが増して分配原資が増えるので良い。この主張には賛成。


〇:国内の生産性を上げることによって
  用いる(輸入)資材量を減らしつつ 製品売価を維持することができれば、
  外国へ払うお金が減って国内にお金を多く残せるので(国内名目・実質GDPが増すので)、
  分配の原資が増える。
  安易に海外生産すると国内の分配原資(GDP)が減る。 この主張にも賛成。


△:「法人税下げで 海外からの投資を呼び込み、
   かつ 国内企業の海外流出を防げば、国内GDPが増す」 という主張には賛成。

  但し、本当に海外からの投資が増して・空洞化が止まらないと、
  歳入減少するだけになってしまう。
  それに触れて、
  「必要な規制緩和・他の空洞化対策も合わせて実施すべき」と主張すると、
  “大企業優遇・庶民イジメ”とレッテルを貼られにくくなるので より良い。


×:実質所得(実質GDP)が成長していれば生活の絶対レベルを維持できる。
  生活レベル維持
    =生活レベル向上せず
    =生活レベルが向上している他国に比べて相対的に貧しくなることが問題。

  物価が下がる名実成長率逆転状態(デフレだと、
  借金してまで消費・投資するのが損だから需要が伸びず、内需GDPが伸びない。
  よって、外需がよほど伸びない限り
  (少なくとも名目値で) 国内への分配額が横這い~減少するのが問題。

  それらを丁寧に説明せず、
   「収入アップの実感が沸かないから名目成長率を伸ばすべき。」
  と言い切るのは短絡で、
  読者の理解が遅くなる結果を招く。
    (「名目収入が減っても、物価が下がって実質収入が増せばいいじゃないか」
     と思っている人の考えを変えさせることができない。)


×:“金利負担がない分配増(政府通貨・地域通貨発行)”により
  成長軌道に載せようとする いわゆるケインズ政策を安易に否定すべきではない。
    http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/263.html
    http://hiroseto.exblog.jp/9285775/
    http://plaza.rakuten.co.jp/epocha/diary/200909190000/
    http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/eco/1267265955/l50

  辛坊さんは 政府通貨の発行によって
  ”海外から見た日本の信用棄損→超円安→輸入物価高騰”に繋がることを恐れているが、
    http://jp.fujitsu.com/group/fri/report/economic-review/200310/page11.html
  発行金額・発行計画と 経済回復のシナリオを明らかにしながらやれば、
  超円安&大インフレにはならない。(ただし、対外債権国 かつ デフレギャップがある場合のみ。)
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BF%E5%BA%9C%E7%B4%99%E5%B9%A3#.E4.B8.96.E7.95.8C.E3.81.AE.E6.94.BF.E5.BA.9C.E7.B4.99.E5.B9.A3.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2
    http://www.asyura.com/2002/dispute2/msg/356.html

  しかも 日本への多少の信用ダウン→円安は
  むしろ外需拡大に直結し、日本にとって好都合。
    (もちろん企業競争力アップが中長期的に最も肝要であることには賛成。)


×:海外からの生活必需資源を手に入れるための原資には、
  加工貿易収益だけではなく
  技術ライセンス供与や海外観光客誘致や海外投資収益も充てられる。
  そうやって食ってきた イギリスやアメリカや観光立国があることを紹介するといい。

  「例えば 加工貿易業・観光業と海外投資業は 円高-円安を介して利益相反するが、
   各々の業種で頑張って
   世界No.1になれば 利益を挙げられる可能性が極めて高い。
   そうやって各産業で世界No.1を目指して 国内の人材で生産性を上げ、利益を増すことが
   国内GDPを最も大きくできて 国内への分配が増し、国内が豊かになる手だ。」
  ということを もっと丁寧に解説するといい。


×:従来の金融政策(低金利・ゼロ金利・量的緩和・若干の国債買い切りオペ)や
  財政政策(有利子国債の小規模発行)がもはや効かないこととその理由、
  および、
  まだ 以下の金融・財政政策は残っていることを指摘すべき。
    *大規模な国債買い切りオペ
    *大規模な財政出動
       (無利子無借金の政府通貨が最も望ましいが、
        次善策として 超長期債発行&インフレ誘導でも良い。)
      http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10558991630.html
    *為替政策(円売り・外貨買い介入)
  そうしないことによって、
  辛坊さんの本が
   「法人税を下げさえすれば、すべてがうまくいく、と彼は思っている。」
  と読者に解釈され、結果的に日本の過半数の人に無視されてしまうのは勿体ない。
 
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# by hugoniot | 2010-06-03 06:46 | 経済

財務省と中央銀行の存在意義は?

財務省は 予算管理するのが仕事だと 自他共に思っている。
   ・・・ 「与えられた歳入の中で いかに無駄な歳出を省くか?」を常に考えていて、
      「歳出を増やすなら それに見合った歳入にすべき。」という財政均衡主義になりがち。

中央銀行は 物価の安定を図るのが仕事だと 自他共に思っている。
   ・・・ 「不景気で物価下落傾向なら金利を下げ、
       景気過熱で物価上昇の弊害が目立つようになったら金利を上げる。」と考えている。
      特に、「通貨の刷りすぎによる 通貨価値暴落=物価暴騰」を一番恐れている。
      それに繋がる可能性が高くなる 「新規発行国債の直接買い上げ」が大嫌い。
      逆に デフレ=物価下落=通貨価値上昇は なぜか喜びがち。


