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経済・仕事(知的財産・モノ作り)・科学、ポジティブシンキング(モチベーションup、メンタルヘルス)、地球環境、歴史、ゴルフ・野球、囲碁・・・手当たりしだいに理詰めで追求!
by hugoniot
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地球温暖化問題 ≒ 貧困問題

”地球温暖化問題 ≒ 貧困問題” って言い切る理由は ここにあります。
 ↓ ↓
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3/8 日本アイアール社のブログ 「あいあ~る塾」 から そのまま転載。
http://nihonir.exblog.jp/m2007-03-01/#5294083

『8億台の車と20億の飢餓民』

自動車に食わせるためのエタノール(ethanol)生産が米国で沸きに沸いているらしい。大統領の発言以来のことである。

現在、世界でざっと8億台の自動車が走り回っているらしい。この8億台に食わせるにはガソリンだけでは足りなくなりつつあるから、エタノールというわけだ。このエタノールは、とうもろこし(corn)、サトウキビ(sugarcane)、大麦(barley)、小麦(wheat)、砂糖大根(beet)などから精製されて得られる。そのほか木材などの植物からも得られるが、圧倒的な量は、大量に栽培されるこれら「食料」から取り出される。

一方で、世界にはおよそ20億もの人が、毎日、食えるか食えないかの瀬戸際の線上で生きているという。エタノールで4輪駆動自動車の燃料タンクをいっぱいにしようとすると、それに必要な穀物の量は、一人の人間が1年間に必要とする量と同じといわれている。大事な食料を人間ではなく「お車」に回そうとすることは、人間よりも自動車の方が大事ということだ。穀物を人間用食料として販売するよりも、自動車用食料として販売する方が大きなお金になるから、エタノールへ、エタノールへと草木もなびいているわけだ。

20億の貧しい人だけではなく、気象異変のために、世界で食料危機が起きる危険も増えているので、「先進諸国」ものんきにしてはいられない。それでもまだ、自分の食事は減らしても、自分の「お車様」には十分に食わせたいのであろうか。70年続いた自動車の時代は終わろうとしている今、最後の足掻きがこのエタノール騒ぎに象徴されているのであろうか。

銭を儲けるためには何でもやるという精神が露骨に表れているのが、このエタノール騒ぎが示す一つの現象でもある。

CO2の排出を劇的に減らすには、盆と正月一緒に来たよな贅沢な生活・経済システムをやめて、昔のような質素なシステムに戻るしかない。贅沢を続けながら、地球温暖化の進展を止める方法は存在しない。しかし、そのような質素な生活に戻れるだろうか。可能性は限りなく低いだろう。俺達人間はとことんあほな存在である。
(07.03.08.篠原泰正)

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温暖化問題と貧困問題の関係については、僕も過去(2/9)に触れています。
http://iptrizusit.exblog.jp/m2007-02-01/#4705281


QFD+TRIZ-USITを駆使すりゃトコトン儲かるし、バイオエタノールをやればトコトン儲かる。
でも、僕は 非倫理的なことに QFD+USITを使わない。
 
by hugoniot | 2007-03-19 06:46 | 環境
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