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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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TRIZシンポジウム2011 第1日で学んだこと

☆問題解決のエッセンスについて (O大学 N先生)

・TRIZのエッセンス:
  「① 技術システムが,
   ② 理想性の増大に向かって,
     大抵, リソースの最小限の導入により,
   ③ 矛盾を克服しつつ  進化する」 ことの認識。

 そこで, 創造的問題解決のために,
TRIZは弁証法的な思考,
すなわち,
  ① 問題をシステム(*目的-手段
                    目的-手段
                        目的-手段・・・の入れ子状の階層を成す体系
               *技術システム [例. 様々な部品からなる”クルマ”] )
     として理解し,
 ② 理想解を最初にイメージし,
 ③ 矛盾を解決すること
を薦める。



☆USIT 6箱方式について (O大学 N先生)

・6箱方式の1箱目~2箱目は、
  「本人が抱える具体的問題から始めて 課題・目的を考え、
   目的・課題・必要機能を階層化し、
   真に取り組むべき適切な課題設定(問題定義)を行う」
 という意味。

・6箱方式の3箱目は、
  「* 現状の技術システムを理解する。
   * 理想のシステム(現状の技術システムに囚われない 理想の姿)を理解する。」
 という意味。



☆”問題分析”と、そのために必要な
 ”時系列を追った現象図解”の重要性について (Uコンサルタント Kさん)

・クラシカルTRIZのアルトシュラーは、推奨する問題解決手順(ARIZ)から
  ×:技術的矛盾の発見 → 矛盾マトリクス使用 よりも、
  〇:時系列を追った問題現象メカニズム分析
     → 根本原因・物理的矛盾の発見 → 発明標準解・分離原理 が優れているとした。
 その手順がARIZ-85C。

・未解決の問題は、”現象を時系列で追った絵”を描けない。
 絵を描ければ、自動的に問題解決策が思い浮かぶ。(複数の策が思い浮かぶ場合もある。)
   ・・・ これは、等価変換理論でいえば 本質εを発見したことに相当する。



☆試行錯誤の末のひらめき と 素早い洞察 の違いについて (U研 Mさん)

・×: 問題解決方法論(手法)を知らずに 使えないのと、
 〇:      〃        知っているが 場合に応じて省略して 使わない
 のは、雲泥の差。

・ひらめいたアイデアを、
 後で「方法論を使って 同じアイデアを編み出すならこういう手順でやればいい。」
 と説明できるのが洞察。



☆出願スピードアップ、
 第1国出願先選定、先発明・先使用証明について(P社 Kさん)

・出願を急ぐ際に、日本出願か/米国仮出願かを考えるのは愚。
 記載要件を満たした明細書を1日、1時間、1分でも速く書ける能力磨きに集中すべき。

・米国での出願競争が激しい場合、
 先発明証明と 102(e)後願排除効確保 を兼ねて US仮出願を急ぐ方が良い。

・オンラインで公証できる 電子タイムスタンプサービスがある。
by hugoniot | 2011-09-08 22:13 | 知的財産
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