財務省は増税したがり、中央銀行は金利を上げたがる。

  *財務省にとって、
    増税するほど 自分で仕切れる額が大きくなる。 裁量の幅が広がる。
        ⇔ 逆にガンガン減税して歳出も減らすと、
          歳出に無駄がないかをチェックする 財務省の仕事が減る。 職員数が過剰に。 
  *中央銀行にとって、
    金利をタイミングよく上げ下げするのが ほとんど唯一の仕事なのに
    もう下げることができない超低金利に張りつけざるを得ない状況は
    何も仕事をしてないように見られそうで苦痛。 実際何もすることがないので苦痛。
        → ちょっとでも経済状況が良くなったら 利上げをしたい。
          金利を上げ下げするフリーハンドを持てるようなレベルまで 早く金利を上げたい。


デフレ不況下、特にバブル崩壊後の 負債があちこちに山積みされている時は
増税も 金利上げも 景気腰折れに直結する。

なのに、
  *不景気で減税&歳出拡大させられ 財政赤字が膨らんでる財務省は 早く増税したがる。
       (橋本政権時の消費税3%→5%上げが典型。 デフレへ完全に逆戻り。)
  *不景気で金利をゼロにさせられ 金利上げ下げできない中央銀行は 早く利上げしたがる。
       (バブル崩壊後のゼロ金利解除→また逆戻りが典型。 デフレから脱却してないのに。)


財務省の「組織・権限を拡大したい欲」
      「歳入額-歳出額の差が大きいと何となく気持ち悪いので 均衡させたいという欲」や
中央銀行の「金利操作フリーハンドを握りたい欲」 を 満足させることが上位目的になったらダメ。

財務省職員も中央銀行職員も どちらも公務員なので、
ちゃんと 国民経済の利益になるように  政治主導で行動させないといけない。


そのためには、
 「財務省や日本銀行の人は 東京大学卒の人ばかり。
  受験時に自分が勝てなかった頭の持ち主にはかなわない。 お任せするしかない。」
と思ってちゃ いけない。

いつまでも東大卒の頭がいいわけじゃないし、
東大生は18才頃の時に 国語・社会・数学・理科・英語の理解が深かっただけ。
経済まで理解が深いとは限らない。

おまけに 東大卒の財政・金融官僚が
上位目的(国民生活向上)と下位目的(所属組織防衛欲・拡大欲)を 取り違えないとは限らない。

そう考えるようにしないと、
自分の経済的運命を 他人(例. 財務省・日本銀行官僚)に委ねきってしまうことになる。 危険。
 
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# by hugoniot | 2010-05-22 09:19 | 経済

デフレ脱却の処方箋 ~国債増発して日銀が引き受け~

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20100518-00000000-toyo-column

欧州中央銀行ECBが 国債の直接引き受けを始めた。
つい最近までのアメリカも 米中央銀行FRBが国債を直接買い入れた。
バブル崩壊後の日本も 中央銀行が「買い切りオペ」と称して 国債を実質的に直接買い入れた。

日米欧の中央銀行が みんな恒常的に 市場から 新発・既発国債を買い上げていくと、
 *政府は国債増発して 景気対策。
 *発行された国債は中央銀行が買うので 国債価格上昇=金利低下。
  金利低下も 借金してまで消費する行動にとっては有利なので 景気の下支えになる。
     (そもそも景気悪化したら金利を下げ、
           景気過熱でインフレになったら金利を上げるのが 中央銀行の仕事。)
ということになる。


どこの国も 中央銀行の国債直接引き受けをやっていないのに
ある国だけ直接引き受けをやっていると、
 「あの国は 無限に国債を発行し、それを中央銀行が買って市場に現金を垂れ流す国だ。
  どれだけでも 現金が市場に溢れてくる。
  そんな供給過剰な現金(通貨)は 価値が今後下がるだろう。」 という風に誰からも見られて
その通貨は大幅下落し、海外からモノをあまり買えなくなってしまう。

そうなってしまうのを防ぐために
 「中央銀行は 新規国債を直接引き受けてはいけない。」
と日本の財政法に書かれており、
おそらく 他国にもそういう法律があるのだろうけれど(←不勉強なので 分かりませんが)、

他の国も 政府がセッセと発行した国債を 中央銀行がセッセと買い上げているとなれば、
自国だけ財政法に縛られて 国債発行を抑えていると
他国通貨が弱い分 相対的に通貨高になり、外需が失われて、不景気になってしまいがち。
  (自国通貨高→輸入物価安→実質可処分所得アップ→内需拡大
   と繋げられれば 好景気になるのだが、
   実際には 国債発行抑制=需要減、国債を買い上げない=金利を下げない なので、
   国内需要は減る方向。 加えて外需も減るので 企業業績悪化→給与所得減になりがち。
   せっかく通貨高で輸入物価が下がっても、
   給与も下がってしまうとなると 実質可処分所得は上がらない。下手すると下がる。
      ・・・ これが日本で起きている。
         円高が進んで物価は下がるが、給料も下がる。
         給料が上がらなさそうだと考えるので 借金してまで家やモノを買う気にならない。
         現金を持っていれば だんだん物価が下がっていくので、
         貯蓄が得で、消費や借金は損。 そうみんなが思えば需要が伸びない。
         だから いつも供給過剰気味になりがちで、物価と企業収益が下がりがち・・・)

