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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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問題解決・仕事のコツ

エリヤフ・ゴールドラット博士の考え方がまとめられた本
『何が、会社の目的を妨げるのか』のp.296~p.297に、

「なぜ?」を繰り返すと、ものごとはどんどん複雑になっていく……
 そう直感的に、人は思うんだよ。

しかし、ニュートンが言っているのは、その反対だ。
 ものごとは収束していくと言うんだ。
 深く掘り下げれば掘り下げるほど、共通の原因が現れてくる。
 十分深く掘り下げると、
 根底にはすべてに共通した少数の原因、根本的な原因しか存在していない
 原因と結果の関係を通して、
 これらの根本的な原因がシステム全体を支配しているというんだ。
 つまり「どうして」「なぜ」を繰り返すことは、
 ものごとを複雑にするどころか、逆にすばらしくシンプルにしてくれると
 彼は言っているんだよ。

 この自然界の事象はすべて収束する……
 その直感と確認がニュートンにはあったんだ。
  彼が研究していた分野だけじゃない。
  自然界のあらゆる分野もそうだという直感と確信が、彼にはあったんだ。
 いいかい、現実というものは、
 すばらしいまでのシンプルさの上に成り立っているんだよ

という記載がありました。



私も 同感です。
技術システムでも/社会システムでも、あらゆるシステムで同じだと思います。

・技術システムでは 原子・光の行動原理
・社会システムでは ヒトの行動原理
があり、
行動原理に基づく 根本原因が
因果関係を通じて 当該システムの全体を支配しています。

そして、
システム内のある時/ある場所で 『対立』する要求があると、
 (『○○の為に△△したい vs □□の為には△△したくない』 )
それが問題視される
のだ、といえましょう。


『対立』を解消するには、
正しくない思い込みを外したり/認識の飛び部分を埋めれば良く、


 誤った仮定・前提を見つけて、修正する。
    【TOC思考プロセスの対立解消図】

 手段の要求機能を再考して、手段と上位目的との間の飛びを埋める。
    【手段→目的への遡り・帰納系:
         機能系統図 = 水平思考展開図】
    【目的→手段への展開・演繹系:
         目的ピラミッド_and/or型 = 課題-解決手段系統図】

 最終結果の直前現象[原因]を調査・想像し、
   初期状態との間の時間の飛び・因果関係の飛びを埋める。
    【時間巻戻し系の因果連鎖分析:
          なぜなぜ分析を実用化した、
          KI法、TOC思考プロセスの現状問題構造ツリー】
    【時間順送り系の因果連鎖分析:
         ・クラシカルTRIZの物質-場分析→発明標準解を実用化した、
         古謝秀明さん_物語図化法→I-TRIZ不具合解決オペレーター
         ・KT法のIs/Is not分析を実用化した、
              鈴木俊介さん_あり/なし分析】

を行えば良い、と私は考えています。
経験的に(恐らく原理的に)、どれかが当たります。



なお、『対立』をうんぬんするまでもなく、
現行システムにおいて
 ④モノや情報の流れ、いわゆるワークフローを 速くスムーズにする。
    【ドラム-バッファ-ロープ理論に基づく
        TOCの“継続的改善の5ステップ”】
 ⑤現行システムを まず速やかにロバスト[ノイズに強い]条件にする。
    【オフライン品質工学の2段階設計】
を行うだけで
当座OK、という問題が多数あります。



以上を踏まえた、
<現実的&着実な改善手順>は 次のとおりです。

 1.まず、現行システムで、
   新たに1円もお金をかけずに済む改善を 速やかに実行する。
        ↓
 2.現行システムに少しコスト・改変をかけるだけで 大効果が得られる、
   いわゆるO/I比が高い改善策から順に実行する。
        ↓
 3.現行システム改善と次世代システム導入の
   O/I比を天秤にかけて選択、実行する。



問題解決に関する基本認識①~⑤を持った上で
<現実的&着実な改善手順1.~3.>を行えば、
経験的に(恐らく原理的に) うまくいくこと間違いありません。

-----------

実業界で磨かれてきた 既存の『全体最適化理論(TOCとTPS)』と、
自然科学やロジカルシンキングやTRIZで磨かれてきた
『“目的-手段連鎖“と”原因-結果連鎖“に基づく 一般問題解決理論』を、
だいたい統合できた、と 感じています。


最後の<現実的&着実な改善手順>は 私の父が編み出しました。
   ……倒産寸前の会社だと、こう改善するしかありません。
      お金をかけずにできる改善でないと、資金繰りがもちません。
   ……でも 実は、倒産寸前の会社でなくても
      お金をかけずにできる改善をしない手はないでしょう。
      そういう改善は、
      Output[売上増or/andムダ支出減]があり Input[支出]がゼロの
      O/I比[効率]が最高の改善だからです。

ちなみに、
古謝秀明さんのET-S成功事例は、
 http://profile.ameba.jp/gijutsu-mieruka/
<現実的&着実な改善手順>中の2.の最高峰に当たります。
    ……1.→2.→3.→1.→という改善サイクルを高速で回せる。
       それを可能にしたのが「物語図化法」です。
    ……2.現行システムを速く革新するには
       時間順送り系_因果連鎖分析の「物語図化法」が必須です。
        (*時間巻戻し系_因果連鎖分析の なぜなぜやKI法 だけでは、
         「物語図化法」も用いるより 2.現行システム改良が遅くなります。
         *Is/Is not(あり/なし)分析は
          結果に○/×の差がある時にだけ有効な原因分析法なので、
          「常に現状結果×」という開発課題の分析には 合いません。)


1.倒産を防ぎ→2.速く技術革新し→3.速く次世代方式を編み出せれば、
その企業は怖いものなし。

要は、問題解決・仕事は
 1.流れの同期、スムーズ化、平準化
    (作りすぎ・加工しすぎのムダ防止 & 欠品・ムダな手空き防止)
 2.原因-結果連鎖間の飛び減
 3.目的-手段連鎖間の飛び減
をすればいいだけなので、
誰でも/どの企業でも 考え方を知ればデキるはずだと思います。


1.は 「トヨタ式工数低減法」の大野耐一さん と 「TOC」のエリヤフ・ゴールドラット博士
2.は 「物語図化法」の古謝秀明さん と 「あり/なし分析」の鈴木俊介さん
3.は 「水平思考展開図」の畑村洋太郎さん と 「課題-解決手段系統図」の鶴見隆さん
が道を切り開き、
誰でも 今までより 速く&苦労少なく&楽しく 問題解決できるように なりつつあります。

偉大な方々だと思います。
 
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by hugoniot | 2013-05-18 22:27 | 仕事


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