だから、欧米に合わせて 日本も
積極財政(国債増発)&金利下げ操作(日銀の国債買い入れ)をしていい気がしてきた。


たとえ 欧米が先に国債増発を止めて、
日本はなお 国債増発せざるを得ない景気状況だったとしても、
それで円の信用度が落ちて 円安にふれれば、外需が増えて 企業業績が上がり、景気を支える。
海外投資している人たちの投資黒字も増える。 日本国内が潤って景気が良くなる。
すると 海外から日本へ投資しようとする人が増えてきて どこかで円安に歯止めがかかる。

つまり、日本は 国債をまだまだ沢山増発&日銀引き受けする余地があるし、
むしろ それをやる方が日本経済にとっていいのではないか? という気がしてきた。


とはいえ、無駄な財政支出を減らして 有意義な財政支出をするに越したことはない。
   ・・・それは公的支出だろうが/民間企業の支出だろうが/家計の支出だろうが 同じこと。
      メチャクチャ無駄な使い方をするよりも、うまく使う方が いいに決まってる。
だから 歳出の仕分け作業はずっと継続すべき。

当然、民間企業の支出も 有意義にするに越したことはない。 そうじゃないと潰れがち。
 (民間の場合は、社債は発行できるが 無限に引き受けてくれる人はいないので潰れやすい。
  だから 支出のムダ削減にかけるモチベーションは自然に高くなる。
  逆に、政府は 国債発行して それをドンドン引き受けられる中央銀行があるので潰れにくい。
  だから 支出のムダ削減にかけるモチベーションが低くなりがち。
     → そこで 「政府は大きいほどムダが多くなりがちだから、政府は極力小さくすべき。」
       という主張が生まれる。 米共和党・英保守党サッチャリズム・小泉-竹中思想がそう。)


日本の金利は とても低い。
信用度が高いから、貸し倒れリスクが低く、貸す時に低金利でもいい、
ということになって 金利が低いのではないか?

むしろ 金利が低すぎる=日本円+日本国債の信用度が高すぎることによる
過剰円高→デフレからの脱却できず→経済成長(所得)伸び悩み→不況感 が問題ではないか?


高信用によって起きている円高を崩すためには、信用を落とせばいい。
 (中央銀行は つい反射的にそれを嫌ってしまうが。 「通貨価値を守るのが仕事」と思っているから。
  でもホントは「国民生活維持・向上」が上位目的で 「通貨価値を守る」のはその達成手段。
  通貨価値が高すぎることによって国民生活が貧しくなるなら、通貨価値を落とさないとダメ。)

日本への高い(高すぎる)信用を崩す手段としては、
ヘベレケ会見や普天間迷走でもいいんだけど そうやって恥をさらすよりも、
(国債増発&) 国債の日銀引き受けの方が 需要アップに直接効くからいいと思う。


ただ 需要を増すと、それにほぼ比例して 大気中への二酸化炭素放出量が増える。
それでいいのか? 実は 大気中の二酸化炭素濃度が増しても大丈夫なのではないか?
もしダメな可能性も低くないのなら どうやって”単なる節約”じゃなく CO2排出を減らすか?
という問題を議論していくのが 次のステップ。


で、結局は 次の結論に至る。
 「日本が国債増発して 脱炭素技術へ投資し、その国債を日銀がドンドン買い上げれば万事解決。」

大学院生時代から10年来 モヤモヤしていたことに 答えが出た。
 
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# by hugoniot | 2010-05-18 22:05 | 経済

もう1つの日本経済復活シナリオ

政府通貨発行をしなくても、
ふつうの国債発行で いけるかもしれない。

デフレを止めて 少しインフレへ転換するまで(指標は金利)、
言い換えると デフレギャップを埋めるまで 歳出を拡大して、
経済成長モード(デフレ脱却)へもっていくことが 何よりも肝要。
 http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10534375468.html

×:増税は デフレを深刻化。
×:緊縮財政も デフレを深刻化。


成長こそがすべての解。
成長は、社会課題解決することで得られる。
 http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100225a06j.pdf

課題解決の手順TRIZで既に示されている。
 http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/TRIZintro.html
 
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# by hugoniot | 2010-05-15 09:36 | 経済

実質金利≒名目金利―物価上昇率

実質金利≒名目金利―物価上昇率 という式がある。

名目金利とは お金を貸し借りする時の利子のこと。
  ・・・ たとえば銀行へ1%/年の利子で貸す。 住宅ローンを銀行から4%/年で借りる。
     この”1%”とか”4%”というのは 名目金利。


では、ここで物価上昇を考慮に入れてみる。

いま100万円の現金があるとする。
これを タンスに入れておいたら、1年後も100万円のまま。
でも、1%/年の利子を約束している銀行へ預金すれば、1年後に101万円になる。(名目金利1%)

ここで、ジュース1缶がいま100円だとする。
いま持っている100万円で ジュースを1万缶買える。

100万円を1%の利子をくれる銀行へ預けて 1年後に101万円に増えた場合、
もしジュース1缶の値段が100円のままなら(物価上昇率0%なら) ジュースを1万100缶買える。
でも ジュース1缶が101円に値上がりしたら(物価上昇率1%なら) 買えるジュースは1万缶。

つまり、名目金利1%の銀行へお金を貸して 資産が名目1%増えても(100万円→101万円)、
物価が1%上がったら(ジュース100円→101円)、実質買えるものは変わらない。(1万缶)

実質金利≒名目金利1%―物価上昇率1%=0%  ということ。


なので、銀行預金金利(名目金利)が10%で、物価上昇率も10%なら 実質金利は0%。
              〃        20%で、    〃    20%なら 実質金利は0%。

いくら名目金利が高くても、物価上昇率が高ければ 実質的価値は増えてない。(実質金利低。)


逆に、名目金利が低くても 物価上昇率がより低ければ 実質的価値は増す。

銀行からもらう利子が3%/年で、物価上昇率が1%なら、
3―1=2%/年ほど 買えるモノが増える、ということ。

銀行からもらう利子が1%/年でも、物価上昇率が―3%/年(物価下落率が3%/年)なら、
1―(―3)=4%/年ほど 買えるものが増える、ということ。


つまり、名目金利が低くても、物価が下落していれば 実質金利は高い。
借金している人にとっては 借りたお金は 最低でも元本を返さなければならないが、
物価も賃金も下がっている中で ほうっておいても額が減らない借金を返していくのはシンドイ。
この状況が、「実質金利が高い」ということ。

というわけで、物価が下がるデフレ下だと、
借金の名目金利は低そうに見えても、実質的な金利負担は重いので 借金しにくい。

すると借金してまで買い物する人が減るので 需要が増えない。 むしろ減りぎみ。
需要が減ると物価が下がる。 物価が下がるから実質金利が高くなる。 借金しにくくなる。
だから借金してまで買い物する人が減って 需要が増えない。 だから物価が下がる。
それは実質金利が高くなることと同じだから 借金しにくくなる・・・

これが 実質金利の観点から見た デフレスパイラル。
  
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# by hugoniot | 2009-10-23 21:57 | 経済

もう一度「変える」という判断を繰り返しただけ。

有権者は4年前も「変える」という判断をした。

4年前の総選挙では、
「自民党をぶっ壊す」と言った小泉元首相に50%近い票が集まり、
「いや、自民党内から自民党を壊すことはできない。」と思った40%の人が民主党に投票した。

今回の総選挙では、
自民党が元に戻ったことがハッキリしたので、民主党に票が集中したのは当然。

前回 小泉さんに300議席を与えた人たちが、今回 民主党に300議席与えただけのこと。

--------------------------------------------------------

民主党1党で 衆議院再議決が可能な2/3に届かなくて良かったと思う。

直近の民意を反映する参議院の反対議決を覆したら 二院制はオシマイ。
自民・公明はそれを度々やった。

2/3持っていると 安易に使いたくなってしまうから、持ってない方がいい。
 
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# by hugoniot | 2009-08-31 07:25 | 歴史・宗教・政治

遅くとも 2035~2100年頃には東海~南海で大地震

東南海・南海地震は90~150年程度の周期で起きていて、
直近では 1707年(宝永地震)と1854年(安政地震)と
      1944~46年(昭和南海・東南海地震)が起きている。

静岡付近の東海地域では1854年から もう150年間起きておらず、
それまで 90~150年周期で起きていたから そろそろ来るのでは?とも言われているけど、
そうだとしたら 南海・東南海は60年前に済んでいるので、東海単独で起きることになる。


ただ、有史以来、東海単独のプレート型地震はない。
東海単独で起きなかった場合、次に東海で起きる時は 隣の東南海と同時。
東南海と南海は同時に起きることが多いので、南海~東南海~東海で同時発生する恐れ大。
                                ・・・ 実際、過去はよくこれが起きている。
発生時期は、1944~46年から 90~150年経つ 2035年~2100年頃。


たとえ東海地震が当分起きなくても、
2035~2100年頃には 東海・東南海・南海地震が 同時に起きる可能性が高いので、
それに備えておく必要がある。 さらには富士山のほぼ同時噴火もあり得る。
                               ・・・ 実際にそれが起きたのが宝永。
さらには最悪の場合、
 *南海(和歌山~四国)の西区域の 九州沖~奄美大島~沖縄
 *東海の東区域の 神奈川西部(関東)
も同時になる 最悪ケースが起きる可能性も ゼロとは言えない。
             ・・・ もし起きれば、スマトラ大地震やチリ地震に匹敵する超巨大地震。
そうなれば当然、東名高速道路の一部崩落どころじゃ済まない。


まずは そんな最悪ケースを想定することが第一歩。

ひどいケースを想定するほど 対策にはコストがかかるので
コスト度外視で メチャクチャ対策しまくるわけにはいかないんだけど、
発生確率と対策コストの兼ね合いを考えて、ある程度手を打つことは経済合理的だろう。
  ・・・ リスクアセスメント&マネジメント。

最悪ケースを想定して 備えておけば、
それ以下の災害(例えば東海単独地震・富士山噴火のみ)にも 耐えられる。


最高のハッピーストーリーを思い描いて それを目指すのはいいこと。
  (思い描けないハッピーストーリーは、
   それを目指そうと努力することができないので、実現可能性が極めて低くなってしまう。)
それと同時に、
最悪のストーリーを思い描いて 対策を講じるようにすると より良い。
  (最悪ストーリー、次に悪いストーリー、その次に悪いストーリー・・・を潰していけば、
   比較的良いストーリーが残るようになり、良いストーリーの実現確率が高まるから。)


ただ、最高と最悪を想定するのは
交通安全でも / 労働安全でも / 地震・火災防災でも / 経済・資産運用でも / 仕事でも
よく意識し、訓練しないと、なかなか難しい。

現実離れしてるからだろうな。

でも、どんなに低い発生確率でも、起きる可能性があるものは 本当に起こりうる。
だから、起きた時のダメージ/メリットが極めて大きいなら 平時に取り組む価値がある。
 
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# by hugoniot | 2009-08-11 07:36 | 防災

乗らない、寄らない、入らない

今日ゴルフをした。
18ホールで パーを4つとった。

うち パーオン・2パットの無難なパーが3つ。
もう1つは、40ヤードからベタピンに寄せて1パット。

今日は 4回パーオンした。
うち3回は2パットでパー。 もう1回は3パットしてしまってボギー。

3パットの回数と 寄せワンの回数が相殺して、結局 パーセーブ数=パーオン数だった。


パーオンすれば パーを取れる。
 (3パットのボギーもたまにはあるが、1パットのバーディーもある。)

パーオンしないと = グリーンに乗らないと パーを取れない。
乗らなくても メチャクチャ寄れば、パーを取れる。 でも寄らないからパーを取れない。

寄らなくても パットを1発で沈めれば パーを取れる。
でも 1発で沈められないから パーを取れない。

乗らない、寄らない、入らない。 だからボギー。
90を切れない。
 
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# by hugoniot | 2009-08-04 17:35 | ゴルフ・野球・テニス

1対0でも10対9でも勝ち。でも無得点だと勝てない。

失点が多いから負けるんじゃない。
得点が少ないから勝てない。 もっと得点を挙げることに注目する方がいいと思う。
 
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# by hugoniot | 2009-07-22 01:58 | 知的財産

環境関連部材の高シェア企業調査

自身 環境学部出身でありながら、太陽電池部材について殆んど知らないので 勉強開始。

どの方式の太陽電池の どの部材を、どの企業が高シェアを握っているか知ることによって、
 *将来 この分野の技術に取り組む際の ブレークスルーすべき課題を把握する。
 *太陽電池株バブルがやってきた時に乗る。
ことを目的として、調査を始める。

液晶ディスプレイが盛り上がる際、
たとえば偏光板組立で高シェアの日東電工や 一部部材で高シェアを持つJSRの株価が
何年もかけて 吹きあがり続けた。

でも、これは 予想できたはず。
液晶ディスプレイがくる→高シェアの部材を持っている企業はどこか? と探せば、
おのずと 日東電工・JSRあたりは 昔でもピックアップできたはず。

だから、今回は 次に来るであろう
 *太陽電池、ハイブリッド自動車用電池、電気自動車用電池、
 *風力発電部材、原子力発電部材、石炭ガス化発電部材、地熱発電部材
 *家庭用燃料電池(エコウィル)部材、ヒートポンプ(エコキュート)部材
 *携帯・パソコン用燃料電池部材
といったあたりの部材の高シェア企業をピックアップ→継続的に動向をウォッチして、
早く 高シェア企業に投資しようと思う。


集めた 高シェア企業情報は、公開する。

株価が上がって、それらの企業が増資しやすくなれば、
ますます 環境産業の研究開発、技術革新が進む。
それは 不況からの脱出と 脱・炭素→気温変動減→食糧危機リスク減につながると思うから。

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1. 太陽電池
http://blogs.yahoo.co.jp/hose_solar/18211590.html

*バックシート・・・太陽電池の発電部分のセルを保護する部材で、
           屋外に設置する太陽電池を雨や熱などから守るために耐久性が必要。

 デュポン      バックシート材料フィルムの世界シェア約60%。
                ・・・ フィルムの耐久性を高める独自技術を持つ。

 リンテックの
    子会社
 米マディコ    世界トップシェア。

 凸版印刷     デュポンと提携 ('08.7発表)

 大日本印刷    2010年度シェア15%を目指す。


*バックシートの保護部材
 リンテック     世界シェア20%。


*バックシート中に挟み込むガスバリアフィルム

 三菱樹脂     世界トップシェア。


*封止材向けエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)
 東ソー       EVAトップシェア


1) 結晶シリコン型

*カバーガラス
 旭硝子       世界トップシェア
                 ・・・ コーティングで光透過率2.5%アップ。
                    反射を抑えているとのことなので、反射防止コーティングだろう。

2) 薄膜型

*最終製品
 米ファーストソーラー
            世界シェア2位。
                 ・・・ 有害物質カドミウムを使って 上位メーカーで唯一黒字。

 カネカ       世界最高効率を実現。


*カバーガラス
 日本板硝子    世界シェア70%。
                 ・・・ 「ある方式で有力特許を持ち、その方式へ参入困難。
                     別方式での参入を 旭硝子は目指している」 とのこと。
*製造装置アルミ部材
 古河スカイ    世界シェア100%。


*製造装置(シリコン蒸着工程)
 アプライド
 マテリアルズ   世界トップシェア。

 アルバック     アプライドマテリアルズを追撃。 高い真空技術を持つ。


製造装置(製膜後のセルをモジュールに組み立てる工程)
 NPC        セルをつなぎ合わせパネルモジュールを造る
            太陽電池の後工程用製造装置でシェア約4割。
                 (一貫生産、薄膜対応などに強み)
 日清紡       高シェア。



2. 電池
1) 車載用蓄電池
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90225a05j.pdf

(1)リチウムイオン蓄電池
 GSユアサ     三菱自動車の電気自動車i MiEV用の大型リチウムイオン電池投入。
 パナソニックEV プラグイン対応・大容量のリチウムイオン電池も開発中。

 旭化成       セパレータで高シェア。


(2)ニッケル水素蓄電池
 パナソニックEV ハイブリッド車用ニッケル水素蓄電池で世界シェア80%以上。
 三洋電機     車載用ニッケル水素蓄電池を作っている。


(3)鉛蓄電池
 GSユアサ     自動車・二輪車用鉛蓄電池で世界シェア2位(アジア・国内1位)。



3. 風力発電
http://www.orient-sec.com/news/pdf/market_future080229.pdf

*駆動装置
 ナブテスコ



4. 原子力発電
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=134123&dt=2009-01-14

*原子炉圧力容器
 日本製鋼所        特に1次系部材で世界シェア約8割
                     (超大型品ではほぼ独占)
                 タービンローターなど大型鍛造部品で世界シェア3割強

*バルブ
 岡野バルブ製造      日立・東芝など向け
 トウアバルブグループ   三菱重工など向け

*核燃料輸送容器
 木村化工機

*原子炉格納容器
 IHI

*ポンプ
 帝国電機製作所

*熱交換器
 日阪製作所

*炉心材
 東洋炭素

*工事・メンテナンス
 東京エネシス
 太平電業
 新日本空調
 日立プラントテクノロジー
 東芝プラントシステム
            
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# by hugoniot | 2009-06-13 10:15 | 環境

「持続可能な循環かどうか?」に注目するとよい。

*地球内の炭素循環は持続不可能。
  ・・・ 今のままでいけば
     地下の炭素(石油・天然ガス・石炭等)は掘り尽くし・燃やし尽くして枯渇し、
     地上の炭素(森林)も伐採し尽くし・燃やし尽くして枯渇する。
  ・・・ 燃えた結果の二酸化炭素が大気中に増えて 温暖化→気候変動→食糧危機の恐れあり。

 炭素だろうが/水素だろうが/マグネシウムだろうが/リチウムだろうが/ウラン・プルトニウムだろうが
 エネルギーの運び手になる元素は何でもいいけど、とにかく どんな元素を使おうが
 元素循環が持続可能な エネルギーシステムでないといけない。


*日米の国債発行額は持続不可能。
  ・・・ 今のままでいけば
     新規国債+借り換え国債の買い手がいなくなる。 民間の資金が尽きて買い切れなくなる。
        (既に買い切れないので 英米日は中央銀行が市場の既発国債を買い上げている。)
  ・・・ 供給されまくった国債・現金が市中に溢れかえって価格が下がる=物価が上がるか、
     財政破綻を避けるための緊縮財政&大増税で いずれにせよ大不況への突入コース。

 個人の借用書だろうが/社債だろうが/株券だろうが/地方公共団体債だろうが/国債だろうが/
 中央銀行債(現金)だろうが/世界通貨基金IMF債だろうが/世界銀行債だろうが/CDSだろうが
 どんな借金証書・保証書・保険証書を発行してお金を借りてもいいけど、
 とにかく どんな証書を発行しようが
 ”借りたら ちゃんと返す” 収支循環(収支バランス)が持続可能な経済システムでないといけない。


*食べまくり&代謝・運動で充分エネルギーを消費しない生活習慣は持続不可能。
  ・・・ そのままでいけば
     太って生活習慣病(心臓病、脳疾患、糖尿病、急性膵炎、肝硬変など)になって命を縮める。

 何を食べようが/どんな運動をしようがいいけど、
 とにかく 摂取カロリーと消費カロリーが釣り合ってないといけない。
 カロリー循環が持続可能な生活システム(生活習慣)でないといけない。


*書類をためまくり&捨てないのは 持続不可能。
  ・・・ そのままでいけば
     机の上・引出しの中が書類で埋まり、仕事の効率が落ち、最後は仕事にならなくなる。
  ・・・ はみ出た書類で手を切ったり、つまづいてケガをする恐れさえある。
     重要書類が 書類の山に埋もれて紛失してしまうかもしれない。

 どんな書類を保管しようが/どんな書類を捨てようがいいけど、
 とにかく書類入手量と書類処分量が釣り合ってないといけない。
 書類循環が持続可能な 書類管理システムにしないといけない。(電子書類でも同じこと。)



今やっていること(生活習慣、仕事)に関するモノ(元素・情報)の流れを
絵に描いて 「見える化」してみるとよい。
  ・・・ はたして その流れは持続可能(な循環)になっているだろうか?

持続可能でなければ、遅かれ早かれ破綻するのだから 根本的な改善策を考えるのが良い。

他人より早く ”持続不可能”な問題に気づいて対策を考えれば、
その分野の第一人者になれる可能性大。

そうなれば、飯を食いはぐれる可能性が 極めて低くなるだろう。
 
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# by hugoniot | 2009-03-31 22:59 | 科学

これから日本は良くなる

昨日、これから日本は良くなる、
と妻と意見が一致した。

ヘベレケ記者会見した中川財務大臣、凄かったな。あり得ない。

これより下がないくらい日本は堕ちたから、
もうこれ以上悪くなりようがない。だから日本はこれから良くなる。

具体的には、
これで政権交代は確実になっただろう。
いくら首相が選挙前に変わってもダメ。
安倍・福田・麻生の辞め方が酷すぎ。自民党の人材が枯渇している。
こんな辞め方をしちゃう人たちを圧倒的多数で総裁に選ぶ党全体がダメ。

さすがに今回は自民党下野だろう。
そうすりゃ長年の膿を出せて 今よりはマシになるはず。

だから日本はこれから良くなる。
 
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# by hugoniot | 2009-02-18 07:49 | 歴史・宗教・政治

大家さん

建国記念の日に妻を連れて、
大学院時代にお世話になったアパートの大家さんに挨拶に行った。

大家さん、元気だった。2人でペロッと1升飲んだ。
奥さんもガン手術受けて2ヶ月とのことだったけど、
そんなに痩せてなく元気そうだったからよかった。

住んでた時も出てからも、大家さんにはすごく可愛がってもらった。
なんで こんなに可愛がってくれるんだろう? と思うくらい。
大家さんにとったら、借家人なんて何十人・何百人もいたはずなのに。

結婚にあたって
「気は長く、心は丸く、30000日生きなさい」
との言葉を1万円とともに頂いた。

ずっと忘れないようにしていきたい。
 
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# by hugoniot | 2009-02-16 11:56 | 心理学(メンタル)

最高の技術を持っていれば、他社特許対策は不要。

今まで、他社特許対策してから参入しようとしてきた。

でもよく考えてみれば、
他社よりも・誰よりも高い技術を持っていれば それをやればいいだけ。
 … たとえ 他社障害特許があったとしても、
   その特許を持つ会社と組めばいい。

問題は、「他社より技術レベルが低い」こと。
あるいは、
「技術レベルは高いが 出願する必要のないものを出願し、
 ムダな時間とお金をかけている」場合がよくあること。

ひたすら世界最高の技術を目指していれば それでいい。
普段は他社特許対策なんて忘れてていい。
 
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# by hugoniot | 2009-02-09 19:51 | 知的財産

捨てる選択肢(→捨てる勇気)があるかどうかで大差がつく。

打った石を相手に”取らせる”選択肢を持てるかどうか?

「捨てたくない」「生かしたい」としか思えなくて
全く石を捨てられないのは論外。

石を(わざと)捨てることができたらアマ中級以上。

できるようになると当たり前になるけど、
できるようになるまでは なかなか心理的に難しいことだろうな。
 
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# by hugoniot | 2009-01-26 13:04 | 知的財産

南足柄市囲碁大会

市の囲碁大会に出た。

自称アマ三段と申請したら
上から3番目のクラス(16名)に配されて、
午前・午後で4局打った。

結果は黒星スタートの後3連勝で3勝1敗。
3勝1敗が4人中で、
対戦相手の勝ち星総数が多い順に上というルールだったので5位。
賞品を貰えた。

上位33~48位のクラスで上位5人に入ったので、
市民の中で33~37位だと言っても大体いい。

人口5万人弱の南足柄市で30位強。
1億3000万人中なら80000位くらい。

上には上がいるもんだ。
そのうち日本で上位10000人くらいに入りたいなぁ。
囲碁もゴルフも。
 
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# by hugoniot | 2009-01-25 15:47 | 囲碁・将棋

”他社を逆転するまで頑張り、他社に逆転されないように頑張る”のが仕事。

仕事って食い扶持を得るためにしてることだから、
お客さんに「この商品・サービスが欲しいから、お金あげようっと」
と思ってもらえないとダメ。

もっと実際的に言うと、他人(他社)に負けちゃダメ。

自分(自社)が提供する商品・サービスは
 1)他社と価格が同じ場合、機能レベルで負けちゃダメ
 2)他社と機能レベルが同じ場合、価格で負けちゃダメ。

つまり、
「より高機能(機能レベルが高いor多機能)を実現するアイデアを出し、
 その機能レベルを より低価格で実現するアイデアを出せればいい。」
 …他社より早く「(速く、多く・漏れなく)アイデアを出せればいい。」

人件費が(円高によってなおさら)高くなった日本国内で製造せず、
人件費が安い海外(中国)で作ったり
輸送費を浮かせる等のために現地生産するという
ユニクロやトヨタグループが採った作戦は、
2)低価格路線を忠実にこなしてきたのだから間違っていない。
 …(金融危機→円高を受けて)赤字になったなら、
  新需要に合わせて また1)2)を行って品揃えしていけばいいだけ。
 …円高を受けて2)既存車生産の国内→海外シフトを加速しなきゃ。

より高付加価値(高機能、高機能レベル)の商品・サービスを生まないと
社員・国民全体の生活レベルを維持・向上できないのは、
貿易黒字→自国通貨高→人件費高→人件費が安い海外へ生産シフト→国内雇用減
という経済的宿命があるから。

アメリカは日本と西ドイツとのモノ作り生産性アップ競争に負けて、
特に1980年代以降は金融業で食っていくことにした。
 …日本より金利を高くして、
  稼いだ貿易黒字を日本がアメリカへ投資したくなるようにした。

これってドル高政策だから、米国製造業にとっては不利。
アメリカは製造業を捨てて金融業に活路を見い出そうとしてきた国。
 …軍事技術だったインターネットを民間開放してITで儲けたけど、
  他にはネタなし。金融で大きくコケた今回はかなり厳しい。

ただ、世界全体で見たら今は不均衡の是正過程。悪いことじゃない。

アメリカは金融業がコケたが、ドル安で製造業の競争力が増す。
日本は円高で製造業の競争力が落ちるが、金融業の競争力は増し得る。
 …うまい具合に、国力に応じた為替レートへと変わっていく過程。
  どの国が有利/不利ということはない。
  どの国も今まで通りのことをしてて楽に稼げる時期が終わっただけ。
  アメリカの金融業も、日韓中の製造業も、資源国も。

製造業にせよ金融業にせよ、観点1)2)で技術革新した企業・国が儲かる。

観点1)2)で他社に追いつき追い越した企業・国が儲かる。

これは平時(好況時)も混乱時(不況時)も何ら変わらない経済原理。
 
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# by hugoniot | 2008-12-30 08:16 | 仕事

8割聞いて2割話す、胸元に取りやすい球を投げるような会話(球数を増やす)。

昨日と今日の研修で学んだこと。

*8割聞いて2割話す。
*まるで胸元に取りやすい球を投げるような会話(球数を増やす)をする。

特に職場では 1割聞くか聞かないかで9割以上話し、
取れそうもない所へ豪速球を投げ込んでいた。

これじゃあ100年やっても考えを伝えることはできないな。
 …たまにスンナリ伝わるが、まぁ1%いない。


ロジカルコミュニケーションという研修科目が社内にあるらしいので、
さっそく受けてみようと思う。

ロジカルプロブレムソルビング(論理的な問題解決アイデア出し)は
今まで さんざん研究したので、
これからはロジカルコミュニケーション(論理的な情報のやりとり)を
研究&訓練しようと思う。

ロジカルゴルフとロジカル囲碁も研究したい。
 (ロジカル金融投資はもう飽きた(^^;元々は好きじゃなかったからな)

やりたい事が沢山ある。
仕事では、
問題解決理論の普及はそこそこのパワーを割くに留めて、
担当商品で儲けを出すことに全力投球しようかな。

技術開発に復帰する。
そして課題解決→特許出願・対策理論の改良は着々と進めつつ、
今日研修で会った人の”知財失敗事例体系集”作りをサポートしよう。

1人でやりきるんじゃなく、協力しながらやる。
その方が理論の普及は早そうだし、気が楽。そうしようっと。
 
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# by hugoniot | 2008-12-19 16:52 | 心理学(メンタル)

もう”右翼と左翼”、”保守と革新”とかで対立して遊んでりゃいい時代じゃない。

右翼と保守は近く、自助・機会平等・”小さな政府”志向。

左翼と革新(リベラル)は近く、扶助・結果平等・”大きな政府”志向。

米共和党と英保守党は前者。
米民主党と英労働党は後者。
日本の自民党と民主党はそれぞれ前者・後者が混じってる。

ただ言えることは、
もはや
”保守vs革新”、”自助vs扶助”、”機会平等vs結果平等”、
”小さな政府(自由放任)vs大きな政府(がんじがらめ規制)”
で対立する時代なんかじゃないってこと。
 …”与党vs野党”で対立することすら何の意味があるのか?
  「全体の生活レベルを上げる」という目標は同じなのだから。

A vs B、善vs悪という二元論ではなく、
一見すると矛盾する考えを統合して問題・課題解決するスタイルが
これからはますます必要だろう。
(このスタイル・考え方は”弁証法”と呼ぶらしい。問題解決思考法。)
 … そうじゃないと「あちら立てればこちらが立たず」の
   地球温暖化問題や財政赤字問題は解決できないだろう。
 … 地球温暖化問題は ”現在の生活レベル(経済成長)”と
   ”将来の生活レベル(気候変動→食料危機等)”が矛盾状態。
 … 財政赤字問題は ”現在の生活レベル(歳出)”と
   ”将来の生活レベル(借金金利と物価の上昇)”が矛盾状態。


温暖化問題も財政赤字問題も、先送るほど問題が深刻になる点が同じ。
 … いま楽をすると将来困る、持続不可能なシステム。

こんな人間感情が関わる社会的問題に比べると、モノ作りは比較的簡単。
目の前の物理的矛盾を解決すればいいだけなんだから。
 … 物理的に不可能なものは不可能。可能なものは可能。
   どの課題解決手段案が最安値であるかを明らかにするだけでいい。
 … これが軽々とできたら、技術革新スピードが急激に上がって
   温暖化問題も財政赤字問題も雲散霧消する可能性が大。
    →だから、技術課題解決理論の研究・普及に執心してきた。


ただ、社会的問題にせよ技術的問題にせよ、
問題の根本は弁証的思考(矛盾解消・持続可能なシステム構築)が
多くの人にできないことなので、
地道に弁証的な考え方(問題解決思考法)を広めるしかないんだろうな。

これは釈迦や古代ギリシア以来 数千年来の課題。
コツコツやるしかないし、それでいい。
息長く、世代を越えて続けて、だんだんと生活レベルを上げてけばいい。
 
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# by hugoniot | 2008-12-03 18:05 | 歴史・宗教・政治

原油の採掘可能期間が2倍に!

これまで原油は埋蔵量の35%しか掘削できなかったらしい。

なぜなら掘削に使うパイプの継ぎ目が
地下深くの高温・高圧に耐えられなかったかららしい。

それがカーボンナノチューブを使うことによって克服でき、
埋蔵量の70%まで採掘できるようになる見込みとのこと!
  … 2年後に実用化予定。

埋蔵量の35%から70%へ採掘可能量が増えたから、
採掘可能年数も2倍に伸びたとのこと。

ホントに2倍採掘できるのなら、
確かに使いきるまでの年数も2倍に伸ばせる計算になる。

このニュースは中期的な原油価格の上値を抑えることになるだろう。
  … 短期的には不景気→需要減で頭打ち。
    長期的には枯渇より先に温暖化対策で需要減。

もう原油バブルは終わったな。

ただし高値安定が続くだろう。
埋蔵量が減り続け、需要が中長期的には増えるのは確かなのだから。
  … だからといって急騰するのがおかしい。
 
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# by hugoniot | 2008-09-30 08:01 | 環境